softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    野山北公園自転車道と4つのトンネル

     9月の3連休最終日、久しぶりにちょっと走りに行ってきました。 

     3連休前後から急に季節が真夏から秋へ移ったかのように、いきなり気候的に過ごしやすくなったと思ったらまんまと体調崩したゆげ1号ですが、まぁそんな不調も自転車で走れば回復するんじゃないかとポジティブに考えた末に選んだ行き先は多摩湖の近くにある野山北公園自転車道。
    この自転車道自体は多摩湖と羽村方面をまっすぐ結ぶ、全長4キロほどの遊歩道に毛が生えた程度の割と短い道路なのですが、この自転車道には4つもトンネルが。

     そもそもこの自転車道、元は多摩湖(村山貯水池)と狭山湖(山口貯水池)を造成して導水管を敷設するために供された軽便鉄道の跡地なんだとか。
    このあたりの経緯はググって見るといろんな話が出てくるのですが、こちらのサイトによるとこの鉄道は当初敷設され、その役割を終えた後にも都合2度の復活劇を遂げたそうな。 

    第一期(大正10年~):多摩川から村山貯水池(多摩湖)への導水管敷設のため
    第二期(昭和3年~) :村山貯水池(多摩湖)のさらに奥にある山口貯水池(狭山湖)を建設するために砂利を運ぶため
    第三期(昭和18年~):第二次世界大戦中、両貯水池の堤体補強工事のため

    で、いまはそのルートの一部が自転車道になっている、ということらしい。
    ちなみに、このルートの地下が導水管になっているため、このルートについて「東京水道」と記載されている地図もある。

    ということで、水道道路好き(?)としてはやはり押さえておかなくては!かつ廃線跡に残るトンネルってのもちょっと見てみたい。
    そんなわけで出発。


    春と同じようなルートを通り、まずは多摩湖へ。
    DSC01202.jpg
    相変わらずカメラは携帯電話(SO903)についているやつ。
    いや、そろそろGRDⅡも復活しますよ~
    やっと充電器を調達したので(笑)

     さてこれから。
    今回の自転車道は直接多摩湖の自転車道と接続しているわけでは無く、どうやら「武蔵野の路」という自然遊歩道を介して繋がってるようです。
    その接続地点は多摩湖自転車道の南西部あたり。なので多摩湖を時計回りに回ればすぐ接続点まで行けそうなのですが、せっかくなのでとりあえず自転車道を反時計回りにぐるっと進みます。

    しかし、その接続点はかなりわかりづらい。
    それでも反時計回りに走りながら右手の景色に注意していると、車道越しに「武蔵野の路」に分岐するゲートが見えます。
    DSC01204.jpg 
    ここが遊歩道への入り口。
    DSC01208.jpg 
    入り口の雰囲気はこんな感じですが、残念ながらこの先は思いっきりダートです。
    P20-RACで走れるような路ではないので、自転車を押して進みます。
    DSC01209.jpg 
    番太池に向かって進みます。

    途中、完全にトレッキングな雰囲気のおじさんとすれ違いましたが、おじさんは妙な自転車を押して進む変なヤツが山道に突然登場した様にちょっと怪訝な顔してました。
    自転車道と自転車道をつなぐ遊歩道を自転車で渡って何が悪い。
    でもまぁ、あんまりいないんだろうな、この道通るやつ。

     で、とにかく自転車を押しながら番太池までたどり着き、そこからもう少し彷徨ったところでやっと舗装道路へ到達。
    しかし、なんか自転車道って感じもせず、普通の生活道路。

    あれ?と思ってあたりを見回すと、
    DSC01211.jpg  
    おぉ、これが・・・
    4つのトンネルのひとつ、赤坂トンネルですよ。
    よし、進もう。

    中は水が染み出していて、路面が濡れている。
    結構距離もある。
    DSC01215.jpg 
    もともとは軽便鉄道用のトンネル。
    にしても、かなり狭い。
    自動車はぎりぎり通れないくらい。
    まぁそもそもここは車道じゃないので車は走らないが。
    なんつうか、怖いわけじゃないし、閉所恐怖症の気も全く無いんだけど、なんか、重い
    なんだろう、この圧迫感。
    DSC01214.jpg 

    こんな思いして(?)このトンネルを越えると、その先は行き止まり。
    実はもうひとつトンネルがあるのですが、そいつは通行禁止(柵でふさがれている)。
    きっとそいつを通ると、多摩湖自動車道のあたりまで通じているような気がするのだけど。
    ということで、引き返します。

    引き返すと、その先には2つ目のトンネル。
    御岳トンネル。

    DSC01216.jpg 

    3つ目。
    赤堀トンネル。
    DSC01217.jpg 

    4つ目。
    横田トンネル。

    DSC01218.jpg
     
    なんかね、ちょっと異様な雰囲気ですよ。
    ぜんぜん霊感とかそーいう話ではないのですが、自転車で立て続けに4つの古いトンネルを通り抜けていく中で、なんか
    「早くここを通り抜けてしまいたい!」
    って気持ちになってきました。

    #えーと、他のブログなんかを読む限り、このトンネル群はそんなに不気味な捉え方されてないようです、一般的には。
    ですので、あくまでゆげ1号の主観に基づくと思ってください。

     で、横田トンネルをクリアすると、その先は謎の温泉街・・・てなことも無く、まぁ普通の穏やかな自転車道(遊歩道)が続いていました。
    あ、でもこの近くに「村山温泉かたくりの湯」って温泉があるらしい。
    今度行ってみよう。

     この先を進むと、横田基地あたりまで自転車道は続いているらしい。
    でもなんか、しばらく自転車道を走っているうちに、

    なんか、もういいや。帰ったほうがいい。

    って気分になってきて、この自転車道の終点まで行くことも無く、多摩川の方へエスケープ。
    別に、激しい恐怖感とかそういうことじゃないんですよ。
    かといって大きな達成感みたいな話でもない。
    なんなんだろう。おそらく、体調もあまりよくなかったのが影響したのかと。

    途中、コンビニに寄って食料補給。
    ふと気がつくと、トンネルの中でずいぶんと泥をはねたらしく、自転車が泥だらけ。
    食いもんと一緒にウエットティッシュを買って、自転車も綺麗に。

    DSC01224.jpg 
    で、なんとか多摩川に到着。
    ここからはひたすら川沿いを下流へ進むだけ。
    なんか、すごくほっとした。
    母なる川、多摩川よ。


     なんかこんな書きっぷりの後であんまり説得力無いかも知れませんが、4つのトンネル、結構おすすめです。
    廃線って切り口でもっと丁寧にたどれば、いろいろと面白い遺構もあるんじゃないかと。


    今回の走行距離:75km
    翌日からいきなり酷い結膜炎を患い、その後追い討ちをかけるように風邪をこじらせて寝込みました。
    情けない・・・

    関連記事
    スポンサーサイト

    Tag : P20-RAC
    Posted by ゆげ1号 on  | 2 comments  0 trackback

    2 Comments

    テントウムシ says..."多摩湖周辺は、、、"
    実は知り合いが多摩湖の管理にたずさわる仕事をしておりまして、そこから聞いた話しなのですが、年間に数体は身元不明の仏様が見つかるそうです。プチ青木ヶ原樹海的なスポットであり、また周遊道ではレース気分で兄ちゃん達が、運悪くコーナーを曲がりきれずにそのまま激突してナンマイダブツ!となるそうで、敏感な方は感じてしまうスポットがあるとのことです。
    2010.10.28 09:06 | URL | #- [edit]
    ゆげ1号 says..."Re: 多摩湖周辺は、、、"
    げげっ!知らなかったです。
    もともと、全然霊感なんて無いタチなんですが・・・

    確かにあの辺って、ちょっと原野っぽい風情ですもんね。
    まぁ懲りずにまた行きますけど(笑)
    2010.10.29 00:06 | URL | #- [edit]

    Leave a reply






    管理者にだけ表示を許可する

    Trackbacks

    trackbackURL:http://softtail.blog103.fc2.com/tb.php/425-eab6d9c5
    該当の記事は見つかりませんでした。