softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    【書評】自転車をめぐる冒険

     最近「認証ネットワーク事業者センター」介して登録した有料情報サイトが課金されたままになってるからとっとと連絡よこせやゴルァ!なスパムがよく来るので


    「あのー認証ネットワーク事業者センターの者やねんけど、お宅から変なメール来たっていう消費者からのクレームきまくっとるんじゃ!ふざけんなボケ!」


    っていうスパム元への突撃電話、誰かかけてみませんか?でおなじみのゆげ1号です。


     さて、最近まったく書評の体を成していない書評シリーズですが、今回読んだのは自転車界のご意見番、疋田智氏とややぶっちゃけ系自転車ライター(?)兼イラストレーター、ドロンジョーヌ恩田女史の共著による自転車エッセイ集。
    疋田氏のエッセイにドロン女史がイラストと欄外注で突っ込みを入れる、伊集院静&西原理恵子本みたいな感じ(って言ってわかる人どれくらいいるんだろう)。


     個人的な解釈ですが、自転車にまつわる諸々の話題について「自転車の正義と愉しみ」という主題を縦軸に、「エコ」「女性」「社会・行政」「メディア」といった横軸を絡めて語られる疋田節に、ドロン女史がちょっと困惑しながらイラストとコメントで突っ込みを入れている感じですかね。
    疋田氏の主張はどれもこれも力強く、ブレがない。でもその分表現としてのしなやかさに欠けるから、そこを新鮮にラッピングしてくれるドロン女史と組むことで、表現の幅、読者層、などなどを広げたかったんじゃないかなぁなんて思います。


     もしそうだとしたら、その観点においてこの本は正直いまいちだ。お互いのよさが引き立っていない。
    この本ではなんか「お互いに失礼の無いように探りあい」をしているような感じがして(それはおそらく社会人として極めて常識的な態度だと思うけど)、掛け合いが産む化学反応みたいなものはあんまり感じられない。


    なんか、まだ酒が進んでない居酒屋での会話みたいだ。お互いへの理性ががっちり働いてる(笑)


     でも、これって二人の著者に問題があるのかというと、そうでもないと思うんだよなぁ。
    疋田氏は雑誌の連載記事に書下ろしを加え、ドロン女史はその原稿を読みながらイラストとツッコミを描いていく。その二人の仲立ちをして、相互の影響なんかも管理して、最終的な書籍の出来をコントロールするのは書籍企画者・編集者の仕事なんじゃないか?

      あくまで共著なんだから、単に「シモネタは3割以下で」とか、個々の執筆レベルを管理するじゃあ共著ならではの面白さ、付加価値は生まれないと思います。
    ましてや元の文章に加え、書き下ろしまでさせているんだから、もっと二人の絡む場面は作れたはず。なんで疋田氏はドロン女史のツッコミやイラストに何も言わないの?


     これじゃカレー粉と小麦粉、肉と野菜に米を並べて「はい、カレーですよっ」って言ってるようなもんだと思うんですが。

      もちろん、著者は具材よりもっと本の出来に関わるものだろうけどもさ、なんかこの本は著者のお二人ともなんか「残念感」をもたれているんじゃないかなぁなんて勝手に思ったりします。


      それともアレかな。よく巷で登場する「ステレオタイプなTVプロデューサー」(本当の姿は知りませんけどね)みたいに


    「ご意見番のヒキタさんと美人のドロンジョーヌさんを1パッケージにまとめちゃえば、二人とも数字(笑)持っているからそこそこ売れるっしょ!」


    みたいなノリで、この二人の名前でお買い上げいただく人がいればそれでいい・・・みたいな感じなのかな、いやな言い方だけど。


     だとしたら、ここは一つ謝罪しなくてはならない。
    すみません、ゆげ1号はブッ●オ●で買っちゃいました(笑)。


     でもまぁ、共著という点でゆげ1号みたいに変に期待ハードルを上げなければ十分面白い本だと思います、はい。

     


     


     ずいぶん前の話ですが、安野モヨコ「働きマン」を見て思ったのが「雑誌編集の仕事って普通のリーマンがやっていることとかぶるんだなぁ」ということ。

     「こういうもの作って儲けを出せ!」という会社からのオーダーに対して「じゃあこういう企画・案はどうでしょう」と提案して、それを実現する為のコンテンツは自分で作ったりプロに頼んだりして、そうやってかき集めた素材をうまく並べたり混ぜたりして一つの成果物に仕立てる。もちろん当初の予算範囲内で。


     仕事って、まぁ範囲の違いや規模の違い、自分で作るか人に任せるかの割合の違いなんかもあるでしょうが、多かれ少なかれこういうことなんだろうなぁなんて思います。

     
     要するに「仕事って編集作業なんだなぁ」と。


     であるがゆえに、ついつい「素材が全然活かされていない=編集されていないモノ」(主観ですけどねぇ)に遭遇すると、


    もっと仕事しろよ俺がサボる分まで


    って言いたくなる(笑)仕事嫌いのリーマン、ゆげ1号でした。


     あ、そうだ。編集関連で一つおまけ。
     最近の、「自転車生活」誌、企画やテーマは、かなり面白いと思いますけど、文章のチェックしている編集者の方(が指示しているのか、ライターの元原稿が、そうなっているのか、知りませんけど)、ちょっと読点の使い方が、文章を、細かく、区切りすぎだと思いますよ~
    (ってちょっと誇張しすぎだけどこんな文になってますよ)

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    Category : 自転車本書評
    Posted by ゆげ1号 on  | 2 comments  0 trackback

    2 Comments

    むるきち says...""
    自分もここの所異様にスパムメール多いです。
    しかも「熟女系」
    俺も大人になったな~。

    ある意味同年齢でもすでに一般的には「熟女系」かも…。

    あっ、本来の主題に関するリアクションでなくてごめんなさい。(笑)
    2009.01.17 17:59 | URL | #ysuzPZ9s [edit]
    ゆげ1号 says..."そうか、確かに熟女って言っても"
    冷静に考えれば私にとっても「ほぼ同世代の女性」なんですよね>熟女。
    でも同世代の自分はどう考えても未熟男だわなぁ(笑)

    どんどん主題から離れてしまう~
    2009.01.19 00:51 | URL | #- [edit]

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