Seek R3へのスパイクタイヤ装着 そのに(1号)
(前回までのあらすじ)
昨シーズンまでは前輪にしかスパイクタイヤ履いてなかった2号の実家用クロスバイク、GiantのSeek R3にやっぱり後輪にもスパイク履かせたいとWiggleで物品調達したんだけど、いざ帰省してみるとSeekには錠がかけられていて、その鍵も持ってきてない。
さて、どうする?
さて、どうする?
2号:ワイヤー錠、切ったりできないかな。
1号:そんな簡単に切れないだろ・・・
1号親父:ディスクグラインダーでばっさりいくか?
1号:えぇっ!?
ちなみにディスクグラインダーってこんなの。
![]() RYOBI(リョービ)ディスクグラインダー G-104P |
とりあえずSeekを1号実家へ移送し、作業開始。
グラインダーでばっさりワイヤーを切ってしまうのは一瞬でできるから、その前にワイヤー錠の「関節部分」をドリルかなんかで壊せないか試してみよう、そうしたら後で再生できるかもしれないからと親父。
で、15分ほど格闘した(のは親父だけど)けど、これが意外と強敵。
1,500円くらいのワイヤー錠(まぁワイヤーはそこそこ太いのが3本ほど捩ってあるけど)ながら、やっぱり壊されそうな部分はかなり硬い材質使っていて、ドリルでもなかなか歯が立たない。
じゃ、最後の手段行きますか・・・・
ということで、親父が取り出したグラインダーがきゅわーんとうなりを上げ始めた。
グラインダーだと15秒ほどでばっさり。
やっぱりすげぇ。
そして切られたワイヤー錠よ、本当にすまん。
今までありがとう。
親父もありがとう。おかげでSeekに乗れるようになりました。
さてそんないきさつを経て、やっとSeekにスパイクタイヤを装着可能な状態に。
で結論。
後輪に32Cのスパイクタイヤは問題なくはまりました。

他のクロスバイクだとどうなのかはよくわかりませんが、見た感じでは37Cまで履けるホイール使っている車両なら32Cのスパイク大丈夫な気がします。
あ、あくまで素人の目検討ですよそこんとこご了承を。
ちなみに前輪には37Cのスパイクタイヤ(昨シーズン導入:2号に買ってもらったのでサイズ覚えてないけど37Cか42Cのどちらか)を履いているので、前輪の方が太くて後輪が細いというちょっと異型なスタイル。

ま、ぱっと見て違和感はないし、実際こうするしかないのだからまぁこれでよし。
ちなみにピン数はどちらも240ピンです。
というわけで、めでたく両輪スパイクタイヤとなったSeek R3。
やっぱり前輪のみスパイクだった昨シーズンと比べても安定性は格段に違います。
今回の帰省では時間的な制約もあり、がんがん乗れたわけではないのですが、これは冬道散歩がかなり楽しくなると思いました。なんせ、歩くよりは絶対滑らないし、当然速い。
で、気がついたことを幾つか。
あくまでSeek R3+スパイクという組み合わせでの感想です。MTBだとまた違うかもしれません。
- 圧雪/アイスバーン路面はかなり走りやすい一方、ザクザクの雪が積もっているような路面はスリップして走りづらい。雪が積もった公園なんかに乗り込もうなんて気にはいまいちなれませんでした。
⇒この点、どうなんだろ。MTBよりタイヤサイズがでかい(700C)んだから有利な気もするんですが・・・ホイール径よりタイヤ幅の方が重要なら、却って不利でしょうが。 - Seekは前後共にサスペンション付いてないんですが、特に問題は感じませんでした。サスなんて飾りです!偉い人にはそれがわからんのですよ!
- 楽しく走れるコース、ルート探しがとても重要。言い換えるとどこでも楽しく走れるわけではない。例えば交通量の多い幹線道路とか、車道のコンディションはとてもスパイク向きなんだけど、さすがに車道走行は無理。また走りやすさは除雪状況にもかなり影響を受けるだろうから、こつこつと「お気に入りの道」を発掘していかないと厳しい。そーなると、たまに帰省してきて乗るような運用だとなかなかルート発掘ができないんだよなぁ・・・
- ものぐさな話で恐縮ですが、シーズン毎にタイヤ履き替えるのめんどくさ~い。安くていいからホイールをもう一組用意したほうがいいかなぁ。
- 1シーズンの間ガシガシ走ってたらペダリングが上達しそう。とにかく均一な力でペダリングしないとホイールが空転して力が逃げてしまうので。
まぁ帰省のタイミングくらいしか乗れないのでなかなか楽しむ機会がないのですが、
今シーズンもう一回くらい乗りたいなぁ・・・

今回の帰省、好天と豪雪がめまぐるしく移り変わり、とても冬の北日本、日本海側らしい日々でした。
関東にいるとほとんど見ることが無いからか、ぶ厚い雪雲を見ると自分が北日本出身だってことを強く感じます。
離れて10年以上。
どんどん寒さに弱くなってるんだけどな。
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