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    softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    自転車本乱読記(7-9月)

     書物好きのゆげーず。「力の1号・技の2号」さながら、二人の読書スタイルは全く異なります。


    力の1号:「量が質を生む」派。興味を持ったことに対してはジャンルを問わず複数の書籍を読み漁って知識をオーバーフローさせながら、情報の取捨選択を行う。Microsoft認定資格を取るために「問題集」から「WindowsNT開発秘話」まで読み漁るようなタイプ(実話)。ちなみに漫画は嫌いじゃないものの、「2次元データ」の理解能力が極端に低いため、あまり積極的ではない(気がつくと「フキダシ」の台詞しか読んでいない)。


    技の2号:「面白いものピンポイント派」。ジャンル不問、とにかく「面白いもの」に対する嗅覚が鋭い。そのため2号のセレクトする書籍は周囲(の好事家達)で時々プチブームとなることがある。裏を返せばお気に入りの1冊にこだわり多面的な情報収集は苦手。


     そんなわけで、1号のおすすめ書評・・・といってしまうと上記の通り説得力ゼロなので(笑)、自分がそのうち読み返すための備忘録のつもりで書きます。完全に個人的な好みに従って記載してますが、興味を持たれたら是非手にとって見てください(ちょっと古い雑誌等もありますが)。


    【雑誌、ムック編】
    自転車生活 vol.9(「木世」と1文字で書いて「えい」出版社)
    ・特集の「自転車と鉄道の旅」は渾身の出来!ええ、8月の夕張サイクリングの元ネタがこの雑誌ですとも(all aboutでもほぼ同じ記事が再掲されていた)
    ・現時点の最新号(vol.10)より個人的に好き
    ・モールトン溺愛家の樋口監督がDE ROSAのロードと出会ってしまうのが初めて記載された号と思われ(顛末は次号に掲載)


    自転車生活 vol.10(「木世」と1文字で書いて「えい」出版社)
    ・第2特集の「街乗りの新常識」は最新自転車グッズカタログ(街乗り的視点からのウェア、バッグ関連情報)として秀逸
    ・やっとなんとなく編集方針がわかってきました(笑)


    自転車人 007(2007年春 山と渓谷社)
    ・特集「永遠のランドナー『Alps』」 に尽きる・・・今はなきアルプスのランドナーと、それを愛するサイクリストたちの特集は必見!。85歳からAV監督、果ては谷垣元財務大臣までがアルプスの自転車について熱く語る。何度でも読み返したい。
    ・谷垣さん、そこまでのマニアなら、是非自転車を中心とした交通行政改革を自らの目玉にしませんか?本当に自分が好きなものを仕事にするのは辛いし逃げ場がなくなるけど、それくらい自分を追い込むのもまた良しでは?(笑)
    ・最近各誌がピスト&ランドナーブームを煽っているような気がしてならないが(それが悪いといいたいわけじゃないんですが)、この特集は一線を画す。だってもうAlpsの自転車売ってないし、むしろ「お前ら、本気で気に入った自転車はずーっと愛し続けろよー」という編集者からのメッセージなんじゃないかと(ほめすぎ?)。
    ・その他の記事も含め、自転車人の記事は硬派かつtimelessなスタンスが多い気がする。
    ・本当は次号(最新刊)についても書きたいのだけど、風呂で読んでいて湯船に落とし、現在「路上に打ち捨てられたエロ本」状態(涙)
    ・コースガイドも結構載っているが、関東在住者には姉妹誌「tokyo自転車人」の方がそそられた


    Cycling Club 001(笹倉出版社)
    ・「読者参加型自転車マガジン」との謳い文句通り、サイクリングクラブの紹介が多い
    ・自転車人と自転車生活、自転車日和のいいとこ取りっぽい紙面構成(失礼)だけど、記事の文章はライバルに比べあまり洗練されていない。でもそこが個人的には好き(笑)
    ・脊柱管狭窄症の方が車椅子代わりに折りたたみ自転車でイタリアを旅行したレポートがすばらしい。おそらく本業のライターさんではないと思われるが、語り口がシンプル&リアルで引き込まれる
    ・これからの紙面展開がとても気になる


    Bycycle navi 26(二玄社)
    ・特集「100 bycycle lovers!」と題して、タレント~外国~メッセンジャー~一般人まで、100人100様の自転車とそのスタイルを掲載。やっぱり「量は質を生」みますな(主観)。でも欲を言えば、これだけかき集めた編集者自身がそこからナニを思ったのか、それを読んでみたいです(世間的にはそーいうの暑苦しいのかもしれませんがね)。
    ・やっぱり東原亜希かわいー・・・って書くときは自分の本当の好みを隠すためのカムフラージュだったりなかったり
    ・取材した100人のアンケート結果がグラフ化されてますが、1号の中にかすかに残った理系男感性的にはどうよ、ってな感じ。だって、母集団100名がどういう基準・手段で選ばれたのかわからない以上、このグラフに何の意味があるんだろう。極論だけど「ネット普及率調査」を「ネットアンケート」で集計したら間違いなく100%になるなんて笑い話と本質的にはあまり変わらないような。
    ・まあそこから何かを浮き彫りにしたいというよりは、今後の(以下略)
    ・つーか、100台も紹介されていてKHS F-20Rが全く登場しないのは悔しい!本当にいい自転車なのに・・・
    ・すみませんぎゃーぎゃーといろいろ書きましたが、多分次号も買います。やっぱり美しい紙面と豊富な情報量の両立は素敵です。


    【書籍】
    東京の川めぐり 東京の川・全34コース(山海堂)
    ・都内及び近郊の自然河川、人工河川、緑道のハイキングガイド的な本
    ・都内の河川ポタリングが好きなゆげーずにとって、ある意味「師匠」的な本
    ・いわゆるオサレ系ではないので、グルメスポットやショッピングガイドのような軟弱情報はほぼなし。ルート上に位置する観光名所や休憩スポットの紹介に留まる。
    ・実際に紹介ルートを全部歩いた上で紹介記事を書いているっぽく(まあ当たり前かもしれないが)、本文を読んでても何日かに分けて歩いている様がちゃんと書かれている。
    ・川そのものを味わえ!というとても渋い本。そりゃ腹も減るからうまいもの情報は我々にとって重要なんだけど、こういう硬派なガイドも併せて読んでおくと、また違う視点でサイクリングが楽しめるかなーと。そういう意味で「師匠」。

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    Category : 自転車本書評
    Posted by ゆげ1号 on  | 2 comments  0 trackback

    2 Comments

    ごし says..."自転車人 008"
    ゆげ氏に代わり、自転車人008のレビューを私がいたします
    ・特集 ロードバイクで風になれ魂のワンデイサイクリング
     ロード初心者の私にはぴったりの企画。装備一覧は結構役に立ちます。
     これを読むとサイクリングイベントに出たくなる?
    ・特別企画 ニッポンの最北にツーリングの聖地あり この夏。北海道へ
     タイトルから想像できるように、本州から北海道へ渡る人対象となっているわけで、道内在住の私としては「何をいまさら・・・」という感じの記事でイマイチ
     北海道のオススメコースガイドとかそういうの期待していたんだけどな
     北海道デンジャラスロードで国道5号(七飯~八雲)、国道230号(定山渓トンネル)があるのは激しく同意。あれは自転車で行く道ではない
    ・巻頭グラフ Girls on a Road Bikes
     ロードバイクの似合う女性、いいですなあ・・・

    あまり自転車雑誌を買わない私ですが、月刊誌(サイスポ、バイクラ、ファンライド)のようにバリバリ体育会って感じが苦手な私にとって、スポーツとしての自転車と趣味の部分の自転車のバランスがいい内容だと思いました

    ちなみに私の読書は「好きなものや信頼できるものを何度も徹底的に読む派」です
    それ以外は一回斜め読みしてブクオフ行き
    後になって買い直すものもあったりするが、まあその辺は気にしない
    2007.09.17 23:18 | URL | #- [edit]
    ゆげ(1号) says..."レポートありがとうございました"
    レポートありがとう>ごし氏
    そうそう、体育会系雑誌はまだちょっと敷居が高いんだよねー。

     自転車人008といえば、日本有数のチューブメーカー「カイセイ」の特集もぐっと来ましたな。チューブの肉厚を場所によって変える、かなり高度な熟練技が求められるらしいのですが、そのことに触れられた職人さんがその寡黙な口からかろうじて 「・・・いや、難しくない、簡単だ」
     
     いやー、こういう歳のとり方っていいなぁ

     それはそうと、気が向いたらまたレポートよろしくです!
    2007.09.30 20:40 | URL | #- [edit]

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