GRDⅢとモノクローム
お、平成最後の記事になりそうだ。
平成は30年で幕を閉じ、本ブログはこのエントリから13年目に突入。
飽きもせず、よくやるわ。
内容はその時々の人生・生活を受け止めて随分と変遷している(のが書いている当人にはわかる)けど。
さて新しいリコーのデジカメ、GRⅢが発売されて心が揺れているゆげ1号。
とはいえ最近色々物入りだっただけでなく、数年前に買ったスポーツウォッチもあっけなく壊れ、通勤≒出張で酷使してきたビジネスリュックもファスナーが一部破損、2年前に壊れたスマホの代替として買ったSIMフリースマホもUSB端子がダメになって充電ができなくなり。
ちなみに2年前にスマホ壊れた時、リンク先のエントリではHuaweiにしようかと書いていたけど、結局防水機能とNFC機能がどうしても欲しかったので国産の安いSIMフリー機種にしたのだけど、こいつが本当にカメラ機能以外は本当にダメな子でねぇ・・・NFC機能は具備されているのに決済系おサイフケータイ使えないとか、もう訳が分からない。
やはり※社の通信端末がイケてないのは電電公社時代から変わらないのねと見苦しい八つ当たり。
ちなみにこんなこともあろうかと更に予備のスマホ端末も(docomo withを活用してキャリア端末を超安価に入手できる技が一時期あった)所有していてこいつを現在使っているのだけど、キャリア端末ならではの各種機能の安定さに安堵する一方、今度はカメラが案外過ぎる。
話を戻そう。
とにかく最近、身の回りのいろんな物がその役目を勝手に終えていくのです。おい待てこっちはまだお疲れ様とも言ってないのに、それはないだろう。
GRDⅢも時々起動しなくなる中、スマホカメラも案外。はぁ。
なんかそんなこんなでそんなに簡単に新しいカメラにホイホイと飛びつける心境でもなく
(ちなみに2号からはそんなのどーでもいいじゃん、欲しいなら買えばいいじゃないという尊いお言葉を拝受賜っていることをここにはっきりと明記しておくのである)、改めて最近はGRDⅢを持ち出して楽しんでいるのです。
他のGRDユーザーはGRⅢの登場をどう捉えているのかな?って思って色々ネットを漁ってみたのだけど、さすがにもうGRDシリーズをメインで使っている人なんてごく少数派で、大抵は普通に後継のGRシリーズに移行していたり、GR以外のミラーレスに移行していたり、そもそもGRシリーズはデジイチのサブ機として運用していたり(それが大多数かも)。
まぁそうだよね。もう10年選手だもの。iPhoneでいうと初代をいまだに使っているようなもんですよ。
でもリコー公式は
GRは「新製品だからというだけで買い換えなくてもいい、ボロボロになるまで使い込んで欲しい」と本気で思ってきましたし、それは今も変わりません。
なんておっしゃっているわけですよ。
まぁここで言及されているGRってのはさすがにGRDⅢではないかもしれないけど、それでもやっぱりこいつを使い切ってやりたいという気持ちも芽生えてきた。
そんな中「モノクロ専用機としてはいけるんじゃない?」みたいな話を見かけ、ちょっと見よう見まねで試行錯誤を始めてみました。
これがさ、思ったより良いんじゃないかと。
なんかモノクロの表現力って、カラーとは全然ベクトルが違っていて面白い。
なんか一度撮り始めると、これはこれで病みつきになる魅力がありますな。そしてモノクロだとGRDⅢでも結構いける(気がする)。
とはいえ。
さすがに食べ物とか空色とか撮りたいときにモノクロだとうまく表現できないので、もうモノクロ主体で行く!みたいな渋い割り切りもできないのですが・・・
実は10年近く広角・単焦点、おまけに手振れ補正もないカメラと付き合ってきた結果なのかもしれないけど、モノクロという色彩の制約によって見えてくる表現の奥行みたいなものがあるのかもしれない。
まぁそれは言い過ぎだな。
ということで、GRDⅢのモノクロ撮影に今更ながらはまりつつあります。
その一方で、やっぱりそろそろ一眼レフ欲しいなぁ、レンズ交換式で広角・標準・望遠とか使い分けてカメラの面白さの幅も広げたいなぁなんていう気持ちもまぁ捨てきれない。
一方、やはりGRと育ってきた以上、GRシリーズの一つの到達点であろうGRⅢへの憧れも捨てきれず。
平成から令和の世に引きずって、しばらく悩みそう。
まったくもって、平和な話だ。
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