softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    朝里峠を往く(前編)

     なんか、油断しているとあっという間に冬になっていそうな札幌。
    そうはさせるものかと息巻いてもどうにもならないので、せめて走れそうな天候のうちに出来るだけ走っておこう。

    そんなわけで週末。予報どおり風がかなり強かったけど、定山渓回りで朝里峠へ。
    この日は午前中から南東の風が風速8~10mくらいあって、とりあえず定山渓までの南下ルートがきついきつい。
    先が思いやられるなぁとひいひい言いながら、国道230号線を一路定山渓へ。

    そう、この定山渓に向かうルート、子供の頃に夜間踏破したことがある。

    中学校の担任がなかなか面白い人で、仲の良い隣クラスの担任と共同で「定山渓まで30キロ夜間ウォークラリー」みたいなことを企画。またその企画手腕がある意味冴えていて、まずは本番の前に有志の男子生徒3名を募って「先遣隊」を結成。小学生の頃に支笏湖までの36キロを(泣きながら)踏破したゆげ少年、「泣きながら」の部分はすっかり記憶の彼方に飛び去ってしまい、あぁ長距離ウォーキングなら私の出番だと言わんばかりに立候補。

    で、この「先遣隊」、実際に中学生が歩けるかどうかをチェックするためにやったんだとおもう。少なくとも表向きは。
    でもねぇ、今大人になって改めて振り返ると、先生たちはもう少し別の狙いも隠し持っていたんじゃないかなぁって、思う。

    その先遣隊、スタート地点の真駒内公園に集合すると、そこには別の中学校の生徒も集まっていた。
    どうやらこのイベント、趣旨に賛同して一緒にいろんな企みを一緒にやる教師たちが何人かいるらしい。そしてその教師たちは学校を異動しても連携してて、普段はそれぞれの学校単位で活動していながらこういう先遣隊イベントみたいな時には共同でやるんだな。

    まぁそんな背景はともかくとして。
    そこに集まってた別の中学校の生徒たちは「女子」でした。
    ウチの学校からの先遣隊は、男子3名。そちらの中学校は女子3名(+男子数名もいたかもしれん)。

    先生たちの先導はあったといえ、定山渓という札幌の奥座敷、深い山の中へ続く真夜中の国道を、互いの素性もなにも知らない女子と一緒に歩いていく。いろんな意味で中学生には異世界の経験。
    歩いているうちになんとなくお互いに打ち解けて話も弾むし、なにせ相手も初対面だから普段のゆげ少年のイケてなさも知らないわけで、まぁそりゃ楽しいよね・・・(笑)


    たぶんね、先生達もこのイベント、大好きで、絶対にやりたかったんだと思う。
    だから、先遣隊には「楽しさ」を出来るだけ吹き込んで、学校に帰ってからクラスのみんなを焚きつけることを期待してたんだと思う。
    そのやり口のひとつとして・・・まぁあれだ、各校合同で、男女混成でやったのかなぁ、と。

    いや考えすぎなのかもしれないが、現にゆげ少年を含めた3名、まんまと策に(?)嵌り(笑)、学校に戻ってからは全力でクラスのみんなへの布教活動に専念。
    他校の女子がどうのこうのって話(いや、別にどうのこうのあったわけじゃないですよ念のため)はやっぱり気恥ずかしいから適当にぼかして。


    まぁそんな思い出が残る道を、徒歩ではないけど自転車という自力でもう一度走るってのは、なんか感慨深いなぁ・・・って思いながら走ったんだけど、定山渓までの道って当時とは結構ルートも道幅も変わっていて、当時の記憶と完全に合致するのは豊平峡発電所の建物くらい。あぁこのあたりでうっすらと空が明るくなってきたんだよな、あの時。

    そびえる山や川の流れはあの頃と何も変わらないけど、人の営みに寄り添う建物や設備はどんどん変わっていくんだよな。
    まぁそりゃそうだ。


    とまぁそんな思い出話を書いただけで随分長くなってしまった。
    全然走った話書いてないじゃん!

    20140927 113427

    定山渓温泉街に向かう道から逸れ、朝里に向かう道道1号線へ。
    あぁ、ここを右折すると豊羽鉱山。そこにはかなりでかい豊羽小中学校ってのがあって、小学校の時に冬の林間学校がここで開校していた。
    他の校舎(滝野とか)はカリキュラムがそれほどきつくないので小学校4年から参加できたんだが、豊羽だけは近くの無意根山を歩くスキーで越えるという結構ハードなメニューがあったために5年以上しか参加できなかったんだよな。

    抽選の倍率もかなり高く、当選したときは凄くうれしかった。


    いかん、そんな思い出話ばかり書いていてはいつまで経っても先へ進めないので、ここで一度小休止。
    次回からはちゃんと自転車で走った話を書きます。


    関連記事
    スポンサーサイト

    Posted by ゆげ1号 on  | 4 comments  0 trackback

    4 Comments

    kwhiro says...""
    ウワー、まさに恩田陸さんの夜のピクニックの世界じゃないですか。結構いろんなところでナイトハイクしてるんですね。
    2014.09.28 22:17 | URL | #kvSdCAW6 [edit]
    ゆげ1号 says..."Re: タイトルなし"
    > ウワー、まさに恩田陸さんの夜のピクニックの世界じゃないですか。結構いろんなところでナイトハイクしてるんですね。

    夜のピクニック、未読でした。
    荒筋チェックしたら面白そうですね。今度読んでみます。

    我々がやったのはせいぜい30キロ弱くらいで、夜っていう非日常感のせいかそんなにきつくはなかったんですが、やっぱり思い出としては強烈ですね。
    だからこそ、今一度、自力で通ってみたかったんだと思います、私。
    2014.09.29 00:34 | URL | #- [edit]
    says..."管理人のみ閲覧できます"
    このコメントは管理人のみ閲覧できます
    2014.09.29 21:54 | | # [edit]
    ゆげ says..."鍵コメさまへ"
    了解しました。
    教えていただき、本当にうれしいです。
    2014.09.29 23:38 | URL | #- [edit]

    Leave a reply






    管理者にだけ表示を許可する

    Trackbacks

    trackbackURL:http://softtail.blog103.fc2.com/tb.php/774-9330e2d6
    該当の記事は見つかりませんでした。