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    softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    案外な夏だった


    JR錦糸町駅ホームの大江戸そば。


    JR品川駅ホームの常盤軒。
    この他にも西船橋駅の菜の花そば、下総中山駅のいろり庵きらく。
    どれもこれも、案外なのである。

    きらくに至っては昼食で立ち寄ったものの、別に不味くは無いけれども午前中をなんとか乗り切ったささやかな、本当にささやかな満足にはほど遠い案外さを受け入れる事が出来なくて、午後に訪れた海浜幕張駅にあった駅そば、そばいちに吸い込まれてしまった。

    一時間前に眺めた自動券売機と全く同じ機械。
    同じ器。
    そして同じ案外さ。それでもかき揚げのサクサクさにだけは辛うじて幸せが宿っていた。

    そりゃそうだよね、同じJR東日本の駅にあるそば屋さんだもの。名前違っても中味はそんな変わらないよね…

    どの駅だって改札を出て窮屈に畳んでいた体を伸ばして少し辺りを徘徊すれば、蕎麦屋などいくらでもあるはずなのにね。なんか駅構内の蕎麦屋を見ると入らずにいられないのです。

    そして今のところ、首都圏のJR東日本駅界隈では未だお気に入りに出会えないでいる。
    あぁそういえば五反田駅の道中そばも案外だった。

    なんなんだろう。何が違うのだろう。
    不味い訳ではないし、せいぜいワンコイン前後の駅そば、立ち食い蕎麦に心躍る美味しさを求めているわけでもない。それでも何かちょっと、いやなんか違うんだよな的な期待感と味覚が上手く調和しないモヤモヤが残って、その心持ちにぴたっとはまる言葉が伊藤礼氏の著作に出てくる表現「案外であったのだ」なのです。

    それにしても、案外かどうかの違いが自分の中でいまいち見いだせていない。

    例えばJR北海道 新札幌駅にある両国。
    美味い!って舌鼓を打つかというとそうでもないのだけど、ここはお気に入りなのです。また行きたくなる何かがある。
    あと札幌駅のホームにある立ち食い蕎麦。冬に氷点下の中で食べる熱い蕎麦が美味しくない訳がない。まぁこれは反則か。今では仕事も変わり、中々北海道へ行く機会はないのだけれども。


    東京メトロ有楽町線、新木場駅のめとろ庵。
    ここはお気に入り。ワンカップ置いてくれれば最高なのだけれど…
    結局、案外かどうかを決めるセンターピンは未だに見つからない。

    そんなわけで、夏から新しい環境で仕事を始め、災害級の台風に襲われたりしながらあちこち這いずり回り、そんな合間に行く先々で蕎麦屋に飛び込むのがちょっとした愉しみなのです。
    その割には案外な思いをすることも多いのだけれども、それもまぁ出会いの一つかと。

    しかし我ながら珍しく、今回は案外なものばかり印象に残っている。いつもはそういうの、書かないようにしてるんだけどな。




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    Category : 日々の諸々
    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

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