softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    R231を北へ その1

     地元での法事もあることだしと、少し早めの夏休みを取ってからもう半月。
    帰省先の涼しい北海道から帰ってきた我々を待っていたのは梅雨明けの夏全開モードむき出しの東京地獄。
    で、今年は完全に夏バテ気味。


     そんなわけでブログも放置気味だったのですが、気を取り直して夏休みに走った時の記録でも。
    今回、北海道に到着早々2号がダウン。
    なんか滞在中はあんまり晴天にも恵まれそうになかったので、寝込んでいる2号&まだ2歳に満たない3号には申し訳ないとちょっとだけ思いつつ、天気が良かった日にとりあえず3号を親に預け(重ね重ねありがとうございます)走ってきました。

     事前に予定も何も立てていなかったので、ふと思いつき国道231号線(オロロンライン)を北へ進むことに。
    ちなみにオロロンとは天売島に生息する「オロロン鳥」からとったもの(だと思う)。
    でも天売島は今回走ったルートのずーっと先。
    さらにちなみに、このルートをずーっと北へ走り続けると、ごし氏が絶賛していた道道106号線にたどり着きますが、これもずーっとずーっと先。出発地点(札幌)からだと数100キロ先。


     スタート地点は発寒川のサイクリングロード。
    R0018035.jpg 
    2号の実家から近いので、帰省したときには結構頻繁に走ってたりします。
    数キロ走ると、茨戸川(ばらとがわ)に合流するところでサイクリングロードは終了。
    ここから国道231号線へ。

    R0018046.jpg 
    さすがにそれは当て字にすらなっていないだろう的な地名として全国的に有名になってもおかしくないと思うのだが、良く考えたら地元民以外は絶対読めないだろうから有名にもなりようがないのかと一人納得しながら花畔(ばんなぐろ)大橋を渡る。
    R0018047.jpg 
    この橋を自転車で渡ったのはたぶん数十年ぶり。
    石狩浜へ行くときはほぼ必ず通るはずだけど、大人になってからはクルマ以外で通ることなんてなかった。
    ゆえに、この橋から眺める川面なんかも新鮮な景色。

     川を渡り、ひたすら北へ。
    石狩湾新港を越えて、石狩河口橋を越えて。
    R0018048.jpg  
    橋を渡りきってから振り返って。
    全長1.5キロ弱(河口橋としては北海道でもっとも長いらしい)。
    自転車で走るとその長さに改めてびっくり。
    すげーな、母なる石狩川。


     石狩川を越えると少し上り坂になります。
    斜度は4%くらい?
    楽々とは言いがたいけれど、あきらめるほどでもない。
    R0018053.jpg 
    一つ目の坂を上っていると、いつの間にか左手に海が見えてきた。

     上りきると、目の前に望来(これも漢字変換で出ないんだよな・・・もうらい)の海岸が。
    R0018056.jpg 

    そういえば、望来で一度、友人達とのドライブの途中でめちゃめちゃ美味い定食屋さんに巡り合ったんだけどなぁ・・・どこだったか。



    おや、3号がお目覚めだ。
    以下、続く。
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    Tag : F20-R
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    灼熱の自転車通勤模様

     仕事の都合で一足先に東京へ帰ってきたゆげ1号を待ち構えていたのは、3年ぶりの「3日連続猛暑日」でした。
    で、このブログを書いている当日(7/23)も暦上の「大暑」にふさわしく、最高気温が35℃超える猛暑日。
    朝の通勤時間(8時くらい)ですでに30℃越えてる・・・
    昼間はどんなに暑くても、夜は全世帯の窓の向こうに「天然の巨大涼風エアコン」が完備されている北海道ですから、少し窓開けて置くだけで信じられないくらい熟睡できるわけで、そんな環境から帰ってきたゆげ1号にはあまりにむごい仕打ち。

     そんな状況ではありますが、先日のブログで夏の自転車通勤事情について書いてしまった以上、やはりこの状況での自転車通勤もやってみなければ・・・つーことで、この猛暑日にも自転車で会社まで行ってみました。


     結論、猛暑日でも片道10キロくらいならなんとかなるわ。
    以下、感想。
    ちなみにゆげ1号の自転車通勤スペックは先日のブログに書いたとおり。

    • さすがにアンダーのシャツも、汗取り用のインナーもびっしょり。着替え用のシャツは必須。
    • メントール配合のすーすーするシート(ゆげ1号はギャツビーのICE-Typeを愛用:これで顔拭くと刺激が強すぎて眠気も吹っ飛ぶけど痛みに耐えられる根性は必須)を首筋に貼っておくとかなり気持ちよい。
    • でもYシャツまではそれほど汗も至らない。こちらは着替え不要だった。
    • バッグは身に着けないほうが良さそう。肩掛けとかはきつい。
    • 出社後、汗を拭うタオルはあったほうが良い。
    • 朝はまだ空気も渇き気味なので、意外となんとかなる。実は夕方~夜の方が空気の湿気が増えているような気がする。
    • 暑さ対策(着替えとか)はちょっと面倒だけど、やっぱり朝の通勤時間を自転車に置き換えられるのは気持ちが良い。
     でも、最高気温が36度を越えるときは自粛しようかな、と思う。
    無理は禁物。
    身体にも良くないし、それで自転車通勤そのものが嫌になってしまったら元も子もない。
    たとえそれで1ヶ月乗れなくたって、よくよく考えてみればそれって1年単位で考えたら1/12でしかないわけで。

     
     来週はどうかなぁ・・・

    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

    F20-RAのギシギシ音とエンジニアの方法論

     帰省先の北海道では「おいおい、こんな気温、暑いうちに入らんだろう」なんて言っていながら、東京に帰ってきた途端に
    「いやー、信じられない暑さだよ~やっぱり北海道は云々」
    なんていうのはやっぱり良くないねぇ(笑)
    それにしても、北海道ではエアコンもつけずに少し窓をあけた夜風だけで、朝までぐっすり眠れるという至福の日々をすごさせていただきました。


     で、そんな北海道帰省では毎回、実家に置いてあるF20-RAであちこち走りに行くのですが、今回は1号だけが仕事の都合で先に帰ってきたので、あちこち走りに行った時の写真を収めたデジカメが手元にない。
    そんなわけで、今回はちょっと別の話を。


     実家に置いてあるR20-RAなんですが、久しぶりに乗ってみるとなにやらギシギシと嫌な音が。
    以前にも似たようなことがあったのですが、そのときはシートポスト周辺が原因でした。
    今回も、サドルに座った状態でペダリングするとギシギシする一方で、腰を浮かした状態で乗車してもあまりギシギシしない。やはり、今回もサドル~シートポスト周りか。

     でも、今回はどーも勝手が違う。
    シートポストとフレームの接触部分をきれいにして注油してもだめ。
    ひょっとしてサドルとヤグラ(サドルとシートポストが結合される部分)のところか?と思ってこのあたりに注油してもだめ。
    ふーむ・・・原因はどこだ?

     実家の庭先であーだこーだやっていると、孫の相手疲れ(?)で昼寝していた親父がやってきて、どれどれ・・・と。
    親父は特に自転車整備に明るい訳ではないのだが、なにせ元自A隊員、だからって訳ではないのだろうけど、メカものには非常に強い。

    親父「とりあえず、シートポストを抜いた状態で力をかけてみよう」

    ・・・あぁ、ギシギシいうねぇ。折り畳みのヒンジ部分だ。
    ちょっと意外だったわ。

    親父「そのヒンジ部分で、どこか変に塗装が剥がれたりしている部分はないか?]

    ・・・あぁ、固定金具(クイックリリース)がフレームと咬む部分が一部、塗装剥がれてるわ。

    親父「そのあたりに油差して、ちょっと走ってみろ」

    ・・・おぉ、ギシギシ音止まったわ。
    すげぇ。

    親父「とにかく切り分けないと原因は見えてこないんだから、外せるものは外してみるんだよ」


     そーだよなぁ。
    エンジニアリングの方法論って、分野は違っても基本的な部分は通ずるものがあるんだろうな。
    それこそが「技術」であって、単なる「知識」をいくら習得してもまっとうなエンジニアにはなれないんだろう。

     自分もまったく畑違いではあるものの、エンジニアの端くれであったはず。
    しばらくフロントの仕事から離れているうちに、そーいう魂の部分がちょっと曇っているんだなぁ・・・

     
     あ、でもタダで技術供与を受けたわけじゃないぞ。
    技術料代わりにちゃんとGENTOSのLEDライト(SG-305)とマウント用のブラケットを進呈したんだから(笑)

    Tag : F20-R
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    一方、自分の自転車通勤事情

     今日は梅雨の合間、貴重な晴天日だったので、久しぶりに自転車で会社へ。 

     朝の8時から既に気温は28℃くらいありましたが、意外と大丈夫なもんだ。
    一つ前の記事では「暑い夏のことも考えたら自転車がコミューターとして担える距離は5キロくらいだろう」みたいなこと書いていましたが、個人的にはちゃんと対策をとり、かつ真夏の猛暑日まで行かなければ片道10キロくらいまでは大丈夫かな?なんて思います。

     で、ゆげ1号がどんな感じで片道10キロくらいの自転車通勤をしているか。

    • スーツの上着は会社に残置orそもそも着ない(夏限定:クールビズ推奨だし)。
    • 上着はYシャツ+アンダーシャツ+汗取り用のインナー(吸水性があって、服を脱がなくても首の辺りから取り出せるようなやつ)。
    • スーツのズボンはカバンの中に持ち歩き、通勤中はユ●クロの安いスラックスを着用。これならまぁ会社のエントランスをくぐるときもあんまり変な目では見られない。
    • 出発直前に「スーッとするボディペーパー(ギャツビーのICE-TYPEを使用)」で全身を拭いてから出発。これがかなり効く。5キロくらいまではかなり快適。
     まぁこんな感じで汗対策もそこそこやっておけば、片道10キロくらいなら何とかなってます。
    本格的な夏の暑い盛りにはどうなんだろ・・・とも思いますが、まぁそのときはもう少し近い駅にゴールを変えれば良いわけで、そこは臨機応変にやればよい。


     さてこの自転車通勤、果たしてエコか?健康的か?
    それはよくわからない。

     エコについて。
     とりあえず今流行のCO2排出量をざっくり計算すると、とりあえず話を単純化するために、ゆげ1号は呼吸によって酸素を摂取し、体内の糖質と酸素を化学反応させてエネルギー(熱量)を生成する、とします。生成される熱量は大体糖質1gあたり4KCal(ちなみに脂肪は7KCalといわれている)。
    逆に考えると1KCalあたり大体0.25gの糖質が必要。
    糖質の分子はC6H12O6だから(な、懐かしい・・・)、こいつが代謝されてCO2とH2Oに分解されると、糖質1分子あたりCO2は6分子出来上がる。
    CO2(分子量44)は糖質(分子量180)の約1/4の質量とすると、1KCal消費=0.25gの糖質消費=0.25×6/4=0.375gのCO2排出。

    10キロの自転車通勤で増えるカロリー消費量が+200KCalくらいとすると、0.375×200=75gのCO2排出。
    合ってるかどうかは良くわからん。

    10キロの距離を満員電車に揺られた時、電車のCO2排出量を乗車率200%超の乗客みんなで割り勘したときに、一人当たりはどれくらいになるんだろうね。

    まぁいいや、計算やめた。


     健康について。
    まぁ結果的に健康的かもしれません。
    でも、正直なところ、あんまりその実感はありません。

     なぜか。
    なにより、自転車での通勤時間はメンタル面でのメリットが大きく、あんまり健康面のありがたみは自分の中でクローズアップされないんですよね。

     プレッシャーやうっとおしさを懐に入れたまま家を出て、いつもなら満員電車に揺られてうんざりしながら通勤するところを、風を浴びながら気持ちよく身体を動かして会社へ向かう。
    会社につくころには、別になにも解決はしていないのだけれども、なんか心身ともに覚醒していることを実感できます。
    アロマセラピーで言うところの、ネロリみたいな効能。

     帰路は少しリラックスしながら、散歩とフィットネスと通勤の一石三鳥な時間を満喫。
    身体をそこそこ動かしている充実感もあるので、帰宅後の酒とごはんが美味い。
    まぁ、そんなわけでそう簡単には痩せないのだけど(笑)、でもまぁだんだんと身体は「よく食べ・飲み・走るのバランスが取れたあたり」に落ち着いていきます。
    それは意外と健康的なラインでした、ゆげ1号の場合は。


     そんなわけで、来るべき猛暑を自転車でしのぎきれるかどうかは良くわからんのですが、梅雨に阻まれ久々となった自転車通勤の気持ちよさを改めて感じた日でした。

    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

    【書評】自転車の安全鉄則

     梅雨の季節はなかなか自転車に乗れないし、なぜかこの季節は仕事も立て込むしで、なかなかしんどい今日この頃。
    早く梅雨明けないかねぇ・・・


     そんななか、ブログの更新も滞り気味なのでたまには本の感想でも。
    つーことで、結構いまさら感もあるのですが、いまや自転車界を代表するおっさん、疋田智氏の『自転車の安全鉄則』について。

    自転車の安全鉄則

    自転車の安全鉄則

    価格:777円(税込、送料別)



     疋田氏はとにかく主張が力強く、筋も通っていて、それでいて文章が巧い。
    そんな氏がしたためた新書。

     この本の大きな主張のひとつは、「とにかく自転車は車道の左側走れ!」ということ。
    確かにこの本読めば、如何に「自転車の車道右側通行」が危険か、明快に論じています。
    このことを知る、そのためだけでもこの本は一読の価値あると思います。

     しかし、この本のテーマはこれだけじゃありません。
    自転車レーンがどうあるべきか、海外の自転車事情(特に自転車先進国であるヨーロッパの事例)、自転車に関わる道路交通法の改正に伴うドタバタの顛末記など、どっちかというと自転車社会論みたいな趣のネタが多い。
    そんなネタを織り交ぜながら、「都市交通手段として自家用自動車に取って代わるべき自転車のあるべき姿」を描き出しています。
    すなわち、自転車が時速20キロ程度ですいすいと走り回れるような都市交通インフラを整備すれば、エコだわ健康には良いわでもうえらい騒ぎ。でもそれを阻害しているのは自動車だったり行政だったりちゃんとした交通教育を受けていない市民だったりするので、それらの課題に一つ一つ、じっくりと粘り強く取り組んでいかなきゃならん、てな話。

     あと個人的に印象に残ったのが「安全」と「安心」の違いについて。
    クルマが怖いが故に自転車で歩道を走るのは「安心」だけど、必ずしも「安全」ではない。
    車道の左端を走るのは、「安心ではない」かもしれないけど、実は「安全」。
    確かに、歩行者よりドライバーの方が遥かに安全に対しては自覚的なわけで、そういう意味では車道を慎重に走るのが一番安全。これは車道走行に慣れれば誰でも実感できると思う。
    #でも逆に、慣れない土地で車道を自転車で走るのは結構「怖い」こともあって、あぁこれが「安心と安全の違い」なんだなぁって思います。


     だから、「自転車の安全鉄則」というタイトルについては、個人的には良い意味でちょっと裏切られました。
    つーか、このタイトル、完全に内容に負けてると思う。
    書名だけ見て敬遠しているムキには、是非一読をお勧めします。

    まぁ氏の雑誌連載などの寄せ集めという側面は否定できない(笑)のだが、何冊もの雑誌にまたがって書かれている内容が1冊にまとまっているのだから、それはそれでまぁよしと思います。



     で、ここから先は素朴な疑問。
    そもそも自転車VS自動車という構図は「戦術的」にどうなんだ?
    ゆげ家も実際にマイカーは売却してしまったので、まぁ自転車活用できれば必ずしも自家用車はいらねぇなぁって思うのですが、「自転車が走りやすい世の中」を目指すときに、自動車からの置き換えを声高に叫ぶのはどうなんだろ、ってのがちょっと疑問。

     だって、日本は暑い。氏が挙げる海外の事例は大抵日本より高緯度のヨーロッパばかり。
    よくわからんのだけど、少なくとも東京より暑い都市は、自転車大国の中でどれだけあるんだろう。
    逆に、そんな「暑いけど自転車天国」な都市があれば、是非その国の事例を知りたい。

    で、こんな暑い日本で、趣味のサイクリングは別として「日常の足」として自転車が担える距離はどれくらいか。
    夏場なら、さらにふつーの人なら、せいぜい5キロくらいが関の山じゃないかと。

    で、自家用車の大半が担う移動距離はどれくらいなのか?
    これがだいたい5キロくらいの移動に多用されているのなら、自転車への置き換えもまぁあり得るかなぁなんて思いますが、なんかこの辺が疑問なんだよなぁ。

     ついでに蛇足ながら、日本の基幹産業が何か?って考えると、わざわざ自動車に喧嘩売っても何の得にもならない気がします。
    氏もどこかで書いていましたが、別に自転車が自動車を駆逐するなんてことは起こりえないし、自動車メーカーだって別に自転車を目の敵にしているわけでもない。わざわざ喧嘩売らなくたって、自転車は健康に良くてエコだ~ってアピールするだけでも十分な気がします。
    で、そんな自転車が「安心」から「安全」に舵を切れるように、社会インフラを整備しましょーって方向で話を進めて行き、そのために自動車と自転車という「車両」同士がどうやって車道を共有できるかって議論したほうが建設的じゃないか、と。

    #個人的にはエコは嫌いだけど。


     ま、ちゃんといろいろと調べないと「反論」にはなりえないので、あくまで「素朴な疑問」止まりなんですが。

    Category : 自転車本書評
    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback
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