softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    仙台へ 終章(1号)

    仙台編の最後、どうまとめようかと逡巡していたんですが、やっぱりうまく整理できない。

    今回、恒例の合宿を敢えて仙台にしたのは、メンバーの一人が東北勤務になったので合流しやすいから。
    ただなんとなく、行けるタイミングがあれば東日本大震災で被災した地には行っておいたほうがいい、とも思った。


    仙台は東部道路という高速道路が結果的に堤防代わりになり、津波の被害がそこである程度食い止められたらしい。
    今回もその高速道路を走ってみたのですが、確かに、いまだに道路を境に地面の色が未だに違う。

    で、高速道路の海側にも少し行ってみたのですが、さすがに震災から1年以上経っているわけで、そんなにわかりやすく津波の爪痕が残っているわけでもない。
    でも、やはりところどころにしっかり爪痕は残っていて、なかなか元通りにはならないんだろうなぁと。
    沿岸部の復興作業もまだ全然終わってなくて、だから立ち入ることもかなわない。

    正直、何かをデジカメに収められないかって気持ちもあったんですが、よく考えたらそんなの何の
    意味もないって思い直した。



    いや、そんなことはいいんだ。
    うまくいえないけど、仙台、宮城はどんなことがあろうと、美しく豊かで、祝福されるべき地だと心から思った。


    すみません、これで勘弁。
    いや、またきますよ。
    まだまだ見所たくさんありそうだし。

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    仙台へ part3(1号)

    その1はこちら
    その2はこちら


    さて二日目の目玉(というか個人的には今回最大の目玉)、ニッカウヰスキー仙台工場を堪能した我々。
    次に向かうは「定義とうふ店」。
    ここの三角あぶらあげは絶品だと職場の同僚に教えてもらっていたので、それは行かねばということで山道を進むと。

    R1172559.jpg
    大倉ダム。
    やっぱり我々の合宿にダムは欠かせない(笑)
    おまけにここは珍しいダブルアーチ型・・・って帰宅してからwikiで調べて初めて知ったんだが。

    あと、ここも事前予約すれば見学できたんだねぇ。
    事前に調べときゃよかった。

    そしてナビが示す「定義とうふ店」近くにやってきて、初めて気づいた。

    R1172585.jpg
    ここ、定義如来西方寺っていう大きなお寺なのね。
    で、定義とうふ店ってのはその寺の門前町みたいなところにあるわけだ。

    いや我々にとっては思わぬ誤算。
    なかなか見ごたえある寺でした。


    この五重塔、かなり趣あるんだけど昭和61年に建てられた、比較的新しいもの。
    やっぱりこういう建築物って、ちゃんと一定のタイミングで造っていかないと技術が失われてしまうよな。
    こうやって技術を伝承していくんだなぁ、で、それは結構大事だよなぁと思ったのでちゃんと賽銭を投げ入れてきた。
     
    R1172578.jpg 

    で、これがお目当ての「三角あぶらあげ」120円也。
    最初、厚揚げかと思ったくらい、ぶ厚くてでかい。
    でもあぶらあげ。

    店は結構な行列ができていたけど、さすがにばんばん揚げては出しているので回転は早い。
    そして、美味い。
    おかわりしたいくらいだったけど、なんか同行者二人はそうでもなかった雰囲気なのでちょっと我慢。
    別の店でこのあぶらあげのお土産用パックを売ってたので購入したら、店の婆さんが「種銭」って書いてある小さな小さな紙袋をくれた。
    中には硬貨が入っている。
    小さな種銭で商売はじめて、軌道に乗ってきたから恩返しの意味も込めてお客様に縁起物として「種銭」を還元してる、観たいな感じ。

    ちょっといい話だなぁと思いながらみんなと合流したら、なんととうふ店で1号と同じお土産あぶらあげ買った該当者氏は、
    「おまけでおからもらいましたよ~」

    ふ、ふんっ!
    こっちは種銭もらったもんね!
    うらやましくなんかないもんねっ!

    R1172581.jpg 

    そんなこんなで定義山を担当させてもらいました。
    ちなみに、読み方は「じょうぎ」。
    ただ仙台人は「じょうげ」ってよむ人もいるとか。
    おまけにここの住所、小字が「上下」(=じょうげ)なんだよね。
    紛らわしい(笑


    メインのコンテンツは以上なんだが、もう少しだけ続きます。

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    仙台へ part1(1号)

    R1172452.jpg  
    友人たちと毎年恒例の「合宿」。
    いつもは長野が定番だったのですが、今回は諸々の事情から仙台へ。
    で、どうせ乗るなら「E5系はやぶさ」だろう、と。 

    R1172457.jpg
    該当者氏の強いリクエストで、どうせはやぶさに乗るなら先頭車両に設えられている「グランクラス」に乗りたい、と。
    特別料金取られるんですけど、人生は一度きりだ。
    2回も3回もできそうに無いことは1回目のチャンスに乗ってみるんだよ。 

    R1172455.jpg
    いざ乗ってみると、いや確かにすごい。
    R1172465.jpg
    出てくる軽食も美味しかったし、シートも上等。
    おまけにフリードリンク。
    アルコールもある!ブラボー!
    (といいながら今回はその後ハンドルキーパーを仰せつかっていたので飲めなかった)

    R1172468.jpg
    グランクラスだからってわけじゃないんだが、E5系ってゆれないね。
    該当者氏のiphone、倒れない。

    ただ、座席のコンセプトがどうも「上等なパーソナル空間」みたいで、隣の人とおしゃべりしながら時間を過ごすような雰囲気ではないし、読書灯がちょっと邪魔。
    まぁそういう人は普通席取ればいいわけだが。 

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    時速320キロで流れていく景色を眺め、飲み食いして、モト取ろうと写真撮りまくって(笑)、該当者氏とおしゃべりしてたら仙台までの1.5時間なんてあっという間。
    正直、許されるなら新青森まで乗りたかった・・・

    いや隙が無い。
    手摺も革張り。
    R1172488.jpg
    ありがとう、いい経験させてもらった。

    つづく。

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    千曲錦 新酒きき酒会 2011 その3


     さて、試飲ばかりしていても生命に関わる(笑)ので、恒例の蔵見学へ。
    スタッフの方の引率の元、貯蔵樽なんかを見ることができます。

    とはいえ、もう何度も訪れているので説明は特に目新しいこともなく、むしろ建物の中をいつもよりじっくり見物させてもらいました。
    背後で貯蔵タンクを前にして、おなじみの蔵人ギャグ「このタンクの容量は約54,000リットルですので、毎日一人で2合ずつ飲んだとして、400年以上~」が炸裂(笑)

    R0010621-1.jpg
    精米機。
    長野には酒造協同組合が管理する、でっかい共同精米工場(搗精(とうせい)工場)がありますが、千曲錦は自家精米にこだわります。

    R0010624.jpg
    「はい作業」ってなんだ?と思って帰宅後調べたら、こういうことらしい。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%84%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E4%B8%BB%E4%BB%BB%E8%80%85
    高いところに荷物を積み上げ、積みおろす作業のことみたい。
    ということは「High作業?」って一瞬(ゆげ2号は)思ったが、「椪(はえ)」⇒木材の積み上げ、みたいな意味らしい。

    R0010644.jpg
    うーむ、GR Digital2はやっぱり暗いところが少し苦手(腕前は棚に上げ)。

    R0010646.jpg
    やはり歴史を感じさせますね。

     てな感じで蔵見学も堪能し、またちょろっと試飲したり酒粕汁おかわりしたり(⇒2号&該当者氏)しているうちに、ついに酒粕汁も品切れ。
    じゃ、そろそろ帰りますか(っておい!(笑))

    R0010615.jpg
    NEC_0063.jpg
    上がGRで撮ったもの。下は携帯電話(N-03C)のカメラで撮ったもの。
    携帯の方はオートで撮るとホワイトバランスがおかしい。でもまぁわざわざ携帯のカメラで設定いじくって撮ることはないので(手軽さが身上!)、これはこれでよし。


     ということで、午後2時を過ぎてから帰路に。
    該当者氏はこれから上田城の桜を見に行くとのことで、佐久平駅でお別れ。
    道中色々お世話になりました。
    いつもありがとう。

    いやぁ、リフレッシュしたですよ。
    行ってよかった。



     実のところ、長野ってやっぱり遠い。
    新幹線に乗れば一時間半くらいで着くけど、往復の交通費はひとり1万円超えるし、そう考えるとやっぱり遠い。
    でも、その「体を遠くに持って行く」ってことがずいぶんと心のリフレッシュにつながるんだなぁということを、今回は激しく実感しました。
    子供が小さかったり、いまいち体調が思わしくなかったりすると、どうしても遠くに行くのが億劫になる。
    おでかけも、どうしても近場になりがち。
    でも、列車に乗って、どんどん景色が移り変わっていき、なじみのない土地に降り立ってそこで遊ぶってことは、おそらく同じ金額を費やしても意味合いは全然違うんだな。
    まぁどっちがよいという話でもないけど、たまにはこんな小旅行も意識的にやらなきゃね。

     もうひとつ思ったこと。
    正直、千曲錦もここ数年色々あったんだろうなぁ。
    蔵開きは今回で3回目の参加ですが、少しずつカラーが変わってきているのを感じます。

    たとえば、千曲錦の原酒飲み比べ。
    以前は「ちょっと濃度が高すぎるんで、こいつは売れないですよ~酔っ払いすぎますからね」なんて話だったけど、今回は純米酒に限り限定販売してたり。

    たとえば、蔵開き限定で販売されるお酒が前より増えていたり。

    個人的には、良い意味で商売っ気が出てきたなぁ、と。
    といっても、何でも売ってやれ!って感じではなく、限定品の値付け(味に比して安い)なんかに表れてる、商売上のおもてなしマインド的なものを感じます。

    いや、以前からとても親切なんですよ。
    太っ腹な試飲スタイルも変わらないし、おととし訪れたときは3号のミルク用にお湯くれたり、メールで「乳児連れてきても大丈夫ですか?」って問い合わせてもとても丁寧にお返事いただいたり。
    だから、そういう人間味としての親切さではなく、ちゃんと商品を愛してもらうためのアピールをしっかりやろう、的な。


    あと、ウチの近くの酒屋ではちょっと前から、帰山や赫赫のプレミアム焼酎を目にするようになりました。
    濃度の高い焼酎って、ちょっとしたブームみたいで、それに乗っかったのかな、なんて思ってたのですが(まぁ飲んでも美味かったので文句は無いのですが)、今回の蔵開きで色々試飲したり、蔵の方々とお話してみて、やっぱりこの蔵のメインは「千曲錦」や「帰山」という、変わらずに造り続けている定番の日本酒・焼酎なんだなと思いました。

    特に「帰山」は、日本酒も焼酎もかなり個性的。
    でもって特に、自分自身も歳をとったのか、やっと帰山の個性、美味しさに気づき始めたような気がしました。


    お気に入りの蔵があって、そこと何年にも渡って付き合って、その中で自分の変化にも気づいていくなんて、ちょっと贅沢で豊かなことだと思います。

    来年はどう感じるのかな。

    (このシリーズ終わり)

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    千曲錦 新酒きき酒会 2011 その2


     さて、酒粕汁を堪能した後は試飲です、試飲。
    そこには数多の酒が待っています。

    NEC_0067.jpg

    なかなかの混雑ぶり。
    千曲錦が出している日本酒・焼酎の主要銘柄が試飲し放題なのはもちろんなんですが、上の写真に収めたのは千曲錦酒造の看板銘柄「千曲錦」の原酒飲み比べ。
    普通酒・吟醸酒・純米酒の原酒(加水されてないもの)が甕に入ってます。

    前の蔵開きのときは、ここで、この日しか飲めないものだったんですが、今回は「純米酒」だけ特別に販売してました。
    ま、上の写真にもあるとおり、あっさりと売り切れましたが。

    当然1本買いました(1,000円@750ml)。
    今回改めて感じたのが、やっぱり自分(1号)は吟醸酒より純米酒の方が好みだな、ということ。
    お米の存在感みたいなふくよかさが強いほうが好みみたいです。


     つぎ。
    千曲錦の蔵開き、いや新酒きき酒会といえば恒例の限定商品。
    純米大吟醸 生酒 全量山田錦五十%磨 千曲錦

    これは毎回売られていますが、
    「今回はちょっとサプライズとして、思い切って大吟醸にしてみました(笑)」
    とのこと(スタッフの方に聞いた)。
    しっかり試飲した上で、まぁ当然お買い上げ。
    やや辛口。


    NEC_0065.jpg

     もういっちょ、当日限定もの。
    これも試飲・販売してましたが、これは本当に美味かった!
    大吟醸だけどすっきり華やかなだけじゃなく、純米酒的なふくよかさもあって。

    スタッフの方に伺うと、これは10年ほど前の鑑評会出品用の酒(鑑評会用の酒は市販用の酒とは別に仕込むそうです)をベースにここ最近の鑑評会出品酒をブレンドしたものらしいです。

    はっきりいって一升3,000円ってのはヤケクソな価格だと思う。
    まぁ本数出せないし、プレゼントみたいなもんなんだろうな。

    しかし、こんな美味い酒なのに、なぜ該当者氏は買わなかったの?

    該当者氏: ・・・

    あ、この顔、以前にも見たことがある。
    そうだ。去年の秋、信濃大町の酒屋で「帰山 参番 古酒(99年)買いたいけど1升なんて一生かかっても飲みきれない!って悩んでた時の顔だ! 

    その時は「じゃあ1本買って分け合おうよ」と救いの手を差し伸べるような素振りを見せながら、お酒にめっぽう弱い(下戸)該当者氏の弱みに付け込んで結局多めにいただいてしまった事に引け目を感じたりしてないのですが、こんなこと書いて今後警戒されても困るので今回の秘蔵酒は少し進呈しようということで今後ともよろしくお願いします。

    なんだこりゃ。
    まぁいいや。

     
     さて、その他にもいろいろ試飲したのですが、実は今回、2号は秘密兵器を持参していました。
    その名もずばり、バームクーヘン

    実は、上に出てきた「帰山 参番 古酒(99年)」っていうお酒を家でちびりちびりとやっていたときに(その割にはもう飲み干してるんですが)、何を思ったか2号がいきなり「バームクーヘン」をつまみに食べてみた。

    2号:うまい。とてもうまい。1号も食べてみるよろし。

    ・・・うまい。確かに美味い。
    このお酒、最近の日本酒とはかなり趣が異なり、酸味がかなり強く、甘口。
    かなり白ワイン寄りの味(と思う)。
    だからなのかなぁ、めちゃめちゃバームクーヘンと合う。

    そんなこともあり、今回の長野遠征のために2号はわざわざバームクーヘンを人数分(4切れ)買って来ていたのでした。
    今回は試飲できる種類も豊富なので、色々試してみよう、と。

    で、結論。
    今回並んでいたお酒の中では、参番古酒よりも普通の参番の方がバームクーヘンに合うような気がしました。
    ただ、今回並んでいた参番古酒は98年に仕込まれたもの。
    先日入手した(がもう飲んでしまった)99年古酒とはちょっと味が違いました。
    古酒同士を比べると、まぁ好みもあるかもしれませんが99年ものの方が美味しかったと思う。
    そういえば99年のやつを勧めてくれた信濃大町の酒屋のオヤジもこの年のやつが特に美味しいといってたけど、確かにそうかも。
    しかし、味覚には個人差ありますからね。
    半ば強引にバームクーヘン渡されて一緒に飲んで食え!と強要された該当者氏、口に合わなかったらすまんかった(笑)

    でも、美味いと思うんだよなぁ・・・(笑)


     そのほかも色々試飲しまくり、結構へろへろ。
    かなりいい気分で一休みすることに。

    そろそろお昼時なので、出店で売られている天ぷら蕎麦を食べたのですが、こいつがまた美味い。
    今回、口に入るものが例外なく美味い。
    まさに、地上の楽園。
    あぁ、これで桜さえ咲いてたらなぁ・・・まぁそれは言うまい。


     あれ、まだ終わらない。
    ということでもう少しつづく。


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    千曲錦 新酒きき酒会 2011 その1

     えぇ、今年も行ってきましたよ、ゆげ1号&2号&3号、そして該当者氏の4名で。
    我々が愛してやまない長野は佐久の酒蔵、千曲錦酒造の毎年恒例行事「新酒きき酒会」。
    去年は諸々の事情で見送ったので、2年ぶり、3回目。

    R0010608.jpg 
     長野新幹線あさまで一路、千曲錦酒造のある佐久平へ。
    手前があさま、でもって奥はE4系 MAXたにがわ(たぶん)。
    2階建てのE4系は来年以降現役引退なんだよな。
    2台ならんだ姿を見て、鉄分豊富な3号も嬉しそう。


    R0010612.jpg 
    東京から1.5時間くらいで到着。
    みんなでバカ話やブラック話をしているとあっという間。

    毎年おなじみの横断幕がお出迎え。
    あぁ、そういえば以前は「酒蔵開き」って名称でした。

    心配していた空模様も、スカッと快晴。
    ただ、残念ながら桜にはちょっと時期が早かった。
    東京の桜は散ってしまったのにね。

     さて、会場入りして受付を済ますと、お猪口が一人にひとつ手渡されます。
    こいつを片手に、試飲し放題の時間を過ごす事になるのですが・・・その前に、

    NEC_0068.jpg 
    無料で振舞われている「酒粕汁」。
    実のところ、これが隠れたお目当てだったりして。
    とにかく美味い。
    NEC_0070.jpg 
    まぁ一見何の変哲もないんですけどね。
    容器も発泡スチロールだし。
    でも、とにかく美味い。伝わらんだろうが美味くて堪らない。
    無料で振舞われていることに少し憤慨したくなるくらい美味い。

    酒粕自体が良質(ちなみに一袋300円@500gで販売してるけど、値段以上の美味しさ。2号は3袋購入して1号が担ぐリュックに放り込みやがったのはここだけの話)というのもあるんだろうけど、絶対それだけじゃないコクが。

     で、2号はその謎に挑むべく、到着早々に頂き、試飲してからまた頂き、酒蔵見学から戻ってまた頂き、それでも謎が解けずに唸っていたところ(いや、レシピ解明するためにお代わりしてたわけじゃないんだろうが)、該当者氏があっさりレシピの書いてある紙を見つけてきました。

    えぇ、是非おうちで再現してください。
    楽しみにしてます。

    ちなみに、酒粕ケーキもクラッカーも美味しかったです。
    酒シャーベットも、甘酒の試飲も美味しかった。
    3号もケーキと甘酒はガブガブいってました。

     こんな感じで来て早々、いきなり腹ごしらえ&大満足。
    しかし、この日のために数日間酒を絶ってきた1号は、酒粕汁に舌鼓を打ちながらもちょっと落ち着かない。
    いやアル中の禁断症状ではなくて、目の前の建物の中には「試飲コーナー」(読み方:ちじょうのらくえん)があるわけです。
    R0010651.jpg 

    やはり来たからには、飲まねば。

    つづく。

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    三鷹・星と宇宙の日 2010 その5

    by ゆげ2号

     ずいぶん間が開いてしまいましたが、ようやく天文台三鷹キャンパス特別公開の最終回です。

     さて、15kgの米袋もとい、眠る3号を抱えて体力ぎりぎりのゆげーずは、スタンプは関係ないもののぜひとも見ておきたいと思っていたアインシュタイン塔へ向かいました。

     こんな森の小道を抜けていくと…
      17三鷹の小道2

     見えてくるのがこちらアインシュタイン塔(正式には太陽塔望遠鏡というらしい)。 昭和5年設置。
    16アインシュタイン塔 
     国の有形文化財に指定されているだけあって、趣のある建物ですよねぇ。実は、外から見るだけならいままでも常時公開されていた施設だったのですが、内部は初公開&1日限定。ゆげーずも2007年の特別公開時に訪れています。当時は中が倉庫になっていたんですよね。それが、今回は中を大掃除して入らせてもらえるというのですから、たとえ腕の筋肉が切れようとも行かなくてどうする!という話ですよ。

      中は薄暗くて、古い建物のちょっと湿ったにおいがしました。好きだわー、このにおい。
    18塔の中1 

     内部の図。
    18塔の中2 

     塔の部分を下から見上げたところです。
    19塔の中3 

     この建物、なぜアインシュタイン塔と呼ばれているかですが、ゆげ2号のおおざっぱな理解で言っちゃうと、アインシュタイン効果(重力で光の波長がちょっと伸びる)を証明する目的で設置されたものだったからなんですね。太陽からの光を鏡でバシンバシンと反射させてスペクトルごとに分けて写真を撮ったら差が出るはず、というのを証明したかったようです(いいかげんな説明ですみません)。

     しかし、ほかの研究では成果をだしたものの、アインシュタイン効果なるものはこの建物では証明できなかったそうです。名前に”アインシュタイン”ってついてるのに。この建物にどこか哀愁が漂っているのも、そのやるせなさのせいかもしれません…。

     でもね、デリカシーのない2号は思うのです。やっぱ、「どうして失敗したのか」を知りたいのよねー、と。いまどき、ネットで調べりゃなんでもわかりそうなものですが、調べたってわからないものはわからないのですよ。特別公開ではそこここに解説員の方がいらっしゃるので、聞くならチャンスは今日しかないのです。いや、躊躇する気持ちもあるんですよ。失敗した原因を聞くなんて失礼かなーとか、さすがにいやな顔されちゃうかしら、とか…あ、解説者の方はっけーん。

    ゆげ2号「(アインシュタイン塔の仕組みを一通り聞いた後)…あのですね、結局アインシュタイン塔ではアインシュタイン効果は証明できなかったそうですけど、その原因てどこにあったのでしょうか?」
    解説者氏「えーーーーとですねーーー。………。(しばし沈黙。やはりこの手の質問する人って少ないのだろうか…)…当時はわかっていなかったのでしょうが、太陽の光の強さというのは実は一定じゃなくて、強くなったり弱くなったりしているんですね。それで、その強弱の差よりも、アインシュタイン効果で生じるはずの実験値が小さかったので、データが埋もれてしまったわけです。その後、外国の話ですが、遠くにある恒星の光を使ってアインシュタイン効果を証明することができたそうです。」

     なるほどー、太陽の光を使ったのではノイズがデータよりも大きかったということですね。意外とそういうこともわかっていなかったんだなあ。そういえば、太陽って地球から一番近い恒星であるにもかかわらず、実は全然わかっていないってきいたことがあるなあ。聞けてませんけど、講演でも太陽が題目になってましたし、実は太陽ってアツいんですよね、話題になってるって意味で。一方で、130億光年前の宇宙の姿がわかるかも、なんて話もあるのに、近すぎてわからないってこともあるんですねえ。おもしろい!

     あ、しまった。こうしているあいだにゆげ1号の腕に限界が迫っているらしい。いろいろ興味深いものがあるのだけど、とりあえず駆け足で写真を取らねば。

    20塔の中4 
     蒸留器。写真の薬剤を作るための蒸留水をこれで作っていたそうです。

    21塔の中5 

    22塔の中6 
     ただの柱時計にも見えますが、重垂時計といって重りが下がる力を動力源に動く時計だそうです。記録を取る際の時刻の信号もこちらからとっていたそうで。

    23塔の中7 

    24塔の中8 
     氷を使う冷蔵庫。ビールを冷やしておいた…のではなく、写真乾板やフィルムの保存に使われていたそうです。

     いやー、ほんとにかけあしですね。もともと2号は民俗資料館なんかで昔の農耕具とか見るのが好きなほうで、もっとじっくりみたかったんですけどね。ここは科学の園だけあって、展示物がひとあじもふたあじも違う感じですし。そういや、ごっつい一眼レフを首からさげたカメラ小僧ならぬカメラお嬢が多かったなあ。薄暗い光源の雰囲気もよくて、お好きな人にはたまらない空間でしたね。

     しかし、眠りこける3号を抱えた1号の上腕筋・前腕筋は悲鳴をあげてもうギリギリガールズ(1号の多用するフレーズ)とのこと。まあ、面白いものがいっぱい見られたからいいか。そろそろ帰ろうかねーなんて言っていたら…最後の最後で見逃せないものに出会ってしまいました。


    25塔の中9 

    が、ガバナー!!!

    26ガバナーの重り1 

     ガバナーといえば、2007年にたまたま天文台の中を見学させてもらったときに出会った謎のキーワード。特別公開に参加するようになったのもそのときに興味を持ったのがそもそもの始まり。そう、すべてはガバナーからはじまったのですよ。

     念のため、もう一度叫んでおこう。

     ガバナー!!!
     
     すまぬ、1号よ3号よ。

     私はこれを写真に収めねばならぬ。収めなければ帰れぬのだ。
     先刻の、あの悪魔の囁きは、あれは夢だ。悪い夢だ。忘れてしまえ。(←酷)

    ゆげ2号「ごめん!すぐ行くから先に行っててっ!」
    ゆげ1号「…。わかった。」 トボトボ…。

     というわけで撮ってきました。いろんな種類があったのねぇ。
    27ガバナーの重り2
     ちなみに、ガバナーとは赤道儀の駆動方式の名称。重りを使った時計仕掛けなので、電気のないところでも使える方式なのだそうです。

     このあと、急いで1号と合流。いや、正直すまんかった。

     そんなわけで、あわただしかった一日が終わりました。

    ■感想など

     全然見て回れていないのですが、やっぱり楽しかったですねー。毎回思うのですが、特別公開に行くと元気が出るんですよね。普段3号の生育で視野が狭くなりがちなのですが、特別公開で色々お話を伺っていると世界がドカーンと広がって、「よっしゃ、またがんばるぞー!」って気持ちになれるのです。2号は理系の人間ではありませんし、物理は弱いし知識も貧弱ですが、そんなのは関係ないんですよね。

     解説者さんたちの一様に若々しい笑顔や、熱のこもった解説、そして宇宙の話のとんでもないスケール感、がんばって研究にいそしんでいる方々がたくさんいらっしゃること、画像や映像の美しさ、見学者のためにきめ細かく準備された職員の方々の気配りなどなど、数え上げればきりがないさまざまなことから元気をいただいているんだなーと思います。今回、参加を重ねることでプロジェクトのその後を追えて興味を新たに出来たので、ぜひ次回も参加したいものです。

     また、幼い3号がこれから何に興味をもつようになるかはわかりませんが、いずれ天文台の特別公開を一緒に楽しめるように育てていこうと思いました。

     新聞などを読んでいると子供の「数学離れ」「理科離れ」がしばしば話題になりますよね。個人的には、将来どのような職業につくかどうかにかかわらず、ある程度の科学的な知識とものの見方というのは生きていくのに必須なのではないかと感じています。自分の頭で考えて答えを導く力、科学的なリテラシーの能力といえばいいのでしょうか、これはインターネットの普及による玉石混交の情報過多社会を生き抜くためにも、もっと重要視されるべきではないでしょうか。

     まあ、そんな話は横に置いてですね、要するに

     私はもっと見て回りたかったし、講演とかも聞きたかったんだあ!早く成長してアンドロメダファンタジーとかに参加できるようになりやがれっ、こんちきしょう!

    ということです。

     3号よ、覚悟しとけ!家族行事だ!

    おわり

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    ロケットまつり42で思った三つのこと(おまけつき)

     先週日曜日、該当者氏と一緒に新宿ロフトプラスワンで開催された「ロケットまつり」というトークイベントに行ってきました。
    このイベント、宇宙作家クラブが主催し、毎回宇宙関連のゲストを招いてぶっちゃけトークを繰り広げるというもの。
    初めてこのイベントに参加したのは9/11に三鷹で開催された「出張版」(いけね、この話書いてないわ・・・)。 

     今回のサブタイトルは~星に触れる男、はやぶさPM・川口教授 登場~
    はやぶさでおなじみの川口教授を称して「星に触れる男」とはなんとも気が利いたコピーではないか。

     ということで、初体験の本拠地(?)ロフトプラスワン。
    会場18時/開演19時。

    勝手のわからぬ1号:事前に軽く飯でも食っていった方がいいかなぁ
    該当者氏  :いや、会場で食事もとれるから大丈夫ですよ 

    R0010283.jpg

     ・・・いや、無理ですよこれ。
    チャーハンとか頼んで、こぼしたら大災害だ(笑)

     「普段のロケットまつり」はもう少しこじんまりとした人数で開催されるので、ちゃんと客席にテーブルなんかも用意されているので飲食も可能なようですが、今回はゲストがねぇ・・・
     
     で、肝心のイベントの中身ですが、こちらのtogetterに実況モードでまとめられてます。
    こちらをご覧ください(手抜き)
    http://togetter.com/li/73667
    http://togetter.com/li/73664
    すごいね、みんな話し聞きながら実況してる(softtail_logのツイートも一部引用されてます)。 

    R0010286.jpg
    イベントはまぁこんな雰囲気で進行。


     あと、開田裕治氏からはやぶさのイラストが川口教授にプレゼントされ、そのイラストがとても美麗だったのですが、休憩時間にとったそいつの写真は思いのほかしっかり写りすぎていたので、なんとなく載せるの自粛。
    ポストカードも販売されていたのですが、休憩時間に少し遅れて売り場まで行ってみると、しっかり売り切れ。
    「こんなにお客さんいらっしゃると思わなかったんで、14部しか持ってこなかったんですよ~」
    そりゃ、秒殺もやむなしか。


    #ちなみに後日、奥様の開田あや様からtwitterで「後日ホームページでも通信販売できるようにします~」とわざわざ教えていただきました。
    ありがとうございます。
    ホームページはこちら。 


     で、とにかく盛りだくさんな3時間だったわけなんですが・・・実況的なものは上記のリンクを見てもらったほうがよいかと思うので、今回はあえて、1号の心に特に残った三つのことにざくっと刈り込んで書いて見ようと思います。


     ひとつめ。

     「科学的な目標」を中心に据えるのではなく「技術」を中心においてその範囲内で科学を追及すべし、という話。
    現実にできることと目標との乖離が発生したときに、「目標」に固執してしまうと結局技術が追いつかずに失敗してしまう。
    だからまず技術を育て、その持ち駒のなかでできる科学を追求すべし、という話。

     ゆえに、はやぶさプロジェクトというのは「小惑星イトカワの欠片を持って帰ってきた」ことが重要なんじゃなく、「持って帰ってこれそうな技術」をちゃんと磨いて完成させたことが一番の成果なんでしょうね。


     ふたつめ。

     その、はやぶさで磨かれた技術が、次のサイエンスに活かされるという話。
    川口教授の言葉で個人的にもっとも強烈だったのが、

    「本当に欲しいのは、その先にある、氷漬けにされた小惑星。そこはいわば、太陽系の冷凍庫なわけで、そこにタンパク質が有るか無いかを調べてくるのは生命の起源を探るという意味で、本当に重要。」
    「イトカワなんてねぇ、言ってみれば太陽にこんがり焼かれてしまっているんですよ。」
     
     ・・・この言葉の意味がなんとなく自分の中に落ちるまで、ちょっと時間が必要でした。
    この人、すでに「はやぶさ2」しか見てないわ。

     講演会で全国飛び回り、メディアへの露出も多く、12月には本も出版。
    この実績と知性を感じさせつつ抜群に面白い話術。
    絶対自民党も民主党も次の選挙で候補者として狙っているに違いない(あくまで1号の戯言ですよ念のため)。
    今回を自分のキャリアの総決算にしても良いくらいの実績。

     でも、少なくとも大衆的には成功の象徴であろう「イトカワの微粒子」を「こんがり焼かれてしまっている」なんて言い捨ててしまうのは、ちょっとカッコよすぎました。
    いくら酔っ払っているとはいえ。

    #もちろん「こんがり焼かれて」いても、地球に突入してくる隕石なんかとはまったく質が違うわけで、サイエンス的な成果は十分あるのってのは大前提。
    #まぁその前に「イトカワまでたどり着いてランデブーして観測」ってだけで観測結果がサイエンス誌に掲載されるんだから、客観的なサイエンス的意義が十分大きいのも織り込み済み。


     みっつめ。

     じゃあ、そのはやぶさは日本の優れた技術によって作り上げられた「技術の結晶」なのか。
    川口教授、あっさりと「アメリカより10年以上遅れている」と。

     特に挙げていたのが「温度設計」と「通信技術」。
    探査機から発生する熱と、冷やされ、炙られる表面。そのあたりの具合を上手いこと計算して探査機全体の温度を最小限のエネルギーで適切に保つような設計が日本では全然できてない。
    通信技術だって、はやぶさのトレードマークみたいなパラボラなんか、アメリカが作ればもっと小さかったはず。
    だから、日本ももっと技術を磨いていかなくてはならない。
    そのためには継続的に開発を続け、少しずつできることを増やしていく必要がある。
    今みたいな散発的な開発では、正直厳しいが。


     どこぞの通信系SI企業からはやぶさの製造メーカーに転職し、どーかんがえてもおまえはやぶさに何にもかかわってないだろ的なおっさんが「はやぶさが帰ってこれたのはいろいろ言われているが一番は通信がどんなときにも確保できていたことが一番の功績だ」なんて講演会でしゃべってたらしい(該当者氏情報をパクリました)が、ちょっと聞かせてやりたい(笑)
    本当に関わった人たちは、決してこんなこと言わないんじゃないかと。


     つくづく、川口教授は「終わったこと」にあまり拘ってないんだなと感じさせられました。

     いやぁ、行ってよかった。
    ちょっとやる気出た。



    おまけ:
    川口教授の言葉の中で何度も出てきた言葉。
    「~を押しのけて」

    他のプロジェクトを「押しのけて」はやぶさ載せたロケット打ち上げ、
    他の案を「押しのけて」でもはやぶさには最後に地球の写真を取らせたくて・・・etc

    他にもあったような。

    どんだけ負けず嫌いなんだ(笑)

    Posted by ゆげ1号 on  | 5 comments  0 trackback
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