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    映画「はやぶさ」を見た(2号)

     どもです。久々の2号です。なんとか引っ越しのゴタゴタが一息ついたので、たまには映画でも見るべいと、BDでFOX版の映画「はやぶさ」を見てみました。

     感想を一言でいうと「いや~ん、うちのブログのJAXAネタが使われてる~。まいったなあ(照)。」でした。ま、冗談はさておき、公式本の本筋よりかは川口教授の講演会とかの小ネタというか裏ネタがずいぶん盛り込まれていて、JAXAの特別公開とかロケット祭りとか行きまくってJAXAのスタッフの文章を読み込みまくっているはやぶさマニアが作ったような映画でしたね(あれ?なんかこの条件に該当するを知っているような気が…)。

     糸川教授のモダンバレエとか、カプセルを持ち去るカンガルーがCGで実写化されてたりとか、無茶な要求に困り顔のNECスタッフとか、はやぶさのロスト中も川口教授がポットにお湯入れてたとか、中和神社とか、はやぶさ最大の敵は文部科学省の年度末予算とか。

     個人的には、的川教授が日本酒ぶら下げて地元漁師と交渉したエピソードや、工場のおやっさんのエピソードが入ってたのはうれしかったです。いい話なので(お手玉のアイディア出しは知らなかったなあ)。実際には言ってない「こんなこともあろうかと」も、くるかくるかと思ってたのでまあいいじゃないかと。

     それから、主人公に川口教授ではなく、若き女子研究生(後に広報スタッフとなる)を据えたのはうまいかなーと思いました(初めてCM見たときは「川口教授を竹内結子が演じるのかあ。思い切った配役だなあ。」と一瞬思った。よく考えたら、教授はウーメラ行ってなかった)。

     なんせ、でてくる登場人物が、難解な専門用語をしゃべりまくる専門家ばっかりですから、そのまんまだと事前にお勉強してきた人以外の観客は置いてけぼりになっちゃいますもんね。解説者役というか、「それってどういうことなんですか?」と初心者にもわかるように質問を投げかける役が必要ですから。

     で、その研究生が後に広報となり、小学生向けに「はやぶさ君の冒険」(私も最初はこれで勉強させていただきました)を執筆されるのですが、この絵本自体もさりげない解説を入れるのに役立ってましたね。

     しかし、竹内結子の挙動不審な演技はいかがなものかと。理系女子をバカにしてんのかーとちょっと怒りを覚えました。まあ、ドラマ「不機嫌なジーン」でも挙動不審気味な生物系研究者やってたし、そもそも竹内結子の演技に挙動不審な表現が多い気がするけれども。

     あと小さいことですが、この研究生の経歴もちょっと不思議な気がしました。九州出身→北大(北海道)→JAXA(神奈川)というのが。わざわざ北海道まで行かなくてもいい大学はいくらでもありそう。そして、九州出身という設定はなにかの伏線なのか?と思いつつ映画を見てました。んで、途中で「そうか!わかった!これからこういうセリフが入るんだ!『はやぶさがスイングばい!スイングバイするばい』って!」と思ったのですがなかったですね、そんなセリフ。

     そういや映画が始まってしばらく気づかなかったのですが、実物と役名がずいぶん変えてあるのですね。川口教授→川渕教授って、ファミスタかーい!とつっこみたくなってしまいましたわ(「クロマティ」が「くろまて」みたいに)。

     いやしかし、この映画でのスタイリストさんの仕事って逆にたいへんだったのではないでしょうか。はじめ、「いくらなんでもこの衣装はダサすぎだろう!」と思ったのですが、そもそも役者になろうって人は顔がよくて背が高くて手足の長い、見栄えのする人々がほとんどなわけで、ちょっとくらいダサい服を着せてもおそらく着こなせちゃうんだろうと。それを研究一筋!なふうに見せるにはあそこまでドレスダウンする必要があったのではないかなあ。実際はもっとおしゃれだと思う。特に若い人。

     そんななか、国仲教授役(劇中では「きたさん」と呼ばれてましたが)の鶴見慎吾だけがおしゃれさんだったのが笑えました。うん、国仲教授がおしゃれさんなのには異論はない。プライベートでロードバイクとか乗ってそうだし。

     あと、スタッフロールの脇に今まで打ち上げられた観測機器などがずーっと流れていたのはジンときました。これまで紡がれてきた技術とこれから羽ばたいていく技術。途切れさせちゃいけないよなーって。

     で、映画の最終的な感想としては、いかにも映画的な大仰な演出がちょい鼻についたけれども、ほとんど室内で絵的に変化のつけづらいなかでのドラマを、膨大なエピソードの中から選り抜いてよくまとめたなー、がんばったなーという感じです。もうさあ、はやぶさの話自体がめちゃくちゃドラマチックで、おもしろいエピソードがてんこ盛りで、関わったスタッフもキャラが立ってて、あとは映画の上映時間内にどうまとめるかだけだもんね。おもしろくない方がおかしいさ。

     ところで現実の現在の話。最近の川口教授の発言を見ていると、現在進行中のはやぶさ2でさえもう過去のことのように、宇宙に中継ポイントを設けて、探査機を再利用するべきだという話をされてますね。川口教授の目は先の先を見据えているのですね。

     確かに、はやぶさを大気圏で燃え尽きさせたくなかったというのはあると思うのです。心情的なものだけで無しに。保護皮膜の劣化状態とか、故障状況とか、次世代機に生かせるであろう情報がはやぶさ本体にはいっぱい詰まっていたはずですから。

     予算的には相変わらず厳しそうですが、応援してます。ふるさと納税みたいに、納税先を選べればいいのになあ。「はやぶさ納税」だとそのまんますぎるか。

     そんなわけで〆に。

     合い言葉は「レオタード(男用)」!
     ラグランジュポイントで僕と握手!

    このトランスフォーマーネタ、わかんないよねぇ普通



     そういや、ミネルバさん、なかったことになってたなあ(悲)。

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    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

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