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    softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    Nostalgia, 1 to 37



    ブックオフオンラインとか、アマゾンとか、いろいろと手を尽くし、雑誌「自転車人」を創刊号から最終号の第37号までをやっとコンプリート。
    ちなみにいちばん入手困難だったのが、なぜか第3号。
    別にプレミアが付いているわけでもないのだけど、なかなか手に入らなかった。

    初めてこの雑誌を買ったのは、多分第2号。2005年の夏号。
    タイミング的に、CrossRiderを買ってスポーツサイクルに乗りはじめたころ、色々と情報収集のために買いあさった文献のひとつだったと思う。ゆげ夫婦(いつもは1号2号と表記しますが、今回は雑誌の号数とごっちゃになってしまいそうなので)は二人とも書物依存症なので、とにかく何か新しいことを始める時にはその分野の書物を読みまくる。そして自転車雑誌においては「ファンライド」でも「バイシクルクラブ」でも「サイクルスポーツ」でもなく、もっとスタンスがゆるい「自転車生活」と「自転車日和」、そしてスポーツ寄りではないけれど自転車の楽しみ方を多面的に掘り下げてやろうという意気込みがなんとも骨太に伝わってくる「自転車人」を購読し始めた。

    最初は手さぐりだったし、毎回買ってはいなかった。
    たぶんしばらくは自転車人も飛び飛びで買っていて、定期的に買い始めたのは7号以降だと思う。

    その後、自転車日和も、自転車生活も、だんだん手に取ることは無くなっていった。
    自転車生活に至っては、BycyclePlusへのなりふり構わぬリニューアルが心底腹に据えかねて、そこそこ集めていたバックナンバーもほとんど古紙回収に出してしまった。
    そして自転車人も30号を越えて、だんだんとなんかちがうなーって違和感を感じ始め、毎号は買わなくなっていった。
    思えば、自転車ブームがすごい勢いで吹き荒れている中で雑誌が乱立し、しかしながら「自転車であちこち走る」というテーマだけでは、各誌とも継続的なネタを提供し続けることができなかったんだな。

    それでも、自転車人はまだ頑張ったほうだと思う。
    オサレに自転車を愉しむという姿勢でも(あまり)なく、レースや競技志向でもなく、自転車で自分の人生をいかに豊かにするか、といったテーマで誌面を作っていたんじゃないかな、と。そんな軸足をもちながら、四季折々のツーリングコース紹介や海外の自転車事情、ハンドメイド自転車のビルダーやロングライドのための機材・装備特集とか、本当に面的な広がりのある雑誌(季刊誌だけど)だった。
    それが当時のゆげ夫婦の感覚にとても合致したんだよな。

    そうそう、スポーツサイクルに乗りはじめた頃、正直なところいわゆる「ローディー」と呼ばれるロードバイク乗りの人たち(のごく一部ですよ、今になって思えば)とは、どうしても肌が合わなかった。なんかすごく偏屈で原理主義な人たちだよなー、この人たちのコミュニティにはちょっと入れないなーって思っていて、そんな思いからクロスバイク→小径車というニッチな、今になって思えば素敵な寄り道につながった。そういえば小径車をメインに乗っていたとき、ふつーの人との会話で「趣味は自転車なんです」って話をした後、自分が乗っている小径車がどういうものなのか、そしてそれの何が楽しいのかを説明するのが本当に大変だったなぁ・・・ふつーの人からすると、趣味で乗る自転車なんてドロップハンドルのアレか、マウンテンバイクか、位だし。
    その後、結局はロードバイクにも乗りはじめるわけですが、まぁどれもこれもきっと寄り道で、ゴールも無いまま愉快に色んな自転車の世界を彷徨えれば幸せなんだ。たぶん。

    話を戻すと、そんなこんなで最後の方はちょっと縁遠くなってしまったものの、ゆげ夫婦の自転車ライフに「自転車人」は本当に深く寄り添ってくれていたのでした。

    そんな思いもって、37号で休刊と知ったことをきっかけに同号を新品で入手したのち、歯抜けになっていた号を古本で少しずつ集め始めた。
    そして休刊してから1年ほどかけて、やっと全号を集められた。
    今読み返してみると、読み物としていつまでも読み返したい号や、東日本大震災の頃の記憶がフラッシュバックしてくる号、おもしろい話も、ロシアンルー列島みたいな本当に活字に残す意味が一文字分もないクソ連載(この連載が無ければ惰性で休刊号まで買ってたかも)なんかも色々とあって、そんな話を書き始めるといつまで経ってもこの記事が終わらない。

    とりあえず今回はここまで。


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    Category : 自転車本書評
    Posted by ゆげ1号 on  | 2 comments  0 trackback

    2 Comments

    コソ says...""
    私も途中から買わなくなって・・・、穴があいたままです。
    「揃えたいな」という気持ちと、「揃ったからもう要らん」となるんじゃないか、という複雑な気持ちでおります。
    大きさが途中で変わったのが許せないですね。本棚に並べたときに美しくないじゃないですかw

    ・・・・それにしてにも一部ダブりがあるのはなぜ?
    2015.11.08 22:24 | URL | #qbIq4rIg [edit]
    ゆげ1号 says..."Re: タイトルなし"
    コソ さま
    > 「揃えたいな」という気持ちと、「揃ったからもう要らん」となるんじゃないか、という複雑な気持ちでおります。
    > 大きさが途中で変わったのが許せないですね。本棚に並べたときに美しくないじゃないですかw

    判ります。
    サイズが変わったのも、途中から編集方針が変わったのも、なんだかなーって感じなんです。
    でも、だからこそ、なんか一度通して眺めてみたかったんですよね。
    どう変遷していったのか、どうして変遷していったのか、と。
    揃えて眺めても本当のところは判らないんでしょうけど。

    > ・・・・それにしてにも一部ダブりがあるのはなぜ?

    わはは、やっぱりばれましたか。
    この頃はまだ、次号が出るのが待ち遠しくて仕方なくて、「あ、時期的にそろそろ出はず・・・あ、あった!買おう!」って持ち帰ったらおんなじやつが本棚にあった、と(笑)

    季刊誌でしたからね・・・月刊誌ならこんなヘマやらないのに。
    2015.11.08 22:59 | URL | #- [edit]

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