softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    ある意味パスハンター(1号:厚田編これでおしまい)

    先日帰省して厚田まで走ったときの話。
    前編はこちら
    中編はこちら


    厚田のコンビニで諸々補給を行った後、さてどうしようと考えた。 
    R1172244-001.jpg
    右折するか、引き返すか。
    右折すれば厚田山道。峠まで12キロくらいで、高さは230mくらい。

    以前来た時は何のためらいも無く引き返した。
    だって坂、嫌いですもの。

    でもねぇなんか最近、周囲が坂づいてるんですよね。
    もちろんこちらが地盤沈下してるわけじゃないんだけど(そういう問題か?)、なんかちょっと刺激されてたのかもしれない。
    あと出発前に親父が「当別ダム完成したらあの上流あたり、沈んじまうぞ」って言ってたのもなんか引っかかってたようで。

    おまけに、F20-RAもオーバーホール済み。ポジションも見直した。
    そりゃ、行くしかないだろ。


    で、えっちらおっちら上り始めた訳ですが・・・

    まぁなんつーか、ゆっくりと、ゆっくりと。
    進み始めてすぐ左手に墓地があり、そこに叔父さんが眠っているのだけどお墓の場所もわからないので今日は心の中で手を合わせ、先へ進む。

    体を折り曲げるようにして、膝に脚全体の重みを載せるような感覚でペダルを踏み込んでいく。
    こんな感じでじっくり進んでいくと、なんつうか意外とそれほどしんどくない。

    時速12キロくらいの低速で、まぁ北海道とはいえ真夏の快晴ですから汗は吹き出てくる。
    それでも、これなら上っていける。

    そう、自分はヒルクライマーじゃなくて、パスハンターなんだ。
    より速くより強くこの坂をクリアしていくなんて無理だけど、このペースならこの坂を越えていくことはできるんだ。
    それでいいんだと自分に言い聞かせ、じっくり上っていく。


    途中、写真でも撮ろうかと2回ほど足を止めたのだけども、その度にこちらが放出するCO2をかぎつけたアブが威嚇してくる。お前の血をよこせ、と。
    走り始めると追いかけてはこないものの、時速10キロを下回るとどうやら彼らの追撃射程圏内に入ってしまうようで、また寄ってくる。

    緑深い北海道の山中で、時速10キロを下回る低速走行は無理ですね。
    結局少し疲れてはアブに追い立てられているうちに峠に到着。
    残念ながら峠を示すものは何も無いのだけど、はっきりと道路が下り基調になるのでそれで峠を越えたことを知る。

    でも脚を止めるとアブに襲われるので、写真も撮れず。

    R1172245.jpg
    で、平地にたどり着いてやっと1枚。
    写真を撮りたかったというより、ちゃんと越えてきたんだって標しが欲しくて。


    いやそれにしても、「速さ」ってのを一度価値観の外に置いちまえば、坂って思いのほか楽しい。
    もちろん、どれだけ速く上れるかっていう「自己への挑戦」もよさげなんですが、自分のペースで自分のパワーが推進力に変わっていくのをリアルに感じながら、じっくり走っていくってのも楽しいなぁ、と。
    なんか、自転車の乗り方ってヤツがやっとちょっとわかってきたのかも。


    そういえば今回のルート、本当はいくつか気になっていた「食べる系スポット」があったのに、結局ひとつも行けなかった。
    以下、備忘録。

    ・こっこ家(当別)
    http://www.yokubari.net/restaurant.htm
    店の前は通ったものの、営業時間外。 無念。

    ・かばと製麺所(これも当別)
    http://tabelog.com/hokkaido/A0107/A010702/1034700/
    たしか北海道で買った道内雑誌「カイ」(この雑誌、結構気に入っていて帰省するたびに買っている)で読んだ気がする。
    行ってみたかったんだけど通るルートを間違えたようで発見できず。
    まぁそもそも通過したであろう時刻は営業時間外。残念。 

    ・厚田くんせい(厚田・発足)
    http://ishikari-pr.com/blog/?p=2087
    これは事前情報なく、厚田山道をひーこら上っているときにたまたま見かけた。
    寄る余裕もなく、アブに追われての逃避行中でもあったので通過してしまったのだけど、後から調べてみるとなかなか魅力的。
    気になった時はちゃんと足を止めないとなぁ・・・

    あと当別のロイズも立ち寄ろうかと一瞬思ったが、なんかもう汗だくな自分に気がひけてなぁ・・・

    で結局、なんとなく自分を納得させるために、札幌到着後にスパで汗を流し、一応ジャージくらいは着替え、最後に麻生の「北山龍」でラーメン食べた次第。
    普段はラーメン自体あまり食べないけど、いや嫌いなわけではないのだけど、ほらもう40だし。
    でもここのラーメンは美味いし、なんか他に比べてちょっとだけ体に優しそうな気がする。

    でもまぁラーメンですからね。
    基本的にはハレの食べ物だな。


    さて今年はさすがにもう、雪降る前には帰れそうに無い。
    ということで、雄大なる自転車大陸よ、また来年。

    関連記事
    スポンサーサイト

    Posted by ゆげ1号 on  | 2 comments  0 trackback

    2 Comments

    teddypapa says...""
    なかなか実際に坂を登る段になると自分のペースでゆっくりっていうのが難しいんですよね。なかなかパスハンターになれません。
    2012.08.20 21:31 | URL | #kvSdCAW6 [edit]
    ゆげ1号 says...""
    teddypapa さま

    > なかなか実際に坂を登る段になると自分のペースでゆっくりっていうのが難しいんですよね。

    私もどうしても周りが気になって、まぁすげー速い人にはついていけないので気にすることも無いのですが(涙)、少し速い人に抜かされたり頑張れば追いつけそうな人がいたりするとつい・・・
    でも人っ子一人いない(のは平日だからってのもありますが)北海道の山道で、そういう雑念を振り払えたんですかね(笑)
    2012.08.20 23:51 | URL | #- [edit]

    Leave a reply






    管理者にだけ表示を許可する

    Trackbacks

    trackbackURL:http://softtail.blog103.fc2.com/tb.php/627-50cb6c69
    該当の記事は見つかりませんでした。