softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    【書評・・・】書こうと思ったんだけど

     最近、自転車関連の古本探訪という個人的ミニブームの中で手にした、とある一冊。
    いやぁ、本当に面白い本なんですけどね。


     ネットでの評判も悪くない。内容も面白く、読みやすいのに言葉が流れていかない。
    出版から10年近く経っているけど、内容は決して色あせていない。

     
     でも、決してこの本をおすすめできない。
    この筆者、今でもアクティブにご活躍されているようなので、書名などを書くのは止めとこう。
    こっちも匿名で好き放題かいているのだから、筆者も名指しで批判されるいわれも無かろう。


     この本の著者、40歳を過ぎてから自転車の愉しみに目覚め、ロードバイク、MTBなんていう枠にとらわれず、実に軽快で愉快な自転車生活を送られているようです。

     真摯に生きてきたであろうご自身の人生経験によって磨かれてきた、オーダーメイドの価値観モノサシを武器に、心地よい必要十分を見極め、自分にはこれがいいんだというスタンスの明確さが気持ちいいですな。


     自転車のカスタマイズポリシーや、パーツの話。フレームとの出会いを導いてくれた、人との素敵な出会い。
    決して最新型や流行を良しとせず、自分のライフスタイルや機能としての必要十分さ、長く付き合えるかどうか、そしてそこに運命的な何かが存在するか。そんな価値観で過ごす「自分の背丈にあった相棒達との、頑張り過ぎない生活」を啓蒙するエッセイ、てな感想を持ちました。であるからして、バイクだけにとどまらず、オートバイの大型化についても(元々オートバイ雑誌の連載だったからでしょうが、考えてみるとずいぶん懐の広い雑誌だ)きっぱりと異を唱えていらっしゃる。そんなに大きくて自分で取り回しも苦しいようなもの、本当に必要なのか?って。


     技術論やテクニック、マニュアル的な知識はこの本にはありませんが、本書のテーマは


    「自転車との付き合い方・楽しみ方を一つのモデルとした、自分と向き合ったスモールサイズな暮らしへの脱却」


    という、高度成長期~バブルを牽引してきた世代のあんたがそれを言うかと突っ込みたくなる、実に愉快な本です。

     筆者だってそんな「世代」でひとくくりにされた批判をされたくはないだろうけども、その一方でこの本でも若者像とか、随所にそれぞれの世代を単純化してわかりやすいようにくくってしまうムキがあって、じゃーお前もおとなしく団塊の世代近傍としてくくられてしまえ、なんて若者世代にはもうそろそろくくってもらえない1号なんかは思うわけです。

     まぁ年齢とか、世代とか、そーいうモノサシなんて振りかざさなければ、結構面白い本だとおもうんですけどねぇ。


     でも無理だったんだろうな。
    価値観で相手、読み手を圧倒することはとても難しい。
    それでも上から目線で話したければ、誰も抗いようがない「年齢」を武器にするか、同世代という仲間を作るのは有効な手段だもんな。これは小学生でも会社でも大差なく有効だ(笑)
    まぁそれは言い過ぎにしても、そもそも対象読者層を自分と同年代に設定しているのだろう(タイトルにもそれは表れているような)。だからその世代の目線を大事にしたのかな。


     あー、今回はこの本よまなきゃ何言ってるのか全くわからず、にもかかわらず書名も作者名も書いてない。
    一体これは誰に向けて書いたんだ(笑)

     

    まぁこういう日もあらぁな。

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    Category : 自転車本書評
    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

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