softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    1号の奇妙な休日 黄昏編

    走る編はこちら
    http://softtail.blog103.fc2.com/blog-entry-659.html
    整備編はこちら
    http://softtail.blog103.fc2.com/blog-entry-660.html

    唐突ですが以前北海道の旭山動物園に行った時、ニホンザルの給餌器がとても餌を取りづらい構造になっていて、その理由が確か「自然界では一日の大半を摂餌行動に費やすのが自然なので、動物園でも餌にありつく為の行動に要する時間を長くしてやる(=餌をとりづらくする)方が、ストレス少ないんです」なんて説明をされたことがあった。

    顧みて、1号がフリーな一日を獲得すると、前回も書いた通り、自転車乗ったり用事を片付けたりしながら、ひたすら今日一日、いつどこで何を食べようか、もしくは(自分の限られた技量の中で)何を作ろうかを考えている。

    で、それが一日の軸になって、食べたいものがあればそこまで自転車で行こうとなったり、作るのであればじゃあ何時までに帰ってこようとか考えたり。 足りない食材は何か、それを何処で買うか、なんてことを色々考える。

    要するに、食べることをメインに一日の段取りを組み立てている。
    これが、意外と結構楽しい。
    決してグルメではないし、料理スキルも一向に上がらないけど。

    これって、要するにサルの摂餌行動の話と同じなんだろうか。
    ウキーッ


    で、2号3号のいない休日。
    自転車で走りまくったり、そこそこ家事やったり、自転車のタイヤ交換したりとなかなかバタバタと過ごしてきたので、日曜日の午後からはゆっくり過ごそう、新しいタイヤの試走も兼ねて深大寺で蕎麦でも食べよう、と言うことに。

    一路、深大寺へ向かう野川CRへ。
    のんびり走りながら、結局考える。

    さて、今回も松葉茶屋で天ざる食べるのか?
    それとも、今回は敢えて趣向を変え、出発前にwebで見た「そばサンド(モスバーガーにある「ライスバーガー」の蕎麦版みたいな感じ・・・だと思っていた)」にチャレンジするか?
    なんかwebで見る限りはそこそこよさげなんだが、1個500円。角煮サンドは650円。
    もり蕎麦が700~800円くらいでしょ(深大寺価格)、どうしたもんか。

    昨日の罰ゲームのことを考えたら、今日は外れ無しで美味しいもの食べたい。
    いや食べたっていいじゃないか。
    2号も3号も長野でうまいもの食ってるんだし。

    しかし、遅めの昼とはいえ、この時間に天ざる食べて夕食はどうするんだ?
    どっちかというと、夕食を充実させ、この愉快で奇妙な、それでいて少々慌しかった休日の黄昏をじっくり味わった方がいいんじゃないか?

    じゃあ夕食はどうしよう?
    酒飲みたいし(いつも飲んでるけど)、時間はあるから牛筋の煮込みでも作るか。
    それに近所のスーパーでパックの寿司でも買って、日本酒でも・・・

    でも、それでいいのか?
    昨日は思いっきり外してるんだぞ?
    万が一、二連敗したら立ち直れるか?
    ・・・


    あぁ、もういいですよね。
    40にして不惑って嘘ですよね。
    孔子よ、おまえ何歳まで生きたんだよ。


    で、結局。 
    R1173110.jpg

    思ったよりは旨かった。
    そばは表面ぱりぱりの中はしっとり。
    具も甘辛い味付けに大葉がアクセントになってて、なかなかうまい。
    でもこれ、敢えて他より150円高い豚角煮を選ぶ必要は無いかも・・・

    いや悪くないです。
    一度は食べてみた方が良い。
    小腹が空いてるレベルなら、これも選択肢としてあり。

    でも腹減ってたらちゃんと蕎麦食べた方がいいなぁ・・・ 

    R1173113.jpg
    少しボーっとしながら、口直しに他の店で300円の甘酒を購入。

    まずくは無いのだが、300円にしてはやや薄い。
    松葉茶屋で400円だして、湯飲みで旨いやつ飲む方が良い。
    まぁ400円の甘酒も高いんだが。

    まぁよし、帰ろう。


    ということで、帰宅途中で牛筋を買い求め、大根と豆腐と一緒に煮込んで食べました。
    牛筋はいい。愚直に灰汁をとって、長時間煮込めば決して不味くはならないから。
    技術のいらない料理ってすばらしい。

    ついでに興味本位で「煮込みにちくわぶいれたらどうだろう」と一緒に買ったんだけど、入れ忘れた。

    どうしよう、ちくわぶ。


    (以上、このシリーズおしまい)

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    Category : ポタリング
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    1号の奇妙な休日 整備編

    めずらしく2号、3号がいない週末。
    土曜日は会社からの召集に怯えながらも充実したサイクリングと残念な夕食を満喫。
    http://softtail.blog103.fc2.com/blog-entry-659.html

    そして日曜日。
    さて今日は何をしよう、と目覚めたらまさかの10時。

    とりあえず朝食を摂り、洗濯やらごみの整理やらを片付けているともう正午。
    ばたばたと体を動かしながら、今日の予定を色々考える。

    いや、考えてるのはひとつだけ。

    今日は、何を食べようか。


    でも笑えるほど段取り命な性格なので、どうしても「食べる」ことと「他の用事」を組み合わせられないかを考えてしまう。

    #ちなみに付け加えると、「だんどり」には細かいくせに「整とん」には無頓着。

    で、アッコにおまかせを5分も我が家のテレビに表示させてしまったことを激しく反省しつつ、そうだこの前購入したタイヤをCrossRiderに履き替えさせよう、そしてその試走を兼ねて1号の定番外食スポット、深大寺へ行こう。

    往復20キロ強の通勤&その他諸々に大活躍のCrossRider、さすがに1年半くらいでタイヤがへたってくる。
    今履いているのはパナレーサーのツーキニスト。
    感覚的には、走行距離が4000キロ越えるとグリップがいまいちになってきて、サイドにひび割れが目立つようになってくる。
    今使っているホイールが使えるぎりぎりの細さ、700×28Cのタイヤでは非常にコストパフォーマンス高いタイヤだと思うのだけど、なんかロードバイクに乗り始めてから、クロスバイクのタイヤは細くなくても良いんじゃないかと思い始めた。

    なんとなく舗装道路を走る自転車のタイヤって、細い(=当然軽い)のが正義だってずーっと思い込んでいたのだけど、軽快な走行性ってやつはロードバイクに任せておけばいいかなぁ、むしろ通勤や休日の散歩、買い物、3号をチャイルドシートに載せて走ることなどを考えると、エアボリュームが稼げる太いタイヤの方が乗り心地がよいんじゃないかなぁ、と。
    CrossRiderで100キロ走ることはないし、ロードバイクとは求める方向性が違うわけだから、タイヤも対極の選択があってよかろう。

    ということで、購入したのは

    Vittoria Randonneur Pro 700×35C



    とりあえず楽天アフィリエイトにリンクを貼ったけど、wiggleとか海外通販でも買える。
    タイヤなど、どこで買おうが変わらないだろう。


    で、重い腰を上げ、テレビを消して外に出て、タイヤ交換に着手。

    実は、一度室内(玄関)でタイヤ交換作業を行っているときにチューブをリムとタイヤの狭間に噛ませたまま空気を入れてしまい、チューブを破裂させたことがある。
    そのときの乾いたパンッという破裂音、それも玄関という閉鎖空間故にびっくりするくらい反響して大音響に驚かされたのがトラウマになって、未だにタイヤ交換は恐怖感を伴う。
    1号の2大トラウマは「雷」と「自転車タイヤ交換」。
    でもまぁお店で頼むのもバカらしいし、金払うほどの作業でないことも頭では判ってるので粛々と。

    でもやっぱりチューブが噛まれてないか、非常に気を使いながら交換作業を実施。
    vittoriaのタイヤについていた説明書をふと気まぐれに読んでみると、同社はリムにタイヤビードの片方をはめ込んでからチューブをタイヤとリムの間に押し込んで、その後でタイヤをはめ込む手順を推奨していた。
    確かに、この方がチューブ噛むリスクが低くなるな。

    かれこれ1時間ほどかけて両輪のタイヤ交換&軽い整備を完了。
    さて、ちょっと走りにいくか。
    通勤時にパンクされるのは本当に困るので、少々距離を走るから作業に起因するパンクなら今日中にしてくれ、と願いつつ。


    で、とりあえず40キロほど走ってみたんですが、なかなかいいですこのタイヤ。
    ツーキニストより一本あたり100gくらい重たいからなのか、漕ぎ出しはちょいと重い。
    スピードも落ちるし、ギアも2枚くらい軽くしがち。
    でも、ツーキニストより転がる感じがする。
    まぁ比較対象のツーキニストはかなりヘタっていたので、その比較はフェアじゃないんだが。

    それに、タイヤが太いからだろうけど乗り心地がやさしい。
    ロードバイクのCRRとは完全に別物で、そうだよなぁ用途がちがうんだからこれはこれでありだよなぁと実感。

    思えば、元のCrossRiderをもっと軽快にしたくて、フロントフォークをリジットにして、ホイールを変えて、タイヤも28Cにした。
    そっちはそっちで軽快な乗り味が楽しかったんですが、今度は逆にタイヤを太くして、思いっきり快適な乗り味ってやつを試そうとしてる。

    こういう楽しみは自転車ならではだなぁ。


    とりあえず、パンクもしなかったしよかったよかった。
    で、このタイヤの試乗を兼ねて深大寺に行った話を次回に。

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    1号の奇妙な休日 走る編(罰ゲームあり)

    晴れ渡る、とはいえない程度に朝日と青空が遠慮がちな土曜日の朝。
    2号と3号は知人の車に乗り、東京を後にした・・・みたいな書き出しは良くないな。
    思いついちゃったからどうしても書きたかったんだけど。

    週末、2号&3号は長野へ自主保育の合宿へ。
    本当は1号もいきたかったのだが、土曜日は職場から自宅謹慎いやもとい待機を命じられていて、やむなく断念。
    さて、久々に一人きりの週末。

    まぁ待機って言っても、要は呼び出されたときにまぁそこそこの時間で職場に駆けつけられれば良いわけで(その駆けつけ時間が許容されない場合は会社待機となる)、それなら近場をうろつく分には問題ない。

    ということで、そこそこ距離を走りつつ、なにかあれば都内まで何らかの手段で急行できるルートはないかなぁ・・・と考えた結果、以前から走ってみたかった「荒川CR~入間川CR~多摩川CR」という、サイクリングロードをつないだルートへ。
    正確には入間川CRと多摩川CRはつながっていなくて一般道をしばらく走るのだが、まぁ細かいことはよかろう。

    とりあえずルートラボで似たようなルートを走っている人のデータを観閲して、そのうちの1つのトラックデータ(gpxファイル)をダウンロードしてEdge705へ転送。
    これで、そのルートをEdge705の地図上に表示できる。
    まぁ大概その通りには走らないんだけど、とんでもない迷子になってしまうことは避けられる。

    さて出発。
    今回のルートはこんな感じ。
    http://www.cateyeatlas.com/trip/detail/21464/ 

    R1173078.jpg
    久しぶりの荒川を上流へ進み、とりあえず彩湖へ。
    この先には秋ヶ瀬公園もあって、荒川流域は河原をよく活用してるなぁと思う。

    R1173084.jpg
    かと思うと、しばらく未整備の原野が広がる中に、こういうでかい水門設備が突然現れたりする。

    なんか、すごく不思議な感覚。
    このあたりは、公園としても整備されてるから大半の人たちは車で来る。たぶん。
    でも車でここに来ても、この原野感はあんまり感じないんだろうな。
    ひょっとすると、自転車でここまで来たからこそなのかも。

    やっぱり自転車最高・・・といいたいところだが、そうは問屋がおろさない。
    この日は北風がきつい!きつすぎる!
    公園やら隣接しているゴルフ場の脇を走っている分には風除けになる林やネットなんかに守られるので大丈夫なんだけど、ところどころにある吹きさらしのところはほんとにきつかった。 

    R1173085.jpg
    景色が結構変わるので、全然飽きない。

    で、その後荒川と入間川の分岐あたりで散々迷いまくったが、なんとか入間川CRへ。

    この入間川CR、なんかトリップしてしまうんじゃないかってくらい、景色が変わらない。
    とりあえず、INOUで撮った写真を20分ごとに並べてみます。 
    00181.jpg00206.jpg00224.jpg 
    これで約1時間くらい・・・
    現実はもっと続きます。

    いやまぁ、これはこれでよし。
    風向きも追い風気味になってきたし、純粋にロードバイクの走りが楽しめる。

    ただこのCR、標識が全然なくて、車道との交差部分とかがわかりづらい。 

    R1173095.jpg
    おそらくは、都心に向けて電気を送り続けている送電線。

    そんなこんなで、入間川CRを堪能した後は狭山と入間の境界あたりでちょっとした坂を越え、多摩川へ抜け、自宅近くまで多摩川CRを走って帰宅。
    R1173106.jpg 
    多摩大橋。
    写真撮り損ねたけど、もう少し遠く、高台の上から見るとエヴァに出てくる「使徒」の一種に見えなくもない。

    走行距離、約130キロ。
    今回は途中でまとまった休憩を取らなかったせいか、最後の方は少し息切れ。
    やはり休憩って大事だわ。
    多分50キロくらいのところでそのときの疲れ具合とか関係なく、しっかり休憩したほうがいいんだろうな。



    そして帰宅途中、前々から気になっていたラーメン屋へ突撃。

    いつも店の前から漂ってくるただならぬ獣臭さ、店のたたずまい、ともに北海道民におなじみの「山岡家」を髣髴とさせる雰囲気。
    いや山岡家よりはるかにディープな雰囲気。これは、一見不味そうだけど、実は奇跡的に穴場的な絶品の可能性も否定できなくもない。
    しかし、美味いかどうかは別として、かなりハイカロリー系と見た。
    やはり100キロ以上走った時にこそ、こういうコテコテ(と思っていた)の食事はふさわしい(と思い込んでいた)。


    ・・・結論。ぼうや、奇跡なんてないんだよ。

    あれは絶対にまともなラードを使ってない。
    本当に久しぶりに、ただひたすらに不味さのために完食できなかった。
    ミニチャーハンにまで臭みが移っているってどういうことよ。
    臭くないのはミニサラダだけだったわ。

    冷えたチャーシューも、あれだ。
    豚肉料理って、料理後にフライパン放っておくと脂分が白く凝固するじゃないですか。
    チャーシューの白い部分があんな感じ。
    とてもじゃないが肉の、あのアミノ酸が醸し出す恍惚感が味わえる代物じゃない。

    えぇ、山岡家と比較しようとした自分が間違いでした。
    だって山岡家は、人によって好みはあるだろうけど、その好みを語れるレベルのおいしさは担保されてるもの。

    いやぁ、酷いめにあった。
    思わずtwitterで

    でも店構えやあの臭さをよくよく考えたら、妥当なのか。
    あれだ、サファリパークに行って動物臭えって文句つけるようなもんかも知れん。


    2号、3号はペンションの夕食がとてもおいしかったんだってさ。
    もたれた胃をさすりながら、夜が明けたらなにかうまいもの食いにいこう、と心に決めた。


    そう、2号も3号も月曜日まで帰ってこない。

    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

    もうひとつのふるさとへ その3 (1号)

    前書きはこちら
    http://softtail.blog103.fc2.com/blog-entry-655.html
    その2はこちら
    http://softtail.blog103.fc2.com/blog-entry-657.html


    さて流山についてラーメン屋で腹を満たした(のは前書きで書きました)後、付近の散策。
    色々巡ってみたのだけど、懐かしい景色もあれば変わってしまった町並みもあり。

    というか、結構道路が拡幅されたり新しく出来たりして、かなり町の雰囲気が違う。
    これがつくばエキスプレス効果か。

    R1173052.jpg
    いや、変わらないものは何があっても変わらないんだな。
    この日は営業してなかったみたいだけど、また会えてなにより。

    かつて流山に住んでいた頃、何も知らない2号がこの店で無邪気に「流山せんべいください!」と発した途端、

    あのね、流山せんべいなんて名産品はないんだよ。
    そもそもこの辺で煎餅っていったら草加なんだよ。
    それをラベルだけ「流山せんべい」なんてつけて役所に申請したらそれで銘菓扱いだぁ?
    あんただってねぇ、ケーキでも焼いて役所に金払えば、流山銘菓のシールもらえますよ・・・
    ・・・(以下20分程説教が続いたらしい)

    この店から100メートルほど離れたところに、ふるさと銘菓の称号をもらっている小奇麗な煎餅店があるんです。
    それが随分気に食わなかったようで。
    車の中で2号の帰りを待ってたんだが全然帰ってこなくて心配してたら、そんな偏屈オヤジにつかまってたんですな。
    すまん、助けに行かなくて。
    でもね、この店のみつ豆は本当に美味かった。

    以前よりちょっと狂気が減ったみたいだけど、お元気ですか?

    こんなファンキーなものだけ取り上げるのもアレですけど、この町はがんがんと姿を変えていく一方で、まだ「田舎の路地裏」も残ってるんだよなぁ。
    それはとてもぐっと来るんだけど、その一方でそこにリアルに住んでいる人たちが、町を新しくしていきたいってのも当然の話なんで、ここは失われつつある景色の失われっぷりを是として、足を運ぶのがいいんだろう。


    なんだかんだで1時間ほどうろつき、そろそろ日も傾いてきたので帰路へ。

    R1173059.jpg
    琥珀色の向かい風が・・・
    あれ?帰りは追い風になるはずじゃあ?

    ということで、往路ほどではないにしろ、帰り道も向かい風。
    往路と同じ道のりも飽きるので、途中から東京を斜めに突っ切る形で自宅へ向かう。
    国道6号線を走ってみたのだけど、うーんいまいち走りづらい。
    もう少し裏道を開拓せねば。

    R1173074.jpg 

    R1173071.jpg
    東京のど真ん中付近にエアポケットみたいな昭和が残っている神田。

    この辺でINOUの電池が切れた。
    うーん、エネループフル充電で6時間くらいが限界か。


    そして、だいたい120キロ走ったところで無事帰宅。
    スチールロードバイクってすごいなぁ。
    四十路のおっさんからこんな距離を移動する体力をあんまり無理なく引き出してくれる。


    それはともかく、「もうひとつのふるさと」に赴いたのに、そして随分とその地を満喫したのに、なぜかうまく言葉にならない。
    なんか今回は内容がタイトルに負けてる。

    菜の花の季節に、もう一度チャレンジしよう。
    まだ行けてない場所もあるし。

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    もうひとつのふるさとへ その2 (1号)

    前書きはこちら。 

    さて気を取り直して。
    今回走ったルートはこちら。 

    前回は豊洲から湾岸道路を通って葛西臨海公園まで走り、そこから江戸川へ入ったのだけど、同じルートを走るのも味気ないし、江戸川も河口近くの道がいまいち走りづらかったので今回はちょっと違うルートを選択。

    で、今回は豊洲から枝川という町を経由して葛西へ抜け、江戸川へ。 

    R1173033.jpg 
    枝川はなかなか味のある古い倉庫なんかがちらほらと。
    コリアンタウンなんかも形成されてるらしいのだけど、残念ながらちょっと走っただけではそれがどこなのかはよくわからなかった。 

    R1173037.jpg
    荒川・中川に跨る葛西橋から。
    あぁ、昔よく仕事でこの東西線に乗って西葛西まで来たもんだ。

    そしてその後江戸川へたどり着き、ひたすら上流を目指す。 

    まだいまいちの曇り空。
    おまけにこの日は北風が強くてなぁ・・・
    ひーこらいいながら、いやでも帰り道はこの風が追い風になるんだと自分に言い聞かせながら走る。
    ひたすら走る。

    そういえば大人になって初めてスポーツバイクを買ったのが、今回の目的地・流山に住んでいたころ。
    それで、初めて2号と二人で長距離にチャレンジしたのがこの江戸川だった。
    そのとき、帰り道が今回みたいな向かい風で、そのときはほんとにしんどかった。

    今なら、前傾姿勢を深くとって、スピードを落としてじっくり走っていれば、いつかは風向きも変わるし自分の進む方角も変わってくるからなんとかやり過ごせることもわかってるんだけど。

    あのころは向かい風に必死にペダルを踏みつけ、自分からきついしんどいと嘆いていたんだな。
    止めなかったのはまぁ褒めてやろう。
    いろんな取捨選択や諦めもあったけどな。

    そんなこと考えているうちに、流山に到着。 

    R1173045.jpg
    なつかしの流鉄流山線。
    いや我々が住んでいたころは、まだ総武流山電鉄、総武流山線だった。
    はじめてこの地にやってきた時、うわーまだこんな軽便鉄道が残ってるんだ・・・と、随分衝撃を受けたっけ。

    おかしいなぁ、社宅の希望出した時には「総武線沿線希望」って書いたのに、割り振られたのは「総武流山線沿線」。
    弊社の総務もなかなかシャレが効いてる。

    いつの間にか社名も路線名も微妙に変更されていたが、全長5.7キロのコンパクトさは変わらず。


    もう少し続きます。

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    もうひとつのふるさとへ(1号)

    「ぼくにひつようなのは ぼうけんだ」 
    と、3号を寝かしつける時に読みきかせる、ピーターラビットの絵本の中での台詞。

    多分、私はくだらない冒険に飢えている」
    と、twitterでごし氏がつぶやく。

    「行こうじゃないか。冬の輪行へ・・・・・・」
    といって、冬の北海道でMTB輪行旅にでてしまったコソ氏。

    R1173023.jpg 
    がたがた言うな。
    行くぞ・・・と、こいつにも背中を押されるように出発。


    冒険って感じはあまりしないのだけど、今年はちゃんと「行きたいところをゴールにして、そこに向かって走ろう」って思っていて、今回は個人的に思い出深い千葉県の流山を目的地に。
    社会人1年目からの数年間を過ごした町。

    3年ほど前に単独で走りに行った2号にも「絶対行ったほうがいいよ」と太鼓判を押されてたんだけど、なかなか足が向かなかった。
    でもこの辺で一度、原点回帰じゃないけどあの町並みに身を置いて見ようじゃないか。
    その中で、もう二度と戻れないあの頃の自分ともう一度向き合うことで、何処に向けて進んできたのか、何処に行こうとしているのか、おぼろげでも感じることができればそれでいい。

    そうだ。
    あの頃の自分に会いに行こう。






    R1173043.jpg 

    いやぁ、あの頃と変わらず美味いっ!

    でも当時は何の運動もせず、結構盛りの良いこんなラーメンをよく食べられたもんだ。


    ・・・えーと、次からもう少しまじめに書きます。


    ちなみにこのラーメン、総武流山電鉄の平和台駅前にある「中島」というお店。
    ご馳走様でした。

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    ハンドメイド自転車の黄金時代 華麗なるフランスの旅行自転車たち(1号)

    久々に、なかなかページが進まない極上本に出会いました。
     

    1900年くらいから2000年くらいまでに製作されたフランスのハンドメイド自転車を50台、写真とその自転車にまつわるエッセイが綴られています。

    ダルマ自転車みたいなやつ(オーディナリー)から概ね今の自転車の形(セーフティ型)に自転車が姿を変えた1900年初頭をスタートにして、ブレーキや変速機が発達した(この本における)黎明期の30年。

    ほぼ現在の自転車の基本形が出来上がり、ひたすら洗練されていった次の30年。

    そしてモータリゼーションによって自転車の社会的な地位が落ちていき、大半の工房が姿を消していった中で、さらに趣味性を磨かれていった戦後。

    この本の中で今でも名前を聞く自転車メーカーは(1号の不勉強もありますが)「ルネ・エルス」と「アレックス・サンジェ」くらい。
    パーツメーカーだってかろうじて最後の方でTAが出てくるくらい。マファックなんてまだ前身のメーカーであるセキュリテという社名がかろうじて出てくる程度。
    カンパニョーロなんて、この世界では新興メーカーなんだな(おまけにフランスにとっては敵国だったんだから、そりゃ出てくるわけないか)。
    特に、戦前のハンドメイド自転車なんて変速機までハンドメイドなんてのも珍しくなかったみたいだし。


    もうひとつびっくりしたのが、戦前におけるハンドメイド自転車の技術革新は主にレースではなく、サイクリングを趣味とする人たちのニーズに牽引されていったということ。
    ツールドフランスなんて1903年から開催されてるんだから思いっきりこの本に描かれた時代と併走しているんだけど、レースの世界は長らく変速機が導入されなかったり、選手は同じレギュレーションの自転車を強要されたりしてたので黎明期にはそれほど自転車の技術革新に貢献しなかった、ということらしい。
    ちなみに当時のツールドフランスの話は「ツール100話」という本が面白かった。
    この本では当時、ツールを主催していたアンリ・デグランジュが秋元康ばりの悪趣味プロデューサー振りを発揮して選手に楽をさせないことを徹底した様子がたくさん書かれていて、なかなか興味深い。
    ついでに言うとそのレギュレーションに対しあの手この手の姑息な手を使おうとする選手たちも香ばしい。
    レースに興味ない人にも、この本もお勧めです。


    話が逸れた。
    まぁそんなわけで、レースでしのぎを削る選手やチームより、もっと楽に長距離を走りたいサイクリング志向のアマチュアのニーズが、今と大して変わらない10kg程度の(泥除け付き!)ツーリング車を生み出していったというのは結構びっくり。

    エッセイ部分ばかりじゃなく、写真もすばらしいです。
    特に、黎明期の個性的な、もう少しでダイヤモンドフレームと外装変速にたどり着けるんだけどなぁっていう歴史的ポジションの自転車が何台も紹介されていて、本当に見ていて飽きない。

    個人的には、1930年代~50年代くらいの車両の美しさが際立ったかな。
    いやぁ、全然ランドナー欲しい派でもアンティーク好きでもないのだけど、これはいい、と心底思った。


    ちょっと高いけど、この本は所有する価値あり、と思った。

    Category : 自転車本書評
    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback
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