softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    恥ずかしい骨の話 前編

     最近、ゆげ3号から「甘いもん食いたい」との指令が降りて、ゆげ1号のシュークリームを奪って食べてしまったゆげ2号です。指令なんすよ。私の意思じゃないんすよ。ほんとにほんとに。 体重が急増してやばいんで勘弁してほしいんすけどねー。どすこいどすこい。

     えー、今回はゆげ2号が遠い昔に取った杵柄で、解剖学とか運動学とかが絡んだお話です。とはいえ、確たる結論もなくゆげ2号のあやふやな推論と疑問で幕を閉じますので、なんとも消化不良の話になるかと思います。それにしては例によって長い話になりますし…。暇なときに、興味がもてるところだけゆるーく読んでいただければ幸いです。

    :デリケートな話題なので一応書きます。ゆげ2号は医者ではないので、あくまで個人的な経験を拠り所とした一個人の考えということをご了承ください。実際に自転車に乗るかどうかは自己責任ですよ(というか、何でもそうだろうと思うのですけど)。

    ■ことの始まり

     話は数週間前にさかのぼります。なんのきっかけもなく、気が付くと左足の付け根に違和感を感じるようになりまして、それは次第に強まり、一週間後くらいには痛みになりました。押したりしてもなんともないのですが、どうも足を閉じる動き(股関節の内転運動)をするときに痛むらしいこと以外わかりません。ちょうど次の診察日が迫っていたので、主治医に聞いてみることに。

    ゆげ2号 「最近右足の付け根に痛みが出てき…」
    主治医 「あー、恥骨結合の緩みで出る痛みですね。赤ちゃんを産むために靭帯を緩めるホルモンが出てくるので、痛みが出てくる妊婦さんは多いんですよ。トコちゃんベルトで締めるといいですよ」

     <【恥骨】でニヤリとしたあなた、中二病ですね。でも、よくよく調べると、これって怖い話なんですよ~>

     症状を全部話しきらないうちにかぶせるようにアドバイスをいただいてしまいました。これって特殊な症状じゃなかったのねと、とりあえずは一安心。内心、自転車が原因だったらすぐにやめようと思っていたのですが、それについては何も言われませんでした(乗っていることは以前に報告済み。詳しくはこちらをクリック)。

    ■恥骨が緩むと怖いのね

     家に帰ってさっそくパソコンで調べてみたのですが、トコちゃんベルトのHPにホルモンによる恥骨結合の緩みについて詳しく書いてありました。いろいろベルトのタイプはあるのですが、要は骨盤を締め付けて固定する目的で着用するもののようです。興味ある方は右クリックで「リンクを新しいウィンドウで開く」にして、骨盤の図を横目で見つつ本ブログを読んでいただけるとわかりやすいかと。

    トコちゃんベルトのHP内 体のしくみ→http://www.tokochan.com/goods/navi_mechanism.html

     一応要点をまとめますと
    ○妊婦は出産に備えるために、骨盤の靭帯を緩めるホルモンが出る。
    ○このため、仙腸関節と恥骨結合が緩む
    ○現代女性は筋力が弱いため、これらの関節が緩みすぎてしまい、更に大きくなり続ける胎児の重みも加わって腰痛や恥骨痛などのもろもろの症状が発生し、重症になると歩行困難になることも。

    出産後は通常6週間ほどで元に戻るそうなのですが、この間に骨盤がゆがむような姿勢・動作をしていると、恥骨結合離開という恐ろしい状態になるそうで…。

    恥骨結合離開についてはこちら
    トコちゃんベルトHP内 パンフレット(pdf)→http://www.tokochan.com/images/manga01.pdf
    その他参考にした整体院さんのHP→http://www.takatsu-chiro.com/chiro/chikotsu-tsu-sng.htm

     まあ、理屈はわかったんですが、ちょっと躊躇したのがトコちゃんベルトのお値段。こんなんで5000円。でも、こじらせて整体やカイロプラクティックに通った日にゃあ、1回か2回でこれくらいかかるしねぇ。よくよく説明を読むと巻く場所が、「上前腸骨棘と大転子の間」ってえらくピンポイント。それなら一見シンプルすぎるデザインなのもうなづけるか…結局購入しました。

     とはいえ、届くのが待つ間にも股関節の痛みはあるわけで、ひどいときは寝返りしても痛いくらいのひどさ。症状が悪化するかもしれないので、自転車(愛機 KHS F20RA)も控える状態でした。で、数日後に届いたトコちゃんベルトをさっそく巻いてみたら…即、痛みがほぼ治まった!こりゃ、効くわー!ただ、先ほども書いたように「上前腸骨棘と大転子の間」ってえらく狭いんですわ。ちょうどベルトの幅くらい。ちょっと下すぎると股関節の動きが制限されるので小股で歩く羽目になるし、上過ぎるとお腹のふくらみを圧迫してしまう。ちょうどいい場所にきっちり巻ければ即効で楽になるんですけど、なかなか難しかったです。

    ■歩いたら痛い→自転車に乗ったらもっと痛い?

     それからはトコちゃんベルトをつけまくるようになり、台所仕事や買い物で歩き回るにも楽になって大喜びのゆげ2号。ただしひとつ困ったことがあって、装着する場所が場所だけに自転車とは相性が悪いんですよねぇ。乗れないことはないんですが、太ももが圧迫されてしまってあんまりいい感じはしない。「これはそろそろ自転車に乗れなくなるってことかなあ。痛いのは嫌だし仕方ないかな。」と思いつつ、一度トコちゃんベルトなしで(いつものソフト服帯+支え帯は装着)自転車に乗ってみたら…あれ???全然痛くない?歩きだといつも5分くらいで痛みが強くなってきてたのに…。

     別の日、大きなディスカウントセンターでの買い物のこと。トコちゃんベルトなしで行ってみたのですが、自転車で移動中はやっぱり股関節の痛みはない。しかし、トコちゃんベルトなしで広い店の中を歩くとやっぱり痛みは強くなってくる…。「これは自転車に乗って帰れないか?」と思いつつ乗ってみたら…痛くない!つーかむしろ楽!歩いたら痛くなってくるのになぜ自転車だと楽なのだ???

    ■深まる謎

     で、またパソコンで調べてみたら…でるわでるわ。「自転車 恥骨」なんて検索したの初めてだったのですが、整体院等の治療院系で「妊婦は恥骨が緩むんだから、自転車なんてダメッ!歩くのが一番っ!」って主張する人、多いんですねー。知らなかった…やっぱりだめなのかなあ…。だがしかし、ゆげ2号の体の声は「自転車より歩く方が、は・る・か・に・辛い!絶対体にも良くない!」と声高に言っている。 それを納得させられるほどの根拠はあげられていないんですよね。「恥骨に自転車は悪い!」はイメージとしてはわかるものの、実際問題、私は歩くより断然自転車が楽なんです。そのほうが運動量は多いはずなのに全然痛くないし。

     加えて気が付いたのですが、治療院系は「自転車は腰に悪いっ!」って主張も多い…がしかし、根拠はというと(ごく一部ですが)「だって、プロの競輪選手はみんな腰痛めてるもん。だ・か・ら、自転車は腰に悪いのよお!」って…えーと、それは根拠にならんだろう。勝利が命題のプロスポーツ(オリンピックを含む)において腰痛の不安を抱えないで済むものがあったら教えて欲しいぞ(アーチェリーとか?>ゆげ1号)。

    ※極端な例を出してしまいましたが、もちろん全ての治療院がこんななわけではないですよ。ゆげ2号がおおいに参考にしてリンクを貼らせてもらった整骨院さんもあるわけですしね。蛇足ながら念のため。

     なんか「自転車」って言いつつ、シティサイクル(ママチャリ)のことだけを指している様子で、スポーツサイクルのことをちゃんと理解している人は見つけられませんでした。でも、考えてみればママチャリのふわふわサドルで恥骨に悪いっつーたら、小さくて硬いサドルのKHS F20RAなんてはるかに悪影響がありそう…。どうなんだ?!

     歩くのと自転車を比べて、同じくらい辛いんだったら自転車を取るところなんですが、これだけはっきり体の声が聞こえているのを無視は出来ず…。かといって調べても調べてもイメージ以上のものは出てこない。謎は深まるばかりに思えたのですが…。

     そんな、パソコンの前で頭を抱えているゆげ2号の横で、ゆげ1号がぼそっと一言。
    「でも、あんたサドルにはあんまり座ってないでしょ。前傾姿勢で体重はハンドルとペダルへも分散されるんだし」
    確かに小径車とはいえスタイルはロードバイク寄りのKHS F20RA、だいぶフォームを変えて前傾姿勢をゆるくしたものの、ママチャリに比べればはるかにスポーツライク。ここらへんにヒントがあるか?

     調べてもわからないんじゃ、あとは自分で考えるしかないわけで、大昔の杵柄をひっぱりだしますか…。まずは痛みの原因を特定できれば何かわかるかもしれない。

     えー長くなったので、前編はここまで。後編の ■まずは原因を絞り込もう に続きます。

    後編につづく

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