softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    丁未峠へ 後編

     さて、予備のチューブを使い果たし、残る装備は一回も使ったことの無いパンク修理パッチが数枚。充分に空気の入りきらない後輪(それでも5barくらいは入ってたと思う)を引きずり、行くか戻るか。
    このまま峠に突入し、途中でもう一回パンクしたら・・・ついでにもうひとつ思い出したけども、実は峠を下るときに絶対あったほうがいいよなと思って用意していたウィンドブレーカーをすっかり忘れてきてしまったのだ。汗だくで上り詰めたあとの下り、絶対寒いよなぁ・・・

    そんなあれこれが頭をよぎったものの、いや行こうここは、きっとこれがゆげ1号この夏のイニシエーションなんだ、これを無事やり遂げて帰ってきたらなんか人として一皮むけるに違いないと覚悟を決めて再スタート。
    30分くらいロスしただろうか。

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    美流渡から万字集落くらいまでは、勾配も穏やかで至極快適なサイクリング。
    でもやっぱり、かつての炭鉱景気でこのあたりも栄えていたんだろうなぁという残香も、道が高度を上げていくに従ってどんどんかすかになっていく。
    そして、万字集落を抜けると勾配5%から7%くらいの坂道が10キロほど続く。

    勾配自体は決して激坂ってわけじゃないのだけど、何しろ距離が長い。それに初めて走る坂道は先が見通せないから、どれくらいここで体力使っても良いのか見通しが立たない。
    ここはもう割り切って、ゆっくりゆっくりと、いつまでも上り続けられそうなペースでじわじわ上る。
    あぁ、少なくとも最大標高くらいは頭に入れておけばよかったな。Edge705は高度計も付いているんだから。

    それにしても、写真撮る余裕は全然無いんだけど、確かにここは聞きしに勝る良い峠だ。
    じわじわ高度を上げるに従って、空気がひんやりしてくる。空を流れる雲も、地上より少し近くに感じる。
    それにしても、結構きついな。
    おまけに後輪に不安を抱えながら、心持ち車輪にあんまり衝撃が行かないように、ちょっと荷重に気を使いながら走らなくちゃいけないので(後半、だんだん飽きてきたけど)、結構神経を使わされる。
    あぁ帰ったらちゃんと空気入れをメンテしておこう。そして遠出するときは念のためチューブを2本持っていくか、パンク修理パッチをちゃんと使えるように練習しておこう。そんなことを反省しながらも、あぁいまこの瞬間にこんな山の中でパンクしないことだけを願いながら、ペダルを踏む。
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    見晴らしが良いわけではないんですが、この峠はすばらしい。
    来て良かった。
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    そして夕張市に入るあたりがピーク。
    やった!峠越えたぞ!って思ったんだけど、このあとも少々上らされてちょっとがっかり。

    そしてその先には丁未風致公園が。
    自動販売機でもあれば水の補給ができるんだが・・・

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    まぁ仕方が無い。
    いま夕張市はそれどころじゃないもんな。
    ということで、水の補給はできず。でもまぁいいか。ここから先はしばらく下りだもんな。
    そして、夕張市街に向けて今度はひたすら下り。
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    風情は良いんですけどね、とにかく標高もそこそこ高いし下りでスピードも出るので、寒いんですよ、えぇ。ひたすら寒い。


    そんなこんなで、「石炭の歴史村」跡地(一部は博物館として運営してるみたい)やら、すでに営業を止めていたと思いこんでいたら名前を変えて夕鹿の湯として復活していたがまた休止中らしい「ユーパロの湯」とかを通過し、夕張市街へ。
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    かつて、映画の町として売り出してたんだよなー
    個人的には知識としてそのことを知ってはいたけど、実際にイベントとかに参加したことも無ければ、なんとなく毎年やっていた「ゆうばりファンタスティック映画祭」になぜかダイヤモンド☆ユカイが参加していてラジオでPRしていたのを聴いていたくらいの記憶しかない。

    その後、夕張に赴くいろんな人が口々に食べたと言われるカレーラーメンの店を見つけたものの、なんとなく店に入る気になれず。
    なんか今回、いつもにも増して「食べる」ことに全然意欲が湧かなかった。結局最後までコンビニでカロリー高くてすぐ食べられそうなものをちびちびと補給しながら走り続けた。なんかそういう気分だったんだな。
    そして夕張を辞し、栗山(前も気になったのだが、継立(つぎたて)という地名の由来はなんなんだ?)~由仁~長沼と走りながらいくつかのアップダウンにしっかりと足を削られ。
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    長沼あたりで日が陰ってきた。もう夏も終わるんだな。

    そして、北広島からエルフィンロードに入り、帰宅。
    走行距離は160キロにちょっと足りないくらいで、獲得標高は1000m弱。
    ちょっと足りないけど、まぁいいや、念願の「ひとりセンチュリーライド」達成、ということにしておこう。

    だいたい8.5時間くらいで走りきったので、ぎりぎり「160キロを9時間」というセンチュリーランの個人的目標もクリアできた、ことにする。
    パンクとか、諸々のトラブルもあったしな。
    それにしても今回はなんというか、身体もそれなりにダメージを受けたんだけど、不思議とすごく何かが洗い流されてきたかのようなすっきりさがあった。
    なんなんですかね、帰ってきた1号を見て2号に「あんたどこ行って来たの?なんか160キロ近く走ってきた疲労感が全然顔に出てないけど」と言われたくらい。
    不思議。


    それにしても、今年は全然ロングライドできてないけど、やっぱりいいわ。
    自転車を趣味にし続けてきて、本当に良かった。
    また行こう。
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    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

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