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    三鷹・星と宇宙の日 2010 その4

    by ゆげ2号

     えー、あっという間のフリータイム終了で、ゆげ1号・3号の待つキッズスペースに戻ってきたゆげ2号。昼寝の予定時間を過ぎてなおパワー全快の3号と、ちょっとよれよれの1号・2号は、再び3人で展示を見て回りに出たのでした。

     さて、次は南棟です。ここは銀河探しゲームがむちゃくちゃ燃えるんですけど、3号を抱えてちゃ無理なんで泣く泣くスルーです。そういえば、LANケーブル作るコーナーなくなってたなあ。前回来たときに、現役SEの某2名にやってもらったら該当者氏があっという間に作ったんだっけ。

    ■RISE 月探査プロジェクト

     かぐや&おきな&おうなのRISEです。かぐやといえば、NASAのより10倍詳細な月面地図を作っちゃったり、撮影した日の出ならぬ「地球の出」の美しすぎる画像がすごすぎでした。 あれ、そういえば該当者氏が注文していた超美麗写真はもう届いたのだろうか?

     ポスターの前には、探査で得られたデータを元にで作られた、真っ白な月面儀が展示されていました。解説員氏が「手にとって見ていいですよ~」と声をかけてくださったので、遠慮なく見せていただきましたよ。そうそう、月って地球の周りを回ってますけど、同じ面しか見せてないんですよね。月も自転してるんですけど、地球側にはけしてその裏側が見えないように回っているんです。なんか不思議。

     また、その月の裏側が表とは全然違って、「海」と呼ばれる黒っぽい部分がほとんどなくてクレーターだらけなんですよね。表と裏が全然違うのもこれまた不思議。

    ↓ 月の表側(地球から見えている方)
    13月球儀1 

    ↓ 月の裏側(地球から見えない方)
    14月球儀2 

     私事ですが、丸の内オアゾではやぶさのカプセル見た帰り、丸善に寄ったらSF特集やってて、SF熱が再燃しているゆげ2号であります。特別公開前にちょうど読み終わった本、ホーガンの「星を継ぐもの」が月をめぐる謎を解いていく話だったので、もうニヤニヤしっぱなしでした。ガニメアンが…、ルナリアンが…、うふふふふ…。ただこの本、すごくおもしろかったのですが、クライマックスの一番盛り上がる場面である「言葉」に引っかかって、大爆笑してしまった自分がちょっと憎かったです。英語で書いてくれればなんでもなかったのに、日本語で書かれるとまったく関係ないイメージが浮かんで思わず吹きだしちゃったんですよねぇ。ヒントは「重いコンダラ 試練の道を」。

     さてさて、RISEの話に戻ります。月の重力の影響で潮の満ち引きが起こってるのは常識でしょうが、月の形も地球の重力の影響でちょっとだけ変形しているそうです。本当にちょっとだけですけど。

     で、それを調べる方法には相対VLBI法というのがあって、更に逆VLBI法というのがあるそうで。…うう、こういう話になるとゆげ2号の頭はオーバーヒートを起こして耳からピューッと水蒸気が出てしまいます。解説者氏から聞いて、その場ではわかったつもりになってるんだけどなあ。ただでさえよくわかってないのに「逆」なんて言われたら、あーた、もうどうしろと。まあ、ここらへんは1号が補足してくれるでしょう。

     このあと、三鷹の仙人様をお見かけしてすぐにご挨拶したかったのですが、同じことを思っている人はほかにもいらっしゃって、なんとなく順番待ちしてました。三鷹の仙人様、その節はお急ぎのところを引き止めてしまってすみません。でも、ご挨拶できてうれしかったですよー。

     また、途中でデータの記録に使っているテープの話も面白かったです。見た目は、ビデオテープと昔の音楽テープの中間みたいなのですが、妙にでかい!A4より大きかったはず。で、一本10万円するんだそうです。それについて解説者氏が「壊したらたいへんですよ~」なんて笑いをとっていたら、本当に落っことしちゃって、あたりが騒然となってました(笑)。

     現在、記録媒体はHDDのほうに移行しつつあるそうです。そのHDDというのが取っ手つきのケースにズララッ!と並んで入っていて、一ケースで24TB(=約24,000GB)とか。それで更にそのケースが縦に並んでいたりして、もう気が遠くなる容量です。こんなに必要なの?!

     あのねあのね、ゆげ2号がパソコンに触れ初めの時代は40MBのHDDがン万円してね、メモリも8Mで8万円くらいでね、16Mのなんかとてもじゃないけど買えなくてね、スロットが足りなくて亀の子メモリを買ったりしてね…ああ、昭和は遠くなりにけり。まあ、データが詳細になれば容量は膨れ上がるわけで、時代の流れなんでしょうねぇ。

    ■VSOP-2/ASTRO-G計画

     なんだか計画の名前が暗号のようでよくわかりません。ゆげ2号が乱暴にまとめると「電波望遠鏡は口径が大きければ大きいほど、遠くの星のことがよくわかる。だからいっそのこと、地球より大きな口径のヤツを作っちゃおうゼ」計画です。すごすぎです。正直、初めて聞いたときは「SFか?!」と思いました。でも「2」ですから、とっくに「1」の計画が遂行されてたんですよね。

     ゆげ2号に理解できる範囲のことを覚書としてまとめると、「電波望遠鏡のパラボラの誤差(でこぼこ)は調べようとする電波の波長より短くなければならない。つまり、短い波長の電波(=遠くの星が出している電波)を調べたければ、精度の高さが要求され、おのずとその口径には限界がある。しかし、複数の電波望遠鏡のデータを合成することにより、巨大な口径の望遠鏡に相当する空間分解能(=人間の視力みたいなもの)が得られるようになる。たとえば、日本の電波望遠鏡の力を合わせて直径2300kmの電波望遠鏡に相当する性能を発揮するVERAプロジェクトなどもあるけれど、地上の電波望遠鏡をすべて合わせたとしても地球より大きな電波望遠鏡は作れない。そこで、宇宙に電波天文衛星ASTRO-Gを打ち上げて地球の3倍の大きさのに相当する電波望遠鏡をつくっちゃおう!」ということです。要はドラゴンボールの元気玉です。「みんな、オラにデータわけてくれ~」みたいな。

     資料によると、ASTRO-Gと世界上の望遠鏡のデータを合成して得られる空間分解能(=視力)は、かのハッブル望遠鏡の2000倍に相当し、「月にいるかぐや姫が持っている野球ボールを地球から見分けることができる」んだそうですよ~。

    15ASTRO-G衛星1
     で、こちらがASTRO-Gの模型。うむむ、かっこいい。ちなみにVSOP-2で調べようとしている「メーザー」って、今までよくわからなかったんですけど、今回の展示の「レーザーのマイクロ波版」というのがすごく腑に落ちた感じがしました。電磁波なんだけど、波長が短いから目に見えないってことなんですね。

     それで、「データが詳細になれば容量は膨れ上がる」わけですけど、ここで熱くなるのが通信屋のゆげ1号。なんかね、解説者氏も態度が違うんですよ。ゆげ2号にはかんでふくめるように易しく説明してくれるのに、ゆげ1号が質問し始めると専門用語がビシバシ飛び交って、とたんに話が難しくなるのです。理系の人間は相手が理系かどうか、瞬時にわかるんですかねぇ。ものすごいデータ容量になるので大変だーっていうのはなんとなくわかったんですけどねぇ。解説には1Gbpsがどうたらって書いてあったなあ…。

     あのねあのね、ゆげ2号がパソコンに触れ初めの時代はモデムの速さが28,800bpsでね、通信始めると「ピー、ガー、ピー、ギュワンギュワン」って音がしててね、ある日部屋の模様替えしたらなぜか通信できなくなっててね、よく聞くとモデムの音がいつもより低くて遅い気がしてね、「壊れたのかなあ、何か悪いことしたっけ」って1時間くらい悩んでね、結局原因がタコ足配線にしたことだったって判明してね、コンセントに直接挿したらちゃんと通信できてね、「意外とアナログなのねぇ」なんて思ったことが…ああ、またしても昭和は遠くなりにけり。ついていけないのってくやしいなあ。1号よ、ここも補足を頼む。

     本当は他にもコーナーがあったのですが、途中で眠りだしたゆげ3号が子泣き爺のように1号の腕に重くのしかかり、かなりしんどい状況だったので早めに切り上げざるを得ませんでした。残念ですがやむなし。

     この時点ですでにスタンプ5つは集まったので、このまま帰ろうかとも思ったのですが、今回初めて内部公開される太陽塔望遠鏡「アインシュタイン塔」がどうしても気になりました。討議の結果、熟睡中の3号については移動中は2号が、施設内は1号が抱っこすることで手を打ち、最後にアインシュタイン塔を見学していくことに。

     果たして1号の上腕二頭筋は、見学が終了するまで持つのか?! 次回に続きます。

    (ヒント:ギリギリガールズ)

    つづく

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