softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    まぁ授業料のモトは取ったことにしよう 後編(1号)

    残念な出来事に見舞われたとき、何故か頭の中に宇多田ヒカルの「誰かの願いが叶うころ」が流れるゆげ1号です。


    さて、不注意から後輪を破損してしまったCrossRiderの修理と言う口実で、ちょっと気になっていた自転車屋さんを偵察に行ったわけです。
    そこで、いやじつはクロモリロードバイク探してるんですよ、このまえAnchorのRNC7とか試乗したらすげーよかったんで、なんて話をしたら、いきなり「RNC7はどうかなー」的なリアクションに驚いてしまったのが前回まで。

    今回の話、正直自分でも消化し切れてないんですよ。
    反対意見も含めて、思ったことを教えていただけると幸いです>みなさま(って何人が見てるんだこのブログ)。
    そういう意味で、まぁ今回の話はかなりグチモードですがご了承ください。


    この店主曰く
    ・RNC7は剛性が低い。Anchorのカタログにも載っている通り(といってカタログ見せてくれた)、カーボンモデルと同じくらい。
    ・もちろん剛性が高い=良いではないし、好みもあるんだが、一般的に剛性が低いと自転車がしなったりたわんだりするわけで、力を効率的に推進力へ変換していく上ではマイナスとなる。
    ・プロの選手でもしなるフレームを好む人はいるけど、そういう人はやっぱりペダリングが上手くてそこんとこカバーできてたりする。
    ・そんなわけでAnchorなら7じゃなくてRNC3がおすすめ。

    ぺだりんぐかぁ。。。そ、そういえば中野浩一ってペダリング解析してみたらめちゃめちゃ上手かったみたいですね。「ロードバイクの科学」で読みましたけど(もう少し話を続けてみようと、別の話題を振ってみた)。

    ・そうですね。でも彼が世界選手権でアレだけ勝てたのって、「トラック競技のプロに強い選手がいなかった」からなんですよ。当時強い選手はみんなアマチュア。オリンピックを目指してましたから。


    うーん。。。なんか、振る話がことごとく打ち返されているような(笑)

    ちなみにじゃあ、クロモリで何かおすすめあります?
    RNC7欲しかったので予算はそれくらい(25万くらい)なんですけど。

    ・それだけ予算出せるなら、まぁ色々選択肢はある(一応この店ではクロモリはおすすめ素材だけど)。
    ・大体の目安として、軽いクロモリは剛性が低い。なんといっても歴史ある素材なので、大体傾向は明確。
    ・例えば40万以上だして完成車買うのはお勧めしない。だってフレームオーダーできるもの。

    あぁ、ケル○ムとか。

    でもケル○ムはおすすめしない。先代の造るフレームはよかったけどねー
    ・本当に綺麗だけどね。

    ケル○ム、結構憧れなんだけどな。。。なんだこの感じ。
    物腰は柔らかいんだが、とにかく逆接の接続詞が半ば義務のようについてくる。

    その内容からは、すごくまじめさが伝わって来るんだが。。。


    いやぁ、なんか何がいいのか判らなくなってきましたよ(苦笑

    ・難しいですよ。色々乗ってみないと。私もできるだけ機会を見つけて乗る機会を作るようにしてるんですけどね。


    確かに店の前には試乗車が一台。
    でも店長は目もくれない。

    そりゃそうかもしれないが、さすがになんかへこんできた。
    そこまで話振ったら「ちょっと乗ってみます?」くらい。。。

    とにかく、話しかけた内容にはそれなりにちゃんと考えた答えが返ってくるのだけど、言葉に乗っかってくるのはただ「情報」だけ。
    これじゃあRPGに出て来る村の住人だ。

    コマンド:はなす
    「ここはメルキドのまちです」
    コマンド:はなす
    「ここはメルキドのまちです」
    コマンド:はなす
    「ポートピアのはんにんはヤスだ」

    これは会話ではない。

    なんか残念感に襲われてきたし、店長も別の作業に取り掛かりそうだったので、とりあえず退散。
    歩いて片道30分の道のりをとぼとぼと帰りました。

    別にね、意中の車種だったRNC7をいきなり否定されたことがショックなんじゃないんですよ。
    むしろ、心のどこかで「実はRNC7より良い出会いがあるんじゃないか」なんてことも期待してた節もある。
    別に傲慢な態度で接したつもりも無いし、購入前提で話を伺っていたつもりだったんだけどな。

    一方お店の人も、まじめに話をされていたんだと思う。
    話の中身も、結構なるほどって感じだったし。

    でもまぁ、結局こいつには売りたくなかったのかな。
    相性、ってやつなんですかね。
    それは仕方ない。


    2時間後に作業完了の電話もらって、また30分かけてお店に赴き、引き取ってきました。


    帰りがけ、取り付けていたキャラダイスのサドルバッグ(ネルソン・ロングフラップ)を見て

    ・おぉ、キャラダイスですか。。。これ、モノのつくりはよいけど、やっぱり現代の自転車に似合わないですよねぇ。今の自転車にもマッチするようなナイロン素材とかで作ってくれればいいのにねぇ(笑)


    おいおい、それ持ち主に言うか?
    そこまでケチつけれられたら、もうこっちには何も残ってないよ(笑)
    とりあえず、速攻で家に帰ってその店のホームページをブラウザの「お気に入り」から削除。


    ちなみに、修理してもらった後輪も、調整してもらったリアディレーラーもブレーキも、別物かってくらい絶好調です。
    本当にありがとうございました。
    貴店のご活躍をお祈り申し上げます。

    店の外から(笑)

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    Posted by ゆげ1号 on  | 10 comments  0 trackback

    10 Comments

    ムトウ(嫁) says...""
    レベルはぜんぜん違いますけど、自転車屋さんで2人目の子ども乗せるの探してたとき、似たような目に遭ったことありますよ。
    こっちの質問を、ことごとく否定形で打ち返す店員。
    言ってることはべつに良心的っていうかマトモなんですが。
    じゃあ何がいいとか、いつになったら買えるとか、そういうポジティブな情報を提供してくれたら、ココで買うのに。それともなんですか、三顧の礼を尽くさなきゃダメとか?
    もしこれが服屋とか車のディーラーだったら、そんな接客あり得ないわけで。。不思議な自転車界です。
    でも商売成り立ってるってことは、この資本主義社会にあえて逆行するような応対が、むしろ好もしいという人もいるということでしょうか。

    乗っかっちゃってすいません、モヤってたのを思い出してつい書いてしまいました。
    2012.05.26 05:13 | URL | #- [edit]
    コソ says...""
    僕の買ったショップでも否定的なことは言われましたよ。
    曰く、「重いクロモリを軽く作ろうとするから薄くなる。その分剛性が低い」と。
    それは僕も乗っててわかります。走って楽しいことに変わりありませんけどね。
    ただそのショップではこうも云われました。
    「でも、めっちゃカッコイイですよ!RNC7!」と。

    僕自身は7に大満足していますが、客観的に見てコスパ的にどうよ?と云われたら、確かにあんまり薦める気にはならないですね(笑

    3がどうかはわかりませんが、実車の見た目は雑に感じました。7を所有してしまうと興味がなくなってしまいます。それにあとからパーツに不満が出てきたら、結果7より高くつきそうな気もします。

    僕は7に満足し過ぎてて、もうロードを買うことはないだろうなと思っていますが、もしそれでも、ということでしたらやっぱりパナモリに乗ってみたいですね。

    以上、参考になれば。
    2012.05.26 09:11 | URL | #qbIq4rIg [edit]
    ゆげ1号 says..."Re:"
    ムトウ(嫁) さま
    いつもお世話になっております(笑)

    > 乗っかっちゃってすいません、モヤってたのを思い出して

    いえいえありがとうございます。
    最近は両親的なお店とばかり付き合ってたので、ちょっと免疫が低下してました。
    こういうシャイな、というかストライクゾーン狭い店、あるんですよね。

    きっと自分をしっかり持って、野武士みたいにずかずかと店内に入り込み、
    「(ガラッ)おい、親父!ロードバイクだ!」
    「(ギロッ)うちはミヤタしか無いが・・・?」
    「(・・・こ、この自転車、出来が違う。親父、できるな・・・)」
    みたいな感じで行けば大丈夫かもしれません。
    とりあえず私は次の店に行く時、無精髭生やして髪束ねて行きます(一部嘘)

    でもそんなんで素敵な自転車生活の裾野は広がらないですよねぇ・・・うーん
    2012.05.26 22:18 | URL | #- [edit]
    ゆげ1号 says...""
    コソ さま

    > 「でも、めっちゃカッコイイですよ!RNC7!」と。

    言ってることはほぼ同じなのに、「でも」の位置が違いますよね。

    > 僕は7に満足し過ぎてて、もうロードを買うことはないだろうなと思っていますが、もしそれでも、ということでしたらやっぱりパナモリに乗ってみたいですね。

    あの、過去のブログも結構さらって読んでいるつもりなんですが、コソさんがどうしてセブンを選んだのか、どこかに書かれてますか?どうも見つけられないんです・・・
    すごく知りたいのです。
    2012.05.26 22:22 | URL | #- [edit]
    ごし says..."で、結局"
    何を薦めたいんだ?この店員?

    レイノルズの853もセブンと同様の理由でダメになるんだろうな。

    今の私なら、レイノルズ631フレームを使った、ラレーのカールトンFなんていいなあと思う。
    フル105で完成車で13万ぐらいと値段も手ごろだし。
    ただ、サイズ展開が少ないのが難点ですがね。
    2012.05.26 22:52 | URL | #- [edit]
    ゆげ1号 says...""
    ごし氏

    まぁ、よく考えたら今回みたいなことって『自転車屋あるある』並の話だよな。
    もうちょっと悩みますわ。

    しかしカールトンF・・・なんで気になる自転車かぶるかなぁ(笑)
    2012.05.27 00:28 | URL | #cIgD4JyY [edit]
    コソ says...""
    >どうしてセブンを選んだのか

    あらたまってそういう記事を書いたことはないかも?
    ロード、クロモリ、ホリゾンタルという希望以外には何も考えてなかったんですよ。その状態でショップに行って薦められたのがGIOSとアンカーだったという、それだけです(笑
    ショップはGIOSを売りたかったみたいなんですが、当時は「エンゾはいやだな」と思ってしまって。今はゴシさんのイメージがあって特に抵抗はないし、欲しいぐらいんですけどね。
    ちなみにその当時はパナモリのロゴがカッコ悪く感じてイヤで(今はなまらカッコいいと思うようになりましたが)、アンカーと違って消すオーダーもできないし、だからショップに相談した地点で、3か7しか選択肢がなかったんですよね。
    で、どっちか買います!と云って一旦家に帰り、悩んで出た結論が7だったと。
    理由は7はフレームが十六万なんですよ。それって3の完成価格なんですよね。
    最低でも105以上と考えていたし、高い方が後悔しないだろうと思ったんです。

    そんなとこですね。
    長文失礼でした。
    2012.05.27 08:58 | URL | #qbIq4rIg [edit]
    ゆげ1号 says..."なんてこった、ずっと読みたかった話が自分のブログに!"
    コソ さま
    セブン購入のいきさつ、ありがとうございました。
    なんかThe Waltz blogの番外編が自分のブログのコメント欄に出現したみたいで、かなり嬉しいです。

    詳しくは後日書きますが、その後色々ありまして、なんとなく自分の中で結論が見えてきました。
    コソさんのセブンに負けないくらい、愛着深い相棒になってくれるといいな、と思います。
    2012.05.27 23:21 | URL | #- [edit]
    ガク says...""
    まだ自分自身の求める方向が定まらないみたいだねぇ(^^;)

    趣味の範疇で楽しむなら、コソさんの仰るように「後悔しない選択」は有りだと思います。コンマ数秒を争うアスリートではないので・・・

    惑わされず自分の思いで選べば、後悔はないと思います。

    30年前、丹下のNo1にするか、No2にするか、石渡の019にするか、022にするか数ヶ月悩みました。その時選んだ丹下No2のフレームは、私の人生に彩りを与えてくれたと感謝しています(^^)
    2012.05.29 23:13 | URL | #/pdu0RA. [edit]
    ゆげ1号 says..."Re:"
    ガク さま
    > 30年前、丹下のNo1にするか、No2にするか、石渡の019にするか、022にするか数ヶ月悩みました。
    イイ話だぁ(笑)
    今ならとてもよくわかります。
    しかし、30年前も今も、悩むポイントがあまり変わらないってのもすごい世界ですな。

    私も、やっとゴールが見えてきました。
    ひっぱったなぁ・・・
    2012.05.30 21:58 | URL | #- [edit]

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