softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    コメントいただいた※さまへ

    非公開コメントいただいた※さま(非公開コメントでしたので):
    コメントありがとうございます。
    多分お世話になっているショップは同じですね。

    我が家は水上でラフティングやるつもりが天候せいでやむなくMTBでのダウンヒルにメニューを変更したのがきっかけで自転車に目覚め、その後クロスバイク⇒小径車と乗ってきました(クロスバイクも通勤号として現役ですが)。
    ロードバイクもかなり欲しいのですが、買うとなると我が家の場合必ず2台単位となってしまうので、資金と保管場所がネックになってます(苦笑)。
    そちらのブログでも是非新しい自転車をご紹介ください。

    そちらのブログにコメントさせていただこうと思ったのですが、最新記事のコメント許可期間が過ぎていたのでこの形で失礼します。

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    Category : 日々の諸々
    Posted by ゆげ1号 on  | 1 comments  0 trackback

    2010国立天文台野辺山 特別公開<その他雑記編>

     どーも体調が復活しないゆげ1号です。
    この前走った不気味なトンネルで、何か良くないモノに憑かれたのか?


     とまぁそんな話やら、先日のロケットまつりの話やらがどんどん溜まってしまうので、とりあえず野辺山の備忘録(?)を書いてしまおう。
    今回は、道中で気づいた・見つけた話をつれづれに。

    ■子連れ狼にとって切実な交通手段
     夜中に該当者氏の愛車に忍び込んでチャイルドシートをこっそり取り付けてしまうという手もあるのですが(ねぇって!)、自家用車を持たない我が家に育つ3号を長時間チャイルドシートに乗せつづけるのもちょっと不安なので、JRを利用することにしました。

    #いや冗談ですよ。本当は「レンタカー」と「JR」を比較検討した結果ですからね。

     で、次に考えたのは、如何に交通費を安くあげるか。
    やはり3号を連れての旅ですから、座席の確保とかにパワーを割くのも難しい。
    そうなると、やはりちょっと贅沢ですが指定席、ということになります。
    そういった条件を指定してお得なきっぷが無いかどうかを確認する手段の一つとして、JR東日本のwebサイトでおトクなきっぷを検索できます。

     で、今回選んだのはえきねっと会員(無料でなれる)限定の「トクだ値」。
    https://jreast.eki-net.com/tokudane/?src=etrec
    これが一番安かった。席数限定だけど、普通に自由席取るより安い値段で指定席が取れる。
    これで小淵沢まで行って、そこからは小海線で野辺山へ。

     結果的には、往路/復路ともに中央線特急「あずさ」「スーパーあずさ」は結構混雑していたので、やはり指定席で正解でした。
    このきっぷ、通年で設定されているわけではないのですが、うまく旅程にあえばおトクです。

    ■どこに泊まる?
     結局野辺山駅からすぐ近くのホテルに泊まったのですが、結果的には正解かと。
    小海線沿線にはカップルの聖地(?)「清里」などもあるのですが、サレオツなペンションに泊まるのもねぇ・・・予算的にも・・・
    誰かのおすすめでもあれば話は別なのですが、そういう事前情報もなかったし、泊まったホテルのごはんも美味しかったし、まぁよし。
     でも次回は、仙人氏に教わったペンション「ドライブ気分」も検討してみよう。
    http://www.yado-drive.com/

    ■そのままじゃねえか!
     野辺山からの帰り道、小海線はかなりの混雑。
    そんな中ベビーカーに乗せられた3号を、ポケット版の絵本で何とかあやしていると(ちなみに2号は運良く座れたシートで爆睡中)、どうやら3号は「1号に飽きた」らしく、傍に立っていたご夫婦の奥様にその絵本を向け、そこに写っている新幹線の写真を指差しながら「おっおっ」 と謎のアピール。
     人のよさそうなその奥様「あらー、『のぞみ』ね?」と3号をあやし始めてくれました(絵本にはいろんな列車の写真と、その名称が書いてある・・・というかそれしか載ってない)。

     調子に乗った3号、ページを次々とめくり、指をさして奥様に列車の名前を尋ねまくる。
    そのたび、奥様は「うーん、『あさま』?『なんかいラピート』?あら、これ、どこ走っているのかしら」
    すると後ろに控えていた旦那様(多分)がおもむろに「関空まで走っているやつだろ」

    奥様 「あら『ロマンスカー』?これ、見覚えが・・・」
    旦那様「この前箱根行くのに乗っただろ・・・乗ったやつくらい覚えておけよ・・・」
    奥様 「『はくたか』?」

    旦那様「越後湯沢の方に行くやつじゃないか?」
    奥様 「『つばさ』?かっこいいわね」
    旦那様「山形新幹線だろ」
    奥様 「『なんぷう』?」

    旦那様「高知の方で走っているやつだな」
    奥様 「『みどうすじせん』?これって関西のほう?」
    旦那様「大阪のニュートラム(地下鉄)だな・・・すごいな、この絵本」

    いや、あんまり興味なさそうな顔してことごとく列車が走る地域を即答するあなたの方がすごいよ旦那さん
    なんでそんなに詳しいの?

     そして、3号が絵本を一通りめくり終え、パタンと絵本を閉じる。
    その表紙には東海道新幹線N700系の「のぞみ」とともに、本のタイトルが。

    はじめてえほん でんしゃ

    旦那様「そのままじゃねぇか!」(苦笑)

    いや、本当にありがとうございました(笑)。

    ■小淵沢駅は通過しちゃ駄目だ
     この駅には「小淵沢の名物は駅弁です」と書いてます。
    このコピーに偽りなし!
    ここで売っている駅弁は本当に美味い。
    別に名物の食材とか高級なオカズとか、そういった激しく目立つ売りがあるわけではなく、ただ単に美味しいだけ。
    我々も帰路の乗り換え時にしっかりゲットし、帰ってから美味しくいただきました。

     なぜ「帰ってから」か?
    それは、駅弁を食べる前に駅のホームで「最高の立ち食い蕎麦」を食べてしまったからです。

     とりあえず1号が興味本位で「ちょっと蕎麦食ってくるわ~」
    その数分後、目を見開き鼻の穴を広げて興奮気味に「あ、あんたも食ってこいよ!美味いよ本当に!」と2号にも半ば強引に勧め、彼女にも堪能してもらいました。

     いやね、本当に美味かった。
    立ち食いというシチュエーションが美味さをかさ上げしているかもしれないけど、それでも忘れられない美味さです。
    なんかもっと気の利いた言葉が浮かべばいいんですが・・・

    ■来年はどうする?
     そんなわけで今回は特別公開以外にもいろいろと楽しめたのですが、来年も行けるならば、せっかくの旅行ですから前日はもう少し早めに野辺山入りして、ヤツレンの工場見学とか、一本やまなしの木とか、三鷹の仙人氏に教わった「花吹雪」という居酒屋も是非行きたい!

     来年は野辺山駅で貸し出しているレンタサイクルを使ってあちこち行ってやろうと思います。


     あともう一回くらい、2号が書くようです>野辺山編
    本当に盛りだくさんだ・・・

    Posted by ゆげ1号 on  | 2 comments  0 trackback

    2010国立天文台野辺山 特別公開 その6

    by ゆげ2号

    ■ASTE(アステ)コーナー

     ここの解説者さんは珍しく女性の方でした。ほかは男性ばっかりだし、すぐお隣のアルマはやたらと賑わっていたのに、アステコーナーはちょっとひっそり(というか、アルマの解説者さんの話がうますぎるんだと思う)していて、小柄なお姉さんが控えめーに佇んでいる感じ。これはマンツーマンでお話を聞くチャンスだ!

     とはいえ、ゆげ2号の現在の知識では、アステについてわからなすぎでした。せいぜい、アルマに先んじてアタカマに作られたということ(先行部隊としての意味合いもあるのかな?)、アルマからちょっと離れて10kmくらいのところにあること、サブミリ波を観測することくらいしかわかりません。とりあえず、ポスターを読んで理解を深めることにします。

     (ポスター読み込み中…)ほほう、やっぱり周波数変換に超伝導素子使ってるんだー。サブミリ波の観測だもんね。約-270℃ってことは4K(ケルビン)だよね。ウフフ。おお!カメラは0.3Kまで冷やしてるのか!すごーい、冷え冷えだあ。しかし、こんなへんぴなところだと、液体ヘリウムの補充もたいへんそうだよなあ。へー、カメラの画素数って144画素しかないんだー。多ければいいってもんでもないだろうけど、意外~(現在開発中のカメラは1000画素くらいになるようです)。

     (さらにポスター読み込み中…)えーと、「標高4800mのサイトには、望遠鏡本体だけでなく、観測を支えるさまざまな施設(コンテナを改造した観測制御室、実験室等)が設置されています。」か、へえー、発電所や衛星電話もあるんだ。そっかー、なんにもないところだから、設備を全部用意しないといけないわけね。お、三鷹や野辺山から観測ができる?えー、すごーい!野辺山からできるんだ!ああ、だから、女の人でも大丈夫なんだな。だよねー、標高4800mなんて環境、過酷すぎるもんね。

     (さらにさらにポスター読み込み中…)ふむふむ、衛星通信を利用しているわけね。でも、通信速度どれくらいなんだろう。確か、死神博士さんは、10GBを無線通信する実験やってたっけ。まあ、さすがに10GBはないにしても、データとか結構重そうだし、それなりに必要なはずだよねぇ…。えーと、通信速度は、と………。はあ?!56kbpsぅ?んなバカな!20年以上前のモデム並じゃん!どゆこと?

    ゆげ2号「えーと、すいません。ここに56kbpsってあるんですけど、本当にこんな通信速度なんですか????」
    解説嬢「(ポスターをパタパタと手で隠して)いやぁ~、見ないでくださ~いっ。…ねえ、遅いですよねぇ…。」

     しまったっ!お姉さんを困らせてしまったみたい。遅いのを責めてるみたいに聞こえちゃったか?誤解を解かねばっ。

    2号「あ、いやいや、すみません。衛星通信の速度がこんなに遅いなんて知らなくて…。そうじゃなくて、その、一日分の観測データって結構データ量ありますよね、何GBとか」
    解説嬢「えーと、10GBとかありますねえ。あ、でも、思いっきり圧縮しちゃうので、5GBくらいになるんですよ!」
    2号「それで、ここに『インターネット経由で日本から観測できる』って書いてあったので、それだけのデータ量を56kbpsで送るの大変じゃないかなあって思って…。」
    解説嬢「あ~、それですか~。いやあ、おおまかなのはインターネットで見られるんですけど、詳しいデータはディスクとかで送るんですよ。」
    2号「はあ、なるほどなるほど。」

     ここでゆげ2号の頭にアルマのことが浮かびました。アステで5GBなら、アルマは?

    2号「そういえばアルマのデータ量って、精度が高い分、相当すごいデータ量になると思うんですけど、あっちもやっぱりディスクで送るんでしょうねー。」
    解説嬢「(ちょっと顔を曇らせて)…いぃえぇ…、あっちはそれ用に線をひくみたいですねぇ…。」

     えっ、アルマのほうは専用線を引いてもらえるってこと?専用線って引くのも維持費もすっごいお金かかるのに…。野辺山はアレがナニしてゆげ1号がヘッドロック&ボディブローを食らう羽目になったというのに…。いやいや、それよりも、またお姉さんを困らせてしまったかっ?!なんかフォローを入れねば!

    2号「あ、でもでも、アルマに線が引けたら、アステのほうでも利用できますよねー!」
    解説嬢「(さらにうつむいて)…んー、そうですねぇ…。2,3年したら、ちょっと貸してもらえるかも…」

     うわー!さっきからなんか、お姉さんの痛いところばっかり突いてるみたいだー!これはもしかして、「子宝に恵まれなかった夫婦の養女になったアステちゃん。はじめは可愛いがられてたのに、その後、次から次へ弟たち(=アルマ)が生まれ、そっちに手がかかるようになったら、アステちゃんはかまってもらえなくなっちゃった…」みたいなこと?!そゆこと?!(注:完璧にゆげ2号の妄想です)

     話題を変えよう、話題をっ!

    2号「いやしかし、本当に何にもない所にあるから、観測が大変そうですよね。電波望遠鏡の横にあるこれ、宿泊施設ですか?」
    解説嬢「(パッと表情が明るくなる)いえ、観測する施設です。ここには宿泊施設はないんですよ~。」
    2号「え?だって、近くに町とかないですよね?」
    解説嬢「3000m下のふもとに町があって、そこから毎日通ってるんですよ~。」
    2号「ま、毎日?3000mを?え、ええー?!」
    解説嬢「え~と、片道だいたい1時間半くらいかかります。」
    2号「…毎日、往復3時間ですか…。」
    解説嬢「あ、でも、異常気象のときがあったでしょ?近くの町で雪が降っちゃったっていう。そのときはこのあたりの風がすごくって、建物の屋根が飛んじゃって~。その日はさすがに帰りましたよ~。」

     そんな、台風の日は学校休みなの~みたいなノリで…。いやいや、だって、日本一高いという富士山で3776mですよ?空気も薄いだろうし、高山病とかあるはず。そもそも、4800mの3000m下ってことは、ふもとの町でも標高1800mくらいなわけで、それって標高1350mの野辺山よりもっと高いじゃないか!

     アステのポスターにも「空気は平地の半分程度しかなく、酸欠には十分注意して作業を進めなくてはいけません。このため、観測室内では酸素濃縮機を作動させておきます。」って、怖いことが書いてあるじゃないですか。ん?「酸素濃縮機」という設備があるのか。あ、そーかそーか、これがあるから大丈夫なんだ。だよねー。

    2号「この酸素濃縮機があるから、標高5000mでも大丈夫なんですねー?」

     しかし、解説嬢さんはハハッと笑って、

    解説嬢「いやー、ついてますけど、あんまり意味ないですねぇ」

     いやいやいや、そんなバカな。プロの登山家だって、高度に体を慣らすために、途中で何泊かするって聞いたことがありますよ。

    2号「だって、3000mも行ったりきたりしたら高山病とか…」
    解説嬢「慣れます!」きっぱり!

     ここで、ゆげ2号、大きな勘違いをしていたことに気づきました。いや、話がリアルだから「そうじゃないかなー。でもまさかなー。」とは思っていたけどさ…。このお姉さん、野辺山から衛星通信で観測している人なんかじゃない、現地で毎日アステに通っている人なんだ!天文台の特別公開は、まさに携わっているご本人が解説員をされているって忘れてたよー。

     うわーすげーすげー!もっとお話聞きたい~。しかし、ここでゆげ2号は、外に1号・3号を待たせていることを思い出しました(って、我ながら酷い)。アルマでも時間とっちゃったし、さすがにそろそろ戻らねば…。あれ、そういえば該当者氏はどこに?

     …該当者氏、イスに座ってアステのビデオを見てました。ずいぶん待たせてしまい、申し訳ない。

     ちなみにそのビデオ、アステを現地に設置するまでの真面目で地味なビデオなのですが(失礼)、赤茶けた大地の道なき道を、トレーラーの行列がゆっくりゆっくり電波望遠鏡を運ぶ様子が、不思議な大名行列みたいでよかったです。てっきり、分解して現地で組み上げるのかと思っていたのですが、考えてみたら、組み上げるための設備を運んでくるのもコストがかかりますもんね。日本で分解して、アタカマのふもとで組み上げてから運んでたんですね。
    アステ 
    ↑ いい絵だ。

     そんなわけで、世間的にはアルマに大注目なのでしょうが、ゆげ2号は苦労性のお姉ちゃん的存在、アステを応援します!三鷹の特別公開で、また色々話が聞けたらいいなあ。 

    。 

    Posted by ゆげ1号 on  | 7 comments  0 trackback

    2010国立天文台野辺山 特別公開 その5

    by ゆげ2号

    ■お昼ごはんの話 

     「野辺山の特別公開に食堂および売店はない」これは前回の特別公開時にわかっていたこと。前回のように小淵沢の駅弁を買っていって食べるのがベストというかエクセレントなのですけれど、今回はムリ。なので、天文台駐車場横のベジタボール(正式名称:南牧村農村文化情報交流館)へ。そこなら食堂も売店もあるし、3号の食べられるものも何かあるはずだ。

     んが、考えることはみな同じで大混雑!まあ、食堂の方が猛回転でがんばってくださっていたので、思ったほどの待ち時間ではなかったのですが、一番空腹を訴えていたはずの3号が爆睡してしまいました。やむなく大人3人で昼食。2号が学習したのは「混んでる食堂ではカレーよりおそば」ということ。カレーの方が早そうだけど、一度ご飯が切れると時間がかかっちゃうんだな。

     その後売店で、現在絶賛爆睡中の3号の食べ物を探したのですが、おみやげ用のお菓子とかしかありません。なので、やむなく謎の食べ物「味噌パン」をチョイス。結構たくさん入っていたので余ったらどうしようかと思ったのですが、その後目覚めた3号に大うけでした。相変わらず渋い好みの幼児だなー。漬物とか好きだしね。

     そんなわけで、次回参加する時は「お弁当&味噌パン持参」で、臨もうと思います。あ、飲み物も必要か。でも、本館だったかどこだったかの外に、水が飲めるところがあったんですよね。東京生まれ東京育ち悪そうなヤツは大体友達の人は、水道水を飲むのに抵抗があるようで、意外と利用されていなかったんですけど、札幌生まれ札幌育ち悪そうなヤツは大体短ランだった2号はとりあえず試飲。ひんやりしていておいしかったですよ。まさに野辺山の天然水。次回のための覚書として、水筒か空のペットボトルを持っていけば飲み水に困らないぞ、と書いておきます。

    ■ALMA(アルマ)コーナー

     ここは、1号・3号に待っててもらって、該当者氏&2号で見に行きました。実はアルマ&アステについては、今までの特別公開は解説をわりと飛ばしてきちゃってるんですよねー。そもそも、はじめは電波望遠鏡のこと自体よくわかっていなかったので、レベルが高すぎてついていけず。しかし、野辺山・三鷹の特別公開を経て、さすがにくわしくなってきましたから、今回はがっちり聞くつもり。


     まずはアルマについての復習。

     パンフレットより引用:「アルマは日本・北アメリカ・ヨーロッパ・チリの諸国が協力して、チリ・アンデス山中の標高5000mの高原に建設する、『アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計』の略称です。(中略)アルマは、チリ共和国北部にあるアタカマ砂漠に近い、アンデス山中の標高役5000mの高原に設置します。ここは、乾燥した気候、高い標高、平坦な地形、そして安全で容易なアクセスという、ミリ波やサブミリ波の観測に必要な条件をすべて満たす、地球上で最高の場所です。」

     アルマは最終的には、すんごい台数の電波望遠鏡が建設されるんですけど、なんか、パンフレットでは64台+16台だったのですが、特別公開のポスターでは66台となっていました。計画が変更されたのかな?しくみとしては野辺山の6台のミリ波干渉計が力を合わせて、最大で口径600m相当くらいの解像度を実現しているのと同じなのですが、アルマの場合、最大18kmの範囲(山手線くらい)だというのですから、スケールがでっかい!しかも、観測できるのは、ミリ波より波長の短いサブミリ波ですからねー。アンテナの精度もすごいってことですよね。  


     人がたくさん集まっているので、面白そうだなーとは思ったのですが、アルマコーナーの解説者さん、話がすっごく上手でした!展示されたポスターを指し示しながらスムーズに解説されていて、立て板に水といった感じ。ほうほう、と一通り聞き入ったところで移動しようかと思ったら、該当者氏が質問したいことがあるとのこと。2号も興味がある内容だったので聞いてみようと思ったら再び説明が始まってしまい、質問を差し挟むスキもなく、結局2回聞いちゃいました(笑)。

     アタカマには現在8基の電波望遠鏡が設置されて、基本的な運用試験がされており、さらに今年中に計16基が設置されて、最初の観測が始まるそうです(台数は間違えているかも)。解説者氏のお話から「いよいよだぜ!」という熱さが感じられて、耳が吸い寄せられるようでした。3年前の特別公開時は、もうすぐ出来ますよーって感じだったのですが、あれから話が進んでいて、なんだか感慨深いです。最終的には66基ですから、これからどんどん設置されていくんですねぇ。

     それで、その性能について。現在世界最高の解像度(視力のよさ)を誇る電波望遠鏡といえば、ハワイのすばる望遠鏡、ハッブル宇宙望遠鏡なのだそうですが、アルマが完成するとその解像度はそれらの10倍になるんだそうです。まさに”桁が違う”わけですね。視力で言うと、なんと60000!この視力だと東京から、大阪に落ちている1円玉が見えるんだそうです。ちなみに、今まで色々な発見をしてきた、野辺山の45m電波望遠鏡でさえ視力は4だったはず(性能は解像度だけで語られるものでもないのですが)。そりゃすごい!としか言えません!

     その解像度で何を調べるかなのですが、星間分子、なんだそうです。ずっと遠くで、目には見えない小さな分子が電波を出していて、それが地球で受信できて、しかもそれが何の分子かわかるっていうんですね。何度聞いても不思議でおもしろいなーと思います。

     肉眼で夜空を見上げると、真っ黒い紙に針で穴を開けたように、ポツンポツンと星が見えますが、電波望遠鏡で調べると、そのなにもないような真っ暗な空間に「なにか」があるのがわかるんですね。電波望遠鏡で見た夜空(夜じゃなくても観測できるのですが)は、見た目よりももっとずっとにぎやかなんですねぇ。

     で、星間分子を調べると何がわかるかのひとつ。なんでも今までの研究で、これまで観測した電波と星間分子の対応表が出来ていて、それで銀河の大雑把な年齢がわかるんだそうです。しかし今のところは、ある銀河が100万年より前に出来たか後にできたか、というのはわかるんだけれども、じゃあ70万才なのか、80万才なのかというところまではわからない、と。もっと詳しく知るためには、ほかの星間分子も観測しなければいけなくて、それが発見できる可能性があるのは完成したアルマしかない、とすごく期待がされているんだそうです。

     それから、宇宙の起源がわかるかも、という壮大なお話もきけました。宇宙の誕生が約130億年前のビッグバンに始まった、というのは知られているお話。で、星との距離を測る単位に「○○光年」というのがありますが、これは「光の速さで○○年かかる距離ですよ」という意味です。つまり、その星から光が出たのは○○年前で、われわれは夜空に過去の光を見ているわけです。それを観測することによって、星や銀河の過去がわかるわけですね。

     (ここから難しい話なので未消化&不正確なのですが)もしも、130億光年離れているところからの光が見えたとしたら、それは130億年前の光ということで、ビッグバン直後のことがわかるはず。しかし、光は遠くなればなるほど弱くなるし、赤方転移(光のドップラー効果)で見えなくなる。しかし、電波はある程度以上遠くからは波長が長くなっていくので、消えてしまうことはなく、弱いながらも地球に届いていると。んでもって、アステが完成すれば、ビッグバンから数億年後の、宇宙が落ち着いたころのことがわかるんじゃないかということです。宇宙の研究ってそんなところまで行ってるんですねぇ。すごいよ、すごい!
     
     あとは、生命の起源のお話。アミノ酸には分子構造的には同じものなのに、立体的に見ると鏡で映したように(右手と左手の関係みたいな)構造が違う二つのタイプがあって(鏡面異性体って言ったっけ?)、科学的に生成する確率は五分五分なのに、なぜか地球の生物のアミノ酸はどっちだったかに偏っていると。それで、宇宙にあるアミノ酸を調べてその偏りを調べると…せ、生命の起源が…わか…る…かも…ゲハッ!難しすぎて脳みそが吐血を…。おもしろいお話だったのですが、ゆげ2号の頭にはもう入らないッス…。

     該当者氏の質問は、星や銀河の100万年とかの単位は何から割り出しているのかということでしたが、飽和状態だったゆげ2号の脳みそからこぼれ落ちてしまい、うまく説明できません。観測結果と理論的なものを組み合わせて、算出していることだけはおぼえているのですが…。ちなみに、野辺山には観測の方と理論の方、両方の研究者が揃っているので、世界でも最先端の研究がされているそうです。

     今年中にはじめの観測の様子がきけそうなので、アルマは注目ですねー。

     つづく

    Posted by ゆげ1号 on  | 8 comments  0 trackback

    2010国立天文台野辺山 特別公開<ゆげ1号編>

     本編は2号が書き進めていますので、1号は余談的な話を中心に。


    旧野辺山・現三鷹の仙人との再会

     45m電波望遠鏡エリアの観測棟で該当者氏と展示を見ていると

    「あ、仙人氏がいらっしゃいますね」

    と該当者。
    いつもびっくりさせられるのですが、該当者氏は群集の中から知っている人に気づく能力に激しく長けている。
    え?っと思って振り返ると、確かにそこにはVSOP-2の展示ポスターの前で説明パンフレットを配りながらいつもながらの流暢な説明を炸裂させている三鷹の仙人氏が。

    でも、変なんだよな。
    だって、さっき2号&3号と通った時にはいなかった。
    それに、仙人氏ネームプレートつけてない。
    そもそも仙人氏、数年前に野辺山から三鷹に異動されたはず。

    「人手不足で応援に来たんじゃないですか」と該当者氏。

    ほんとに?

    とりあえず本人か確かめるために(嘘です)説明を一通り聴く事にします。
    もしニセモノなら「このプロジェクトはですね~宇宙に観測衛星を84台ぶち上げて「みちびき」がちゃんと予定通りの軌道に乗っているか監視するんですわ」とか嘘八百まくし立てるに違いない(すみません、激しく嘘です)。


    で、一通り説明を聴かせていただきました。
    電波望遠鏡の観測は一度にひとつのポイントしか観測できないけど、どーせはるか彼方で起こっている天文現象なんだから1年くらいかけて多数の点を観測してその結果を重ね合わせても十分妥当な結果が得られるんですよーとか、電波望遠鏡同士で同じ時間に観測したデータを合成(大雑把で失礼)すると結果的に望遠鏡同氏の距離と同じだけの口径持つ望遠鏡と同じようなデータが取れるんですよーとか、でも地球上でこれやろうとすると「地球の直径」以上に望遠鏡同士を遠ざけることは不可能なわけで、この「地球の直径」という壁を越えるには「望遠鏡ひとつ宇宙に上げちゃえ」っていうことで、そういう観測衛星使って観測すると「かつて無いくらいの解像度・視力を持った電波望遠鏡」相当の環境が手に入る・・・

    ということで、改めてご挨拶。
    ほんとご無沙汰でした。
    本日はプライベートでいらっしゃったらしいのですが、自分達のプロジェクトの展示パネルを目の前にしてついつい説明してしまったとのこと。
    なんつーか、人柄がにじみますな(笑)
    その後、仙人氏は「清田愛未さんの14時からのライブ整理券、早く並ばないと売り切れになっちゃいそうですよ~」と言い残して去っていかれました。


    のんびりと敷地を散歩

     昼食後、ALMA/ASTEエリアにゆげ2号&該当者氏を送り出して、1号&3号(騒ぎ疲れたのかベビーカー上で熟睡)は敷地内を散歩。
    さすがに3号をつれて展示をまわるのは厳しいと判断し、交互に見学することにしたのです。
    つーか、そんな子連れシフトにいつの間にか巻き込まれている該当者氏よ、もーしわけない(笑)

    DSC01167.jpg
    冷たい飲み物を飲みながら、観測機器がつくる日陰に避難しつつ、ぼーっと景色を眺める。
    なんつーか、自分が普段持っているスケール感がリセットされてしまいそうな非日常感。

    DSC01176.jpg
    ヘリオグラフ。
    夜にライトアップなんかすると、すげー芸術的なオブジェになるんじゃないかと。
    まぁ「天体観測機器」を「ライトアップ」って時点で激しい矛盾をはらんでいるのだが(笑)
    うわー、そんななかで酒飲みたい!
    世の中にはライトアップアーティストみたいな人もいるわけで、「電波望遠鏡+照明+音楽」プラスお酒みたいなコラボ企画があったらいいなぁなんて思いました。
    で、21時になったらすべての照明落として、そこからは天然プラネタリウムショーとかね。

    ・・・しかし、2号&該当者氏、帰ってこねぇなぁ。

    DSC01171.jpg
    ・・・まぁ、いいけどな。
    あぁ、ウィスキーの小瓶持ってくればよかった(笑)


     なんて感じで、日陰を探しつつのんびりと散策を楽しんでいると、やっと2号&該当者氏が帰ってきました。
    どうやら2号はいろいろとネタを仕入れてきたらしい。
    つーことで、その話は2号が熱く語ってくれるはず。

    つづく

    Posted by ゆげ1号 on  | 1 comments  0 trackback

    昭和のロケット屋さんと平成の飛行機屋さんの話を自転車で聴きに(予告編)

    Byゆげ1号

     野辺山の話も自分の担当分書かなくちゃいかんのに、ちょっと別の話を。

     9月11日から30日間、東京の三鷹市を中心としたあちこちで、東京国際科学フェスティバルというイベントが開催されます。
    http://tokyo.sci-fest.net/2010/ja/index.php
    で、このフェスティバルの中で開催された、二つのイベントに参加してきました。

     ひとつは、OpenSkyという「個人的に飛行装置を作ってみるプロジェクト」を主催し、どーみても「風の谷のナウシカに出てくるメーヴェにしか見えない飛行装置」を製作している八谷和彦氏のトークイベント「日本で飛行機を作るということ」。
    同氏は「PostPetの作者」といった方が通りはよいか?
    IMG_1749-s.jpg 
    これは当日展示されていた模型。
    ただ、当日の話はこいつの話ではなく、実際に飛行機を製作している「エアクラフト オリンポス」という会社の社長さん、四戸氏を迎えて「日本の飛行装置事情」なんて話が中心でした。
    戦後、文字通り翼をもがれてしまった日本の航空機開発事情の中でしぶとく生き残っているプロジェクトや、これからの展望など。


     もうひとつは、ロフトプラスワンで大人気の「ロケットまつり」の出張版。
    最近のはやぶさブームで一躍有名になった「日本におけるロケットの父」糸川英夫氏のペンシルロケット時代からロケット開発に関わってきた関係者などを招いてシャレにならない裏話をみんなで堪能する、というイベント。
    IMG_1760-s.jpg 
    すでにJAXAを退官されているのに、なんでペンシルロケット(本物)持ってこれるの?
    つーかなんで個人で所有してるの?(笑)

     いやぁ、どちらもすばらしかった。
    いろいろ書きたいことがあるので、今回は予告まで。


     ちなみに三鷹まではP20-RACで行きました。
    一応自転車ブログなんで(笑)

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    2010国立天文台野辺山 特別公開 その3.1

    by ゆげ2号

     イカロス君が Web CREATION AWARD (Web広告研究会が主催する、Web業界へ影響を与え、発展に貢献した人物「Web人(ウェブじん)」を発掘し、「Web人」として称える賞)で、「気になるWEB人で賞」を受賞されたそうです。おめでとうございますー!

    http://award.wab.ne.jp/winning/8.asp

     確かに、HPやツイッターで、イカロス君に親しんでもらおうという工夫がいっぱいあって、楽しいですもんね。しかし、授賞式に宇宙にいるイカロス君は出れないですよねぇ。まあ、常識的に考えて、「中の人」が代理みたいな形で出席することになるのでしょうが。

     いや、やっぱりそれじゃつまらない!せめて、衣装を工夫して…あ、そうだ!JAXA特別公開で展示していたイカロス君のセイルを、バンザイした中の人に巻きつけて出てもらおう。んで、受賞の場面で舞台の上で、「一時展開!」「二次展開!」ってやるのはどうだろうか。個人的にはすごく見たい。でも、欽ちゃんの仮装大賞みたいになっちゃうか。

     それはさておき、野辺山の特別公開の小ネタを。

     せっかく、電波望遠鏡の折り図をいただいてきたので、折り紙を買ってきて作ってみました。これが、なかなか難しい。折り図自体は、見やすくわかりやすいのですが、かぶせ折りとかちょっとしたテクニックがあるので、試行錯誤しているうちにだんだん、「あ、そういうことか!」と勘がつかめてくる感じです。なので、一枚目は折り目をつけすぎて破れて失敗。2枚目でなんとか完成しました。
    電波望遠鏡小 
     最後にパラボラアンテナを開くところが、うまく出来ていて「おおっ!」とちょっと感動しました。真ん中の副鏡を支えているところ(副鏡ステー)を引き出すとき、乱暴にやると破けちゃうので注意ですよ。パラボラのてっぺんが破けやすいです。そーっと、そーっと、開きましょう。パラボラの下がどうしても開きがちなので、セロハンテープ使いました。

     折り紙、久しぶりにやりましたが、手を動かすっていいですね。上手に折れるようになると、なんか次に、大きいのを作りたくなってきました。でも、やわらかい紙だと立たないから、やっぱりカレンダーですね。
    電波望遠鏡大 
     ぼやけちゃってますが、右下に、人生ゲームの車の駒を置いてます。ほら、こうすると、あら不思議、45m電波望遠鏡に見えてきませんか?ね?

     「まあ、見えなくもないけど…」と思った優しいあなた、ありがとう。じゃあ、これもいけますね?
    電波望遠鏡全部

     ほら、野辺山だ~!色とりどりのミリ波干渉計+45m電波望遠鏡で、まさにレインボー!

     しまいには、折り図なしで折れるようになりました。はっはっは。あー楽しかった。

     こうなると、やっぱり、参考出品のはやぶさを作ってみたい!はやぶさ2は、外観の変更はほとんどないらしいので、来年の特別公開には「上級者用」でどうでしょう?おヒゲの前川さん!

     ところで、お得だからって調子に乗って買った100色折り紙、まだまだ余ってるんですよねぇ。3号はまだ、折り紙で遊ぶような年じゃないしなあ。え、アルマ?いやいや、さすがにそれは保管場所がない…(笑)。

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    2010国立天文台野辺山 特別公開 その3

    by ゆげ2号

    ■45m電波望遠鏡 中編

     観測棟から出てきた、1号と該当者氏がなにやら興奮気味。話を聞いてみると…

     1号「あんたもちょっと行っておいでよ!仙人さんが、三鷹の仙人さんが来てるよ!該当者氏が先に気づいてさー。」
     2号「えーっ!さっきはぜんぜん気づかなかったよー。どこのコーナーにいたの?」
     1号「いや、それが、今回はプライべートで来てるんだって!」
     2号「ぷ、プライベート??」
     1号「うん。でも、なぜか解説してたけど(笑)。」

     今は三鷹のほうに移られた仙人さん。野辺山の特別公開のお手伝いとかで、もしかしたらいらしてるかも…とは思っていたのですが、プライベートなのに解説されていたとは…仙人さんらしい(笑)。そういえば、以前お会いしたときも、終了時間近くにご挨拶しに行ったら、ずーっと立ちっぱなしで解説されていたはずなのに疲れも見せず、ニコニコ穏やかに対応してくださ って「タフだなあ、すごいなあ」って思ったっけ。

     そうとわかれば、ダーッシュ!三鷹の仙人さんにご挨拶してきました!よかったー。いやしかし、さりげなく着てらっしゃったグリーンのTシャツが…。天文台だけじゃなくてJAXAでもそうなんですけど、みなさん、自分の関わっているプロジェクトのオリジナルTシャツ(非売品)を着ていて、それを見るのもまた楽しみの1つだったりするのですが、仙人さんのASTRO-GのTシャツがすっごいかっこよくて素敵でした!

     仙人さん「そういえば、折り紙コーナーは見てみました?」
     2号「いえ、子供向けのコーナーだと思って、ちょっとのぞいただけで」
     仙人さん「いいものがあるんですよ~。わたしも写真を撮っていこうと思って(スチャッ!とデジカメを取り出す)」

     ん~、さっきちょっとのぞいた感じだと、折り紙コーナーでは星とかパラボラアンテナの創作折り紙をやっていて、折り図のプリントだけもらったんですよね。はさみを入れずに作れるようになっているのがすごくて、近くにいたおヒゲの方に「これ、天文台の方がデザインされたんですよね?」ってお聞きしたら、当のご本人だったという(笑)。だけど、それ以外に何を見落としていたかなあ。

     子供たちで大賑わいの折り紙コーナーの後ろの方をそっと通り、奥の方へ進んでいくと…ええっ!いや、教えてもらわなければ気づかなかったですよ、これ!
    おりがみ
     なんと、参考出品ではありますが、プリントのよりさらに精巧なパラボラアンテナの折り紙と、はやぶさの折り紙が!

     仙人さん「はやぶさの折り方は、教えてもらえないの?」
     おヒゲの前川さん「いやあ、まともに作ると一時間ぐらいかかるんで無理です(笑)。」

     ああ、だから参考出品なんだ。しかし、前回は精巧なペーパークラフトで感心したけど、いろんな才能のある方がいるんだなあ、天文台。優秀な人は、余技もすごいってことなのかな。「たかが折り紙」って思う方もいるでしょうが、実はものすごーく奥が深い世界なんですよ、折り紙って。なめてかかっちゃヤケドはしないけど、指切るゼって感じの。お、ゆげ2号の記憶の淵から、折り紙の深遠なる世界に触れて、挫折した思い出がよみがえってきた。えーと、どうでもいい話なので、お急ぎの方は飛ばしてください…って、ここに忙しい人はこないか。ま、完全に横道です。


    「折り紙と私」 ゆげ2号
     ゆげ2号は小学校六年生のとき、「あそびクラブ」という、毎月みんなで何をやるか決めて遊ぶという、ゆるーいクラブの部長をしてました。あるとき、「折り紙」をやろうということになりまして、図書室から折り紙の本を借りてきて、各自折ることに。2号は一応部長ですし、クラブには下級生もいましたから、普通に折り紙をやったんじゃあカッコがつきません。当時、本さえあれば何でも折れるとの自負があった2号は、図書室で大人向けの折り紙の本を見つけ、それを借りてきました。

     しかし、教室に戻り、さて何を折ろうかとページをひらいたとたん、ゆげ2号は愕然としました。その本にはひとつの作品を作るために、折り方が何十もの手順で書かれており、その複雑さ、緻密さに、何をどうしているのやら、追いかけることができないのです。はさみを一切使うことなく、一枚の紙から滑らかな造形をみせるその世界、まさにプロフェッショナル。折り紙を極めた一握りの人間だけが行き着くことを許される、匠の技。

     せめて一番簡単なものだけでもと、小学生なりの知力と集中力を総動員して取り組みましたが、結局モノにすることは出来ませんでした。「こんな世界があったなんて…」それ以来、折り紙に尊敬の念を抱いている2号なのでした。

     ちなみに、その本に掲載されていた作品は、「小皿」「大皿」「とっくり」「盃」「三方(お供え物をのせる台)」「仏像」…全部作ると祭壇のジオラマが作れるというものでした。今思い出してもそんなマニアックな本が、なぜ小学校にあったのか不明です。寄贈された本だったのかなあ。


     そんなわけで、久々の折り紙、しかもオリジナル作品に胸が躍ったゆげ2号。自分の分は確保してあるんですけど、ペーパークラフトみたいに折り紙の方もダウンロードできるといいですね。できれば、はやぶさも…ってそもそも折り図を作るのが大変ですよね(笑)。

     仙人さま、ネタをいただいてありがとうございました。

     その後、先ほどはゆっくり見られなかった観測棟を見学しました。パソコンやいろんな機器が並んでいて、ここからデータ越しに遠くの宇宙を見ていると思うと面白いです。どうでもいいですが、周波数変換機の「超伝導ミクサ」の語感ってロボットアニメの必殺技っぽいですね。ガンダム以前のスーパーロボットの方のね。

     ナレーション「野辺山の電波望遠鏡は有事の際、合体して超伝導ロボ ノベバトラーVⅡになるのだ!」
     ノベバトラーVⅡ「行くぞ!必殺!超伝導ミクサーッ!」 ボカスカ!ボカスカ!プシューッ!
     巨大怪獣「ギャオース!」 みるみる凍りつく巨大怪獣
     ノベバトラーVⅡ「見たか!4Kのちからを!」
     ナレーション「行け!われらがノベバトラーVⅡ!がんばれ!11月から5月までは観測だ!

     液体ヘリウム漏れただけじゃん…ゲフンゲフン、それはさておき、観測棟の出口近くには'04まで使われていた操作卓が展示されていました。
    40 操作卓1
     ガラス越しでうまく撮影できてないですけど、アナログなのが歴史が感じられていいですね。オープンリールなんて見ちゃうと、こう、うずうずしちゃうじゃないですか。ピピピピッて出てきたパンチカードを手にとって見て、「な、なに?!このデータは!」とかいう情景が目に浮かびます。
    41 操作卓2
     いや、ゆげ2号も大人になったので、パンチカードが見るものじゃなくて、読み込ませるためのモノだっていう常識はあるんですけど、やっぱりパンチカードは見てほしいんだなあ。頭よさそうに見えるから(←こういう発想がそもそも頭悪いですが)。

    くつ
     それから、特になんの説明もついていなかった謎の靴。みんな「アレ何?」と通り過ぎていましたが、2号は三鷹天文台で同じものを見た覚えがある!パラボラアンテナの補修とかで高いところにあがるときに使う靴じゃなかったでしたっけ?滑らないためと、表面に傷や凹みをつけないようにこの形状になってるんじゃなかったかな。

     そんな感じで観測棟を出てみると、電波望遠鏡の観測デモの時間になりました。敷地内は立ち入り禁止となり、「ヴーン」と低いモーター音が響きはじめます。そして、ゆっくりと45m電波望遠鏡が動き出しました!おお、はじめてみたー!やっぱりねぇ、大きいものが動く様子って感動しますねぇ。一応動画も撮ったんですが、あまりにも巨大なものがゆっくり動くので、手ブレで動いているだけのようにも見えたりしてうまく撮れず、断念。肉眼で見ないとダメみたいです。

     しばらく眺めていたのですが、3号がどうも空腹のようで愚図りだしてしまいました。ホテルでもらったとうきび(美味!)や残りのヤツレンレアチーズケーキを食べさせたものの、まだ収まらない様子。そういやそろそろお昼時。大人もついでにお昼ご飯に向かうことにしました。とはいえ、話はそう簡単ではなかったのですが。

    …と、その前に後編、ゆげ1号の補足が入ります。

    つづく

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    2010国立天文台野辺山 特別公開 その2

    by ゆげ2号

    ■45m電波望遠鏡 前編

     レールの上を動くミリ波干渉計は大好きですが、天文台野辺山といえばやはり、45m電波望遠鏡です。長野の山々と緑に囲まれた中にドカッと佇むさまは、スケールが大きすぎて何度見ても笑っちゃいます。電車からも見えるくらい大きな建造物ですが、その迫力は近くまで行かないとわかりません。風景2

     主鏡パネルがポコポコと抜けていますが、珍しいことに修理の真っ最中だったのです。こういう風に取り外せるんですね。中身を初めて見ました。「じゃあ、観測できないじゃん!」と思ったあなた、ふふ、初々しいですね。そんなことではゆげ1号に「毎日やってるんだから、今日くらい休んでもいいんだよー」ってだまされますぞ。

     国立天文台野辺山の45m電波望遠鏡HPの『よくある質問』によれば、「45m望遠鏡でのミリ波の電波の観測は、大気中の水蒸気の少ない11月頃から5月頃まで行われています。 その間は昼間も観測ができるので、一日中観測をおこなっています。 もっと長い波長(センチ波)の観測は、水蒸気の影響を受けにくいので夏期に観測することもあります。」とのことです。特別公開日ははじめからこの期間を外して設定されているんですね。

    <国立天文台野辺山のHP内『よくある質問』
    http://www.nro.nao.ac.jp/~nro45mrt/outreach/faq.html


     ここで電波望遠鏡についての復習
    ○電波望遠鏡の操作・観測はすべて屋内のパソコンで行われているので、我々がイメージする「真夜中に屋外に出てレンズを覗き込んで~」みたいなことはしません。観測対象が電波なので、昼夜も関係なし。ただ、電波望遠鏡のある場所は軒並み高度の高いところなので、敷地内を移動中に地吹雪で遭難しかけたりってことはあるようです。

    ○野辺山の電波望遠鏡の観測対象は、「ミリ波」「サブミリ波」と呼ばれる、非常に波長の短い弱い電波です。どれくらい弱いかというと、水蒸気や都会の人口電波、観測用の機器から出るノイズさえ観測の邪魔になるほど。それで、受信機器を冷やしてノイズを抑えたり、超伝導の技術を使った受信機(こちらは冷やさないと使えない)を使います。だいたいは4K(ケルビン)=-269℃ぐらいまで液体ヘリウムで冷やすのですが、中には0.6K(0.4Kだっけ?)まで冷やすものも。

    ○電波望遠鏡の口径は大きいほど解像度=視力はよくなります。しかし、ミリ波を観測する精度を求めると、口径は45m電波望遠鏡でだいたい限界。そこで、ミリ波干渉計は6台のアンテナをつないでデータをあわせることで、直径600mの電波望遠鏡に相当する解像度が得られるようになっているのです。あったまいー!


     さて、せっかく触れるんなら、触っておかねば。行け!1号&3号!
    45mにタッチ 
     なかなか伝わらないかとは思いますが、ほんとにカメラに収まらないくらい大きいんですよー。真下は大きな日陰になって、3号のいい遊び場になってました。↓ この写真なら伝わるかな?
    45mの木陰 
     パラボラの影で遊ぶ3号、おおはしゃぎ。ちなみに、45m望遠鏡が動くときは、この敷地には入れません。

     こんなに大きいのに、パラボラ表面のデコボコの誤差は0.1mm以下、紙一枚よりも薄いくらいだそうです。すごいよなあ。パラボラの口径大きさだけならアメリカに100mのものもあるそうですが、あっちはセンチ波までの観測ですからねぇ。ただ、大きいだけに、野生の鳥が巣を作りまくるという意外な悩みがあるそうで。なんとか鳥たちを傷つけることなく寄せ付けないようにしようと、ネットを張ったり色々しているそうですが、決め手にかけるとのこと。本当に困っているそうなので、詳しい方はアイデアをお寄せください。

     では、次は電波望遠鏡の中へ。3号を連れては入れないので、交代で行ってきました。
    45mの中
     中は機械がぎっしり。もっとも、操作自体は電波望遠鏡のそばに立っている観測棟で行うそうですが。
    ケーブル巻き取り装置
     ケーブル巻き取り装置。説明によると、全体が-90°から450°まで回転するそうです。てーことは、えーと、1回転半するってことですね。このケーブルは地下で奴隷さんたちが、らっせらー、らっせらーと引っ張って電波望遠鏡を動かしている…わけではもちろんなくて、ケーブル一本一本が受信した信号を観測棟に送るためのもので、絡まらないようにしてあるそうです。すごい本数だ。

     あと、受信機の中身についての説明もありました。45mで主に使われている受信機は、SIS素子という超伝導素子を用いているものと、HEMT(ヘムト…高電子移動度トランジスタ)アンプで直接信号を増幅するものがあるそうです。それぞれー269℃、-253℃と冷え冷えにされています。

    ゆげ2号「SIS素子…もとこぉーーーっ!」
    ゆげ1号「SISそしっ!そーしーっ!」

     ゲフンゲフン…。さて、次は観測棟。ベビーカーでは入れないので、3号をおんぶして見学しようと思ったのですが、3号が「下ろせー!」と大暴れ&大絶叫。落ち着いて見学するどころではなく、ほとんど素通りで外へ出てしまいました。

     やっぱり交代で見学するしかないかーと話しているところへ、やっと該当者氏が登場。特別公開のこの日に寝坊で遅刻とは、いつもの氏らしくない所業なのですが…。とりあえず、かけつけ一杯ならぬ、ヤツレンのレアチーズケーキで一息入れてもらってから、事の次第を聞きだすことに。

    ゆげ2号「(ちょっと上から目線で)該当者氏が遅刻なんて珍しいねぇ。わしらは1号が休み取れて前日入りできたから、朝が楽だったよ~。仕事終わるの遅かったの?」
    該当者氏「いやー、昨日はつくばで仕事だったんですよ。でも、仕事が早めに終わったんで、上司に『JAXA行ってきていいですか?』って聞いたら、『いいよー』って許可下りたんで、見学してきました。はっはっは。」
    ゆげ2号「…(絶句)。」

     ちくしょー!あんたにはかなわねぇよ…orz。

     無事合流できたところで、改めて観測棟へ。とはいうものの、ゆげ2号としては、以前の見学で一度見ているところだし、ざっとは見られたからもういいかなーと思ってたんですよね。折り紙コーナーは初めてだったけど、子供向けで、大人が入るとお邪魔になりそうだし。それで、観測棟へは該当者氏とゆげ1号にゆっくり見てもらうことにして、2号は3号と周囲をお散歩してました。

     すると、建物のかげにNRO(野辺山宇宙電波観測所  Nobeyama Radio Observatory )のロゴが入ったシルバーのトライシクル発見!後方にキャリングカーゴを搭載した実用仕様ですよ!これが、天文学者さんの日々の運用を支えているのですねー。いやー、写真を撮り忘れたのが惜しまれます。

     …すみません。一応自転車ブログなんで、それっぽいことを書こうとして誇張した表現をしてしまいました。本当はおばちゃんが買い物行くのによく乗っている、量産型の三輪車の泥除けに黒マジックで「NRO」って縦書きで書いてあるだけでした。今は反省してます。もうしません。

     えーまあ、そうこうしていたら、1号と該当者氏が観測棟から出てきました。さ、次行こうかーと思っていたら、二人はなんだか興奮気味。いったい中では何が?!

    中編につづく

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    2010国立天文台野辺山 特別公開 その1

    by  ゆげ2号

     行って来ました、野辺山天文台特別公開!

     思い起こせば前回参加は2007年、ゆげ3号加入以前のこと。それ以来、再訪する日を夢見て、ヤツレンの「信州八ヶ岳野辺山高原3.6牛乳(通称:ポッポちゃん牛乳)」と「信州野辺山高原ヨーグルト(通称:ポッポちゃんヨーグルト)」を摂取し続けた日々は無駄ではなかったっ!ちなみに、都内ではOK、サミットの各スーパーでお買い求めいただけます。

     とはいえ、今回は若干2才の3号がいるので、ちょっと贅沢して野辺山に前泊することに。移動手段も前回は該当者氏の車に乗せてもらいましたが、今回は電車でGO!です。小淵沢→野辺山間は、小海線という路線なのですが、なんと日本で唯一のハイブリット電車が走っているのですよー。…まあ、一日に数本のみで、ゆげーずは乗れなかったのですが。

     でも、小海線、風情があってよかったです。緑の中にのびる線路をガタゴトガトゴト走っていくのがねぇ、なんというか癒される。最後尾の車両に乗ったら、後ろの窓からずーっと線路が見えて、思わず動画に撮っちゃいましたから。ほんとに線路を撮っただけなんですけど、お好きな方はどうぞ。



     ああ、野辺山に来たって感じがするわー。お隣の駅は、避暑地で有名な清里です。
    野辺山駅1 

     ちなみに野辺山駅、JRの駅の中で一番高いところにあるのです。
    野辺山駅2
      そう言われると、じゃ2番は?とか思うのですが、ベスト10のほとんどは小海線の駅が占めてしまうのでそれほどおもしろみはなかったりして。

     あ、でも、流行りの萌えキャラがいましたよ。
    ぶりっとちゃん 
     ぶりっとちゃん。ハイブリットだからって…おい。 電車キャラのこうみくんとコンビを組んでいるらしいです。
    <小海線とキャラクターについてはこちら
    → http://www.jreast.co.jp/nagano/wakuwaku/room/index.html >

     到着後は、夕食までの間、ホテルに荷物を置いて周辺を散策。ヤツレンのトレードマークになっている、本物のポッポちゃんを見に行きました。初めて蒸気機関車を見たゆげ3号は狂喜して走り回ってましたよ。やはり鉄なのか?
    蒸気機関車 

     その後、近くにある農協・コンビニで地元産のものを買いあさって地産地消、英気を養ったのでした。農協の前に地元野菜が売られていたのですけど、どでかい白菜が100円!普通の3倍くらいありそうなズッキーニも100円!野辺山高原ブランドなのに安い!思わず買い求めてしまいそうになりました。電車だからなあ…。ゆげーずが実際に地産地消した物はこちら ↓
    地産地消 
    右奥から、八ヶ岳野辺山高原ジャージーのむヨーグルト、長野県生まれのオリジナル品種秋映使用の100%りんごジュース、長野県南佐久郡の黒澤酒造株式会社のワンカップ酒「白樺の里」、長野県佐久市木内醸造株式会社の本格焼酎「天雪」。手前、ヤツレンのレアチーズケーキ

     のむヨーグルトは、ストローで飲む限界に挑む!ってくらいに濃くておいしかったです。レアチーズケーキもうまかった…。でも、お酒の方は意外と扱いが少なかったですね。ゆげーずは長野の、おいしいお酒のファンなので、もっと色々買えるかと期待していたのですが残念でした。みんな、日本酒とか飲まないんだなあ…。

     ところで、帰宅後に天文台マダム様のHPを見てみたら、近くにヤツレンの工場とか味噌パンのおいしいお店とかあったんですよねぇ。次回は早めに着くようにスケジュールを組んで、レンタル自転車で散策したいものです。一応、子供乗せ自転車はあったので、ゆげ3号と一緒に行けるし。


     おそらく、あちこちで引用させていただくことになると思うので、ここで天文台マダム様のHPをご紹介させていただきます(天文台好きなら知らないのはモグリだぜ!ってくらいの方なので、ちょっとおこがましいのですが…)。だんな様が天文学者さんで通称三鷹の仙人さま(数年前までは、野辺山の仙人さまでした)なのですが、天文台マダム様の文章がめちゃくちゃおもしろくて読み応えがあります。天文台特別公開の攻略法なども載っているので、行く予定の方は必見。来年はどうもJAXAの特別公開攻略法もやってくださるようで、今から楽しみです。

    <天文台マダム日記 天文学者さんと結婚する方法も書いてあるので、婚活中の方も必見?
    http://madam.atmark.gr.jp/



     そしてその夜、さぞやきれいな星空だろうと表に出たら、あいにくの曇り空。当日の天気が少々心配だったのですが、日が昇ってみればまぶしい青空でした。やっぱ、青さが違うよ、野辺山!さ、とっとと支度して、駅前のシャトルバスで天文台へGOだっ!

    ゆげ1号「あ、ちょうどバスが行ったばっかりだ。」
    ゆげ2号「…歩くか。」

     せっかく駅から3分のホテルに泊まったというのに、この間の抜けた感じがいかにもゆげーず。2kmほどの距離なので、歩いていける距離ではあるのですが、さすが高原、野辺山、日焼け止めを塗っていても紫外線がきっついったら。ホテルの方の話によれば、今年の野辺山は異常に暑いそうですが、湿度が低めのせいか、それでも東京に比べればまだまし。あたりの風景がゆげーずの地元、北海道と植生がなんとなく似ていて、初めて歩く道もちょっと懐かしい感じがしたりして、意外と退屈せずに歩けました。白樺もあるしね。 あと、蚊がほとんどいないのもいい。

     そして、いよいよ天文台の敷地内へ。開園直後、本館入り口で行列が出来てました。国立天文台台長、観山正見の講演会があったのですね。今回のゆげーずは、整理券が必要なイベントは参加せず、まったり見て回るつもりだったので素通りしました。ちなみに観山正見氏は、日本全国の国立天文台を束ねる、一番偉い人です。その強大な権力は、カツカレーに豚汁、牛丼に温泉卵ををつけさせるなど、さまざまな方面に及んでいます。えーと、偉いのは本当です。
    <詳しくは2007天文台三鷹キャンパス特別公開の回にて
    三鷹天文台 特別公開 その3 >

     中に入っていくと、緑豊かな自然の中に大・中・小のパラボラアンテナが点在する、懐かしくも不思議な風景。これ!これを見に来たんですよ!野辺山、なにもかもみな懐かしい。

    カセグレン変形クーデ方式とか

    ヘリウムジャボ漬けとか

    ゆげ1号のもっともらしいデマカセとか

    あーほんとに懐かしい。それにしても…あれ?なんか、デジャヴ
    風景1 

     2007年のときはこちら ↓
    2007 野辺山  
     トリミングしてないのに、どうしてこんなに似てるんだ(笑)。なんだか間違い探しみたいだなあ。風景の違いは置いといて、えーと、干渉計の位置と配置がちょっと違うか。あ、2007年のときは干渉計大移動のイベントがあったから、黄色い台車が出てるなあ。今年もやってくれたらよかったのに。あと特に違いは…ん?…あ、ああ!ボロメトリックのテントがない!どこ行っちゃったの?東北大ボロメトリック天体干渉計!今年こそボロメトリックの意味を聞こうと思ってたのにっ!

     まあ、いろいろありますが、野辺山の特別公開は三鷹と比べると、時間限定のイベントも少なく、スタンプラリーのポイントもちょっと少なくて、時間に追われることなくゆっくり回りやすいです。特別公開日だけのイベントも参加しやすいですしね。今回、残念ながらミリ波干渉計の移動はなかったのですが、45m電波望遠鏡のアンテナ表面に、直接さわれるイベントがありました。

     ここで、現地で合流するつもりだった該当者氏から連絡が入り、寝坊で遅刻ということで、とりあえず、45m電波望遠鏡へ向かったのでした。

    つづく

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    久しぶりにGPSの話 その3(USB接続の無線化)

     そろそろ2号が野辺山話を書き始めそうなので、こっちの話を駆け足で。
    今回は
    「GarminのGPSとパソコン/ネットの連携はかなり便利だけどノートパソコンにGPSぶら下げてられないじゃん!」
    対策について。
    ことの次第はその1その2をどうぞ。


    ぶら下げてられないなら、無線化しちまえばいいんですよ。
    はい(机上では)解決。

    IOデータ機器のUSBデバイスサーバー ETG-DS/USってやつを使えば、USB機器をネットワーク経由で使用できるようになります。たぶん。

     この機器、LANポート(10/100/1000BASE-T)とUSBポートを持っていて、USBポートに接続されたUSB機器に対して他のPCからネットワーク経由で接続させる、というもの。
    PC側には専用のクライアントソフトをインストールする必要がありますが、そのソフトを起動するとETG-DS/USに接続されているUSB機器の一覧が表示され、使いたい機器をダブルクリックしてやると接続/切断できます。
    ということで、ネットワークが無線LANになっていれば、結果的にUSBも無線接続できる、というわけです。

      基本的にUSBなので、1台のUSB機器に「複数の人が同時接続」することはできません(本物のUSB機器と同じです)。だから、外付けハードディスクなんかは誰かがアクセスしている間、他の人はアクセスできません。
    ただし、ノートPCとかだとディスプレイ閉じたりすれば自動的に接続切られるし、他の人が接続しっぱなしの時にどーしても自分が使いたければ「こっちで使うんだから接続切れやゴルァ!」ってメッセージを送ることも可能。
    また、プリンタについては特別扱いで、「印刷するときだけ自動でプリンタに接続して、印刷終わったら自動的に切断する」ことが可能なので、プリンタについては擬似的だけど自動共有可能。
    もちろん、一人(1台のPC)で使うだけなら、常に自動接続されるように設定もできます。

     なので、普段からこいつにGarminを接続しっぱなしにしといて(同時に充電もできる)、データ転送したいときだけPCからクライアントソフトのクリック一発でGPSに遠隔接続してデータ転送!という使い方が可能になるはず・・・。
    GoogleMAPからの位置情報転送も、GPSからの軌跡データ吸い上げも、逆にGPSへのトラックファイル(GPX)流し込みも、もちろんファームウェアの更新も、ぜーんぶ無線でできちゃう。もうGPSの繋ぎかえもしなくてよい。
    ね?夢のような快適環境。

     とまぁ、まるで見てきたかのような書きっぷりですが、でも、ぶっちゃけこういうのって、結構相性問題とかあるじゃないですか。
    おまけにGPSなんて、いくらワールドワイドでおそらくもっともメジャーな製品であろうGarminであっても、まだまだニッチでマイナーなガジェット。
    こういう裏技的な使い方がうまく行く保証もなければ、実績データもない。

     ・・・と、いつもならここで軽く一ヶ月は煮え切らない所ですが、やっぱり猛暑でアタマがおかしくなっているんでしょうね。
    だいたい1年に1回くらいの頻度で1号の脳内に登場するアイツが、

    もういい、俺はアナーキストになる

    とつぶやき、確か4000ポイントくらい溜まっているはずのゴールドポイントカードを握りしめ、ヨドバシへGO!


    ・・・で、結論。
    あっさりと全部できました。
    上に書いてること全部。
    久しぶりにPC関係のガジェット買ったけど、すごいね、IT革命(古い)。


     ちなみにGoogleMapから同じデータをnuviとEdgeの両方に転送しても、それがお店のデータだったりしたときはNuviの方だけ「店の電話番号」も一緒に転送されます。
    まぁbruetooth対応の携帯電話持ってなければ「nuviからクリックで電話」とかはできませんが。

     あと、ETG-DS/USのUSBポートは2ポートしかないので、我が家ではその2ポートに「バスパワー対応(=ACアダプタがついている)USBハブ」と「バスパワー非対応USBハブ」をぶら下げて、「USB経由で電力供給しなくてはならないモノ」(GPSとか)は前者に、「ACアダプタとか太陽電池とかで自前で電力確保できるやつ」(ハードディスクとかプリンタとか工学実験探査機とか光学ディスクドライブとか)は後者に接続しています(一部嘘)。 

     動作の安定性については、あくまで我が家の環境での例ですが、以下の点が留意事項でした。
    • IPアドレスをDHCPで自動取得するようになっているが、いまいち安定しなかったのでDHCPサーバとして動いているルータ側でIPアドレスを固定的に付与するように設定変更したところ、動作が安定
    • Windows Vista環境でWindowsファイアウォールが動作していると上手く動作しなかったため、ファイアウォールを無効化(インストールしているウィルスバスターにもファイアウォール機能がある&こちらは特に問題なく動作するのでセキュリティ的にはこれで問題ない)

     ということで、どなたのPC環境でもうまくいくかどうかは判りません(お決まり)が、こいつはおすすめ。

    Category : nuvi360補完計画
    Tag : nuvi Edge705 PC
    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback
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