FC2ブログ

    softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    通常運転に向かって

    台風19号が来る1週間前、さすがに市井の我々が翌週の大災害を予想することなどできなかった。



    週末の夕暮れ、やっと過ごしやすくなってきたなーなんて思いながら買い出しへ自転車を転がしてました。


    その夜、区内の神社ではお祭りが。
    こちらの神社、民家の狭間を縫うようにやけに長い参道が続いていて、そこに出店が並ぶ。


    狭い参道に、射的や綿菓子、焼き鳥やら何やらの屋台が賑わいを見せ、焼き鳥屋の傍らでは娘さんと思しき子供が二人で淡々とつくねを串に刺していた。


    10月って実りを祝う季節なんだよな、元々。

    さてその1週間後。


    東京は10/11、金曜の夕方あたりから雨が本降りとなり、土曜日の未明にはすでに激しい雨となっていました。
    流石に数日前からとんでもない大きさの台風だ、千葉を襲った15号よりでかいんだ、なんて警戒情報ががんがん流れまくったおかげで我々庶民もペットボトルの水を大量に買い、風呂に水を張り、停電に備えて非常食料を買い求め、スーパーやコンビニの棚から水とパンと乾電池が消えうせるというまさに戒厳令。

    我が家もまぁそれなりに準備を整え、雨音で目覚めた朝。
    なんか目に違和感が・・・

    鏡を見ると、片方の目が真っ赤。
    充血?いや違う。白目が赤く染まってるのよ。

    目は見えている。
    痛み、って程のものはない。違和感はあるけど。
    でもこれはほっといたらまずいのではないだろうか・・・と、急遽土曜の朝から診療している眼科を急いで探すのですが、これがまぁ軒並み臨時休診の嵐。
    そうだよね、鉄道や公共交通機関も土曜日の昼頃までを目途に軒並み計画運休を決めていたし、一般店舗も従業員を出社させられないって軒並み休業。病院もだった例外ではない。特に眼科とか、差し当たって命に別状なさそうな診療科は特に。

    いやこっちはそれどころではない。
    鏡の前には片目が白目、もう片目が真っ赤というおめでたいカラーリングで顔をひきつらせたおっさんが一人。

    なんとかあちこち電話かけまくり、やっと1件だけ臨時休診しそこなった医院を見つけ、カッパ着て駆け込んだ。

    結果、「結膜下出血」ということで、放っておいて大丈夫。
    安心してください。くも膜下出血じゃなくて結膜下出血です。

    いやそんなことはいってない。一応眼底も見たけど、大丈夫ですよ。
    でもね、この眼底写真見て。あなた、高血圧かコレステロール高くないですか?眼底走ってるこの血管の感じからすると、ちょっとそのあたりの数値が気になるんですけど・・・まぁ今回の結膜下出血とは関係ないけどね。

    とのこと。

    いや先生、大当たりです。
    血圧は現在治療中で、LDLコレステロールはちょっと引っ掛かり気味です。
    そういえばこんな台風の来るような日にも休まないんですね、大変だと尋ねると、いやぁ休診の届け出(?)しそこなっちゃってさぁ・・・ホームページに休むって載せたって、近所のご老人達はネットなんて観ないからねぇ。
    まぁ来るかどうかわかんないけど、昼まではやるよ、とのこと。
    ほんと、お疲れさまです。

    まぁそんなこんなで大雨の中、なんとか心配事は解消されたのでした。

    LRM_EXPORT_568814096322055_20191012_185406074.jpeg
    帰り道、大半の店がシャッターを下ろしている中、店を開けておにぎり売ってたお店。
    いや大変ですね、こんな日にも店開けるなんてと尋ねると、いやこんな日でもお客さん来ますしね、うちは米屋だからおにぎり作りますよ、と。

    そうか、こんな日でもいろんな事情で休めない人がいて、そんな人たちを支えようとする人たちがいるのだな。
    そういえばこの店の近くには東京電力も東京瓦斯もある。
    そういうことなのかな。

    ちなみにおにぎりは当然のように、とても美味しかった。


    さて、翌日。
    氾濫した多摩川を小田急で渡る。
    息子がどうしても「京王れーるランドに行きたい、でも動物園線は運休しているから多摩センターまで小田急で行って、そこから多摩モノレールで行く」と。

    これでも随分水は引いた状態らしいが、それでもそこはいつもの多摩川ではなく、濁流のうねる暴れ川でした。


    そして電車を乗り継ぎ、たどり着いた京王れーるランドは「臨時休館」。
    それならそれで、今日は鉄道を楽しもうと少し遠回りして復路へ。

    そしたらさ、経由した新宿駅の百貨店で「大北海道展」をやっていて、コロッケとザンギを調達して帰宅。



    すかっと晴れわたった台風一過の翌日も夕方にさしかかり、もう10月ですもの、すっかり日が落ちるのも早くなりました。
    夕方になって不通区間を除いてなんとか通常運転まで持っていった小田急の通過電車を何本かぼーっと見ながら、今年はなんか本当に色々なことが起こるなぁと。
    仕事も一時的にちょっと大変なことになっているし、台風は2発も来るし、そして東京オリンピックはマラソンと競歩が札幌開催になるかもなんて話になっている。

    いったいなにがどうなってるんだって気にもなるけど、まぁ別に真っ黒い誰かがどうしようなんて考えて世の中が動いている訳でもなく、それでもどうしたって諸悪の根元や闇の支配者を心の底で求めてしまうのだけれども、そもそもオリンピックの競技をどこでやろうが私には関係なかった。すまん。

    多分ね、巨悪がいないと生きていけない人って自分のお父さんとの関係を乗り越えられてないんだと思うよ。
    暴言かもだけど(自信ない)。


    ニール・パート師匠が言う通り、Why does it happen? Because it happens , Roll the bones,Row the boat なんだ。
    目の前の倒木を一つずつなんとかしながら、やるべきことは通常運転を取り戻すことだ。

    スポンサーサイト



    Category : 日々の諸々
    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

    新機軸を模索し、どんどん難易度も上がってくる


    とある週末、今度は航空科学博物館へ。
    いや遠かった・・・成田はさすがに遠いわ。


    成田空港第2ターミナルから、1時間に1~2本しか走ってない路線バスに15分くらい揺られて、博物館まで。
    ちなみに博物館へ向かう路線バスには、博物館まで行ってくれるやつと「航空科学博物館入口」駅という幹線道路沿いの駅に止まるだけの2種類あり、後者の駅から博物館まではたぶん10分以上歩きそうなので注意。
    あ、あともうひとつ注意だ。
    成田交通のバスはスイカ・パスモ未対応。

    そう、息子が「おでかけ先の新機軸だ!」とのことで、これまで行ってなかった(主に交通系の)博物館を開拓し始めているのだけれども、まぁ新機軸という位だから我が家の近くでさくっと行けるような場所にあるわけもなく。
    どこにいくにも、特に公共交通機関で訪れるのはなかなかハードルが高い。
    まぁ小旅行みたいなものだと思って行きますか。


    さすが飛行機はでかい。でかいので実機の展示は屋外が中心。
    展示されているYS-11は試作1号機だったもの、らしい。


    ローターが上下2組という面白い作りのカモフ26。なんと(?)ソ連製で、日本には3機輸入、おまけにここに飾られているやつは個人が購入したものだそうで。
    当時ソ連からヘリ購入できる個人って、どんなツテ持ってたんだ・・・ほんと、この前行った東松戸の「昭和の杜博物館」でも思ったけど、突き詰めるマニアってすごい。


    さて屋外展示はもっとたくさんあるのですが、書いていくときりがないので屋内展示へ。
    先に書いてしまいますが、屋内の展示も結構ボリュームがあり、かつ館内解説ツアーみたいなやつに参加しないと観れないコンテンツも結構あるので、できれば時間に余裕をもって来て計画的に案内ツアーや有料のイベントに参加した方がより楽しめると思います。
    まぁ我々はのんびりと、自分達のペースでゆっくり。


    ジェット旅客機、本物の輪切り。
    いやでかい、月並みだけどでかい。
    飛行機には普通の人より乗っている方だと思うのだけれど、見る角度違うと印象も全く違う。



    館内展示は、飛行機関連の展示だけじゃなく成田周辺のジオラマやら昔使っていた管制用機器も。
    結構幅広い。


    建物の上の方にある展望スペース。
    5分に1本くらいのペースで飛行機が飛んでいく。これだけでもかなり見ごたえある。まぁ飛んでいく飛行機見たいだけなら博物館まで来る必要はないのだけれども。


    4階にある食堂。
    そんなにキャパは大きくないので昼時は結構待つかもしれない。
    我々は少し時間ずらして行ったけれど、それでも2組くらい待たされた。
    味は・・・まぁ普通だ。
    でも、ここも屋内だけど展望が素晴らしいし、他に食事をとる場所もないのでまぁ良いかと。



    帰りのバスの時間まで資料室で時間を潰し、時間が来てバス停に向かいながらふと見上げると、やはりひっきりなしに飛行機が飛んでいる。
    国際線に加え国内線も飛んでいるとはいえ、人はこんなにもたくさんの飛行機を飛ばしているんだな。


    往路は普通料金でのれるアクセス特急で行ったのだけれど、帰りはうまく時間が合わなかったので少し奮発して京成スカイライナー。本当はJRの成田エクスプレスの方が我が家の近くまで行けるのだけれど、ここは息子のリクエストに応えて京成で。
    なんで?成田エクスプレスかっこいいじゃん。いやでもJRの特急より京成の方が興味あるんだよね・・・

    わかったわかった。
    たしかに成田エクスプレスの方は予約のためのカウンターもずらっと行列できてたし、スカイライナーで上野まで行っちゃおう。家までの所要時間も30分も違わないし。

    そして、やはり特急のスカイライナーは座席も上等で揺れも少なく、快適であった。


    そして上野駅。息子によると、なんでもこの車両はあと1年くらいで現役引退らしい。
    息子も普段の生活圏ではなかなか利用する機会のない京成線をたくさん吸収できたようで、よかったよかった。


    さて、首都圏の乗り物系博物館はかなり制覇しつつある。
    残っている場所はやはり後回しにしているだけあって、どこもアクセスしづらい場所ばかり。

    次はどこへいくのやら。

    Category : 子鉄日記
    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

    案外な夏だった


    JR錦糸町駅ホームの大江戸そば。


    JR品川駅ホームの常盤軒。
    この他にも西船橋駅の菜の花そば、下総中山駅のいろり庵きらく。
    どれもこれも、案外なのである。

    きらくに至っては昼食で立ち寄ったものの、別に不味くは無いけれども午前中をなんとか乗り切ったささやかな、本当にささやかな満足にはほど遠い案外さを受け入れる事が出来なくて、午後に訪れた海浜幕張駅にあった駅そば、そばいちに吸い込まれてしまった。

    一時間前に眺めた自動券売機と全く同じ機械。
    同じ器。
    そして同じ案外さ。それでもかき揚げのサクサクさにだけは辛うじて幸せが宿っていた。

    そりゃそうだよね、同じJR東日本の駅にあるそば屋さんだもの。名前違っても中味はそんな変わらないよね…

    どの駅だって改札を出て窮屈に畳んでいた体を伸ばして少し辺りを徘徊すれば、蕎麦屋などいくらでもあるはずなのにね。なんか駅構内の蕎麦屋を見ると入らずにいられないのです。

    そして今のところ、首都圏のJR東日本駅界隈では未だお気に入りに出会えないでいる。
    あぁそういえば五反田駅の道中そばも案外だった。

    なんなんだろう。何が違うのだろう。
    不味い訳ではないし、せいぜいワンコイン前後の駅そば、立ち食い蕎麦に心躍る美味しさを求めているわけでもない。それでも何かちょっと、いやなんか違うんだよな的な期待感と味覚が上手く調和しないモヤモヤが残って、その心持ちにぴたっとはまる言葉が伊藤礼氏の著作に出てくる表現「案外であったのだ」なのです。

    それにしても、案外かどうかの違いが自分の中でいまいち見いだせていない。

    例えばJR北海道 新札幌駅にある両国。
    美味い!って舌鼓を打つかというとそうでもないのだけど、ここはお気に入りなのです。また行きたくなる何かがある。
    あと札幌駅のホームにある立ち食い蕎麦。冬に氷点下の中で食べる熱い蕎麦が美味しくない訳がない。まぁこれは反則か。今では仕事も変わり、中々北海道へ行く機会はないのだけれども。


    東京メトロ有楽町線、新木場駅のめとろ庵。
    ここはお気に入り。ワンカップ置いてくれれば最高なのだけれど…
    結局、案外かどうかを決めるセンターピンは未だに見つからない。

    そんなわけで、夏から新しい環境で仕事を始め、災害級の台風に襲われたりしながらあちこち這いずり回り、そんな合間に行く先々で蕎麦屋に飛び込むのがちょっとした愉しみなのです。
    その割には案外な思いをすることも多いのだけれども、それもまぁ出会いの一つかと。

    しかし我ながら珍しく、今回は案外なものばかり印象に残っている。いつもはそういうの、書かないようにしてるんだけどな。




    Category : 日々の諸々
    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback
    該当の記事は見つかりませんでした。