softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    身体の中の何かが入れ替わる

    もうすっかり復活しているのですが、10月に入ってから、なかなか身体が言うことを聞いてくれない日々が続いてました。
    BD-1のサドルがいまいちフィットしなくて前立腺炎が再発したり、突然急性胃炎を発症して夜間救急のお世話になったり。

    なんでしょうね。
    色々と身辺がイレギュラーな状況にあって、別にネガティブなことばかりではないのだけれども、うまく心と体のバランスが取れていないんだろうな。

    住む場所、仕事、生活、食事・・・生きていくスタイルが変化することで、たとえ形式的なものであっても、それは間違いなく気分も吸っている空気も変え、新しい自分との出会いをもたらしてくれる。
    ただ、やっぱり変化はストレスを連れてくるんだなぁってこと、そしてそれに抗える生命力みたいなものは自分が思っている以上に衰えてきているんだなと痛感している今日この頃です。
    これさ、体力とか持久力とか知力とはちょっと違う力なのよ、たぶん。

    その代わり、おっさんには「致命傷になる前に、隙を見計らって適度に手を抜く」という、生きていく「偽術」が磨かれていくのです。文句あるか。


    10月に入って、冷え込み始める前のとある日の札幌。
    息子の運動イベントを観覧したあとの暫し自由時間。
    胃炎も癒えてなかったけど、せっかくなので散走へ。
    本日は平地メインで行こう。無理はしない、無理は。

    1710064155.jpg 
    豊平川をひたすら北上して、適当なところで帰ってこようと思ったのだけど、なんか走っているうちに気持ちも体も調子が上がってきた。

    1710061949.jpg 

    結局、豊平川CRの北限まで。
    大した距離ではないのだけど、なんか走っているうちにどんどん体の中に新しい空気が取り込まれてきて、その空気を巡りがよくなってきた血液が体中に運んでいくような感覚。

    あぁこれだ。
    この気持ちよさがサイクリングの原点だったんだ。
    いつの間にか自転車を操ること、より高い運動強度、より遠くへ行ける達成感に自分の欲求がシフトしていたのだけど、それはそれ、これはこれだよな。

    1710062031.jpg


    札幌の果て。
    いやそういういい方は失礼なんだが、ここには私が幼少期を過ごした札幌の原風景が残っている。
    手付かずの緑、不法投棄、道端の小川みたいな排水溝。簡易舗装しかされていない中通り。
    いやもう少し住宅地だったけどさ、心証風景的にはこんな感じなんですよ。
    こんな景色のなかで生まれ育ち、多少なりとも色々あって今ここに至る。


    風光明媚ではないんだけど、なんか洗われる。
    気がついたら、ダメージ受けていた身体も随分元気を取り戻していた。

    ありがとう。帰ろう。


    1710061429.jpg 
    …あの、その帰り道に風呂&蕎麦ですか?
    なんか元気取り戻しすぎでは?
    胃炎はどうした?




    スポンサーサイト

    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

    あれから10年も

    とある週末の午後、暇を持て余して多摩川へ。

    1-DSC_2517.jpg
     
    ウチから20キロくらいで河口近くまで。
    昔よく来たなーとか思いつつ、これまではいわゆる大鳥居まで来て引き返してきたのだけれども、ふと気がついたら大鳥居の側を流れている環状八号線は空港に向かっている。いや当たり前だけど。

    でも、空港に向かう道路、特に車道は自転車通行禁止が多く、空港まで自転車でたどり着くのはなかなか大変。
    我々も過去に一度、空港から自転車で帰宅したことがあるのだけれど、もうどんなルート通ってしまったかも忘れてしまってる。おまけにそのときは空港発だったので、空港への行きかたなんて判るわけも無い。

    ブログの日付みると2007年。当時も小径車のF20-RAで走ってて、色々巡り巡って今はBD-1でここまで来た。
    10年前なのか。10年経っても同じことしてるのか、自分。


    いいや、そういうことは。
    どうせ今は一人だし、暇だし。

    迷ってみよう。

    1-DSC_2522.jpg
    色々迷って、行きつ戻りつしながらたどり着いたのはモノレール、新整備場駅の近く。
    目の前を、滑走路に向かう旅客機が通っていく。
    ここはなかなか見ごたえがあった。

    そして、ここまではなんとかたどりつけたものの。
    ここからどうすべぇと悩み始めたタイミングで、どうも空港関係者と見受けられる男性がシティサイクルに乗り、勝手知ったる風情で走っていった。
    もしかして、彼に付いて行ったらあっさり空港までいけるんじゃね?

    1-DSC_2520.jpg

    はい到着。
    あまりにあっけなく、第一ビルへ。

    しかし、歩道中心のルートですけど、このルートはいいわ。
    サイクリングで来たいかというとアレですが、羽田空港から輪行したいときには使えそう。

    かつて2号と一緒に羽田空港から帰ったときのブログ読み返してみると、真夏の暑さもあって結構苦労した様子が。そしてもう二度とこねぇよ的な疲労感が文章からにじみ出ている。
    惜しいなぁ、ちょっと脇道に逸れると、比較的素直に通れるルートあったんだが・・・

    あぁ、今手元にGPSが無いのです。
    GPSでルートさえ残せれば、10年前の自分たちにルート教えてあげられるのに(いや無理だ)。
    今度、札幌からロード持って帰ってこよう。そのときにGPSも一緒に持ってきて、帰り道のログ取ろう。


    それにしても、あれから10年か。


    Tag : BD-1 F20-RA
    Posted by ゆげ1号 on  | 5 comments  0 trackback

    久々の札幌サイクリング



    今回色々な条件がうまく重なってくれたので、自分史上最長の夏休みを取得して6月まで住んでいた札幌に帰省。
    大部分の時間は家族と遊んでいたわけのですが、ちょっと時間が取れたのでほぼ3か月ぶりのロードレーサーでサイクリングへ。
    つーか、5月に念願かなって購入したKHS Club2000、ほんと全然乗ってない。

    納車したとたんにフォーク交換となったり、改めて納車されたと思ったら今度は自分が肉離れで戦線離脱。
    そんな中、東京へ転勤となり、現地ではBD-1と浮気。いやだってこんなに先行きが分からないんだから、連れていけないよClub2000。
    そこはまぁなんつうか色々事情があるんですよ。
    なんか、なんつうか。

    いまいち巡りあわせが悪い。
    そんなだから、まだこの車両についてはサドルやらハンドルのポジション出しもあんまり煮詰められていないのです。

    そんなClub2000との関係を修復すべく、お盆のとある午後に出発。
    まず目指すはいつもの小林峠&平和の滝。

    1708164341.jpg 

    いやぁ、3か月のブランクはきつい。
    最近ずっとランはやっているので心肺機能的にはまぁ何とかなるのですが、自転車で使う筋肉ってやっぱりちょっと違ってて(違ってて良いのかどうかはよくわからないが)、なんか体がうまく使えていない感じでした。

    ただランをやってたおかげなのか、例えば去年ならフロントアウターで登れてた小林峠の南区側の坂が今回は全然ダメでフロントインナー34T×リヤ25~28Tまで落とさざるをえなかったんですが、逆にペダルをくるくる回し続けることは心肺的にも行けたので、結果的には去年よりは遅いけど今年のシーズン初めとほとんど変わらないくらいのタイム(16分台)で登れたのはちょっと嬉しかった。

    毎週走りに来れたりすると、徐々に調子も上がっていくんだろうけどなぁ、今の生活状況ではそれは望むべくもない。

    170816408.jpg  
    後半は、肩と脚の力を抜いて豊平川CRをのんびりと。

    1708160805.jpg 
    札幌に住んでいた3年間、どっちかというと息子と走ることのほうが多かったこのサイクリングロード。
    一人で走るのは結構久しぶり。ひょっとすると1年ぶりくらいかも。

    後半は平地主体だったものの、やっぱり久々に走ったせいでそれなりに疲れた。
    走行距離、約60キロ。
    やっぱり、ランもいいけど自転車が一番楽しい。
    スポーツ的なものはもはやあんまり自転車に求めなくなりつつあるんだけど(それでもブルべはいつか挑戦したい)、自転車ってどんなコースを走ってもなんかそれなりに毎回ストーリーを感じる。それは季節の移り変わりだったり、街並みのちょっとした変化だったり、今まで気が付かなかったものの発見だったり。

    そんな感じで、今更ながら自転車の愉しみを再発見できた、実りある午後でした。
    次の日、久しぶりに尻(つーか足の付け根)に痛みを感じて、おいおいそんなに鈍っているのかとちょっと反省したけど。



    1708164305.jpg 

    1708164237.jpg 
    もう一つの発見。
    札幌に住んでいたころには敢えて撮ろうとは思わなかっただろう景色。

    たかが2か月弱しか離れていない、おまけにちょくちょく帰ってきているわけなんだけれども、それでも住んでいるのと住んでいないのでは見える景色もちょっと違うということがよーくわかった。

    人間、住む場所を変えるっていうのは案外大きなことなんだな。

    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

    今季初ロング、そして原点回帰

     1705031104.jpg

    今シーズン初のロングライドは、定山渓~朝里峠経由の約100キロコース。
    P20-RACで100キロ走ったのは何年ぶりだろう・・・いやちがう、100キロ走るのは多分初めてだ。

    そうそう、ここ数年はロングライドとなるとCarlton-Rの出番だったし、東京に住んでた頃に帰省してがっつり走る時のお供はF20-RAだった。そんな狭間にあって、P20-RACはその持てる潜在能力をいまいち発揮する機会が無いまま今に至っていたわけです。

    で、今シーズン初のロング。
    今回も職場の人たちとのサイクリングで、当初は当然のように納車したてのClub2000で行こうと思ってたんですけど、ちょっとした問題があって急遽Club2000がショップ送りとなってしまい(この話は気が向いたら別途書きます)、さてどーするべぇと思ったところでいやいや良い機会だし今回は原点回帰だ、元々我々は小径車でサイクリングを楽しむ人としてこの趣味をスタートさせたんだった、そもそも

    ブログタイトル自体がsofttail.log

    じゃないか。それが最近のロード、ファット、ロングテール偏重ぶり・・・なんたる体たらく!
    このまま行くならいっそlongtail.logにでも改名してしまえってな感じじゃないですか。
    ねぇ。

    誰に話してるんだ。

    そんなわけで、今回は本ブログのタイトル名にふさわしく、自らの原点に立ち帰り、小径車を満喫するのです。
    ということで、ソフトテール付きの小径車、P20-RACで出撃。
    今回参加する皆さんはいわゆるロードバイク揃いのなか、どこまで付いていけるか・・・まぁなんとかなるか。


    定山渓に向かう国道230号線は、びっくりするくらいの大渋滞。
    たぶん、定山渓までは自転車の方が速かったかもってくらい。

    その後、道道1号線に入り、さっぽろ湖方面へ。
    この道、朝里峠までの最後の7キロ以外は本当に快適。ビバ北海道!でっかいどう!がたっぷり味わえる。
     

    湖は緑色。辺りはまだ雪も残る。
    1705033304.jpg 
    緑色のさっぽろ湖が本当に奇麗。
    所々で休憩を入れてみんなの足並みを揃え、また出発。

    参加者の自転車は全部ロード。
    どーかなー、ついて行けるかなぁと自分も周りも少々不安だったのだけど、上りは意外となんとかなった。
    なんだかんだ言っていい歳した分別ある大人の集まりですので、他人お構いなく暴走するような人も、それにあおられて追走してしまうような人もいなく、まぁそれぞれの脚力をなんとなく把握しながらかたまる所はかたまり、ばらけるところはそれなりにばらけながら走っていくのです。なので、極端に迷惑かけるようなことは無かったかなー、と。いやむしろ結構ついていけたのでそれはうれしい誤算。

    問題は、下り。
    やっぱりロードと同じスピードでは下れない。
    朝里峠から国道5号線までの豪快爽快ダウンヒルを気持ちよく走ってると、ホイールとフォークからいやーなリアクションが来るんです。それ以上の運動エネルギーは受け取りたくないよ、という。
    おまけにスピード調整のためにそこそこブレーキはかけるのだけど、それによってホイールのリムがかなり熱くなる。
    700Cのバイクよりはるかに・・・これはさすがに、下りはゆっくり行ったほうがよさそうだ。

    それ以外は、まぁ正直なところ、ロードバイクと比べて著しいデメリットを感じることはあんまりなかったなー、ってのが偽らざるところ。
    確かにホイールの慣性力は弱い。700Cみたいに一生懸命回した見返りがあるかというと、そこは弱い。
    でもその一方で、まぁ良く言われることですが漕ぎ出しは小径の方が軽い・・・気がする。

    1705033215.jpg 

    小樽側に抜けて、ノープランだった昼食は何年ぶりかの山岡家。
    なんか昔に比べて少しあっさりした感じもしないでもない、とはいえ峠越えしてしっかり発汗&カロリー消費した身体だからこそそう感じたのかもしれない(まわりくどい)。

    それでも、北海道に帰って来て、ラーメンを食事として選ぶ機会は確実に増えた。
    これってやっぱり気候風土が関係している、ような気がする。東京にいたときにはあの暑い夏にラーメン食べる気は全く起こらなかったし、かといって冬に食べるかというと他にもいろいろな選択肢がある中で、敢えて選ぶこともあんまり無かった。
    ラーメン屋さん自体はたくさんあるし、ラーメンイベントもたくさんあるくらいだから、みんな夏だろうが冬だろうが美味しくいただいているのだろう、だから全体的な傾向ではないのかもしれないけどね、それでも私みたいな「こってりがだんだんしんどくなってきた層」でも北海道で暮らし始めると、時々つい食べてしまうような、そんな気候風土なのかなと、北海道は。

    話を戻そう。
    張碓から海を臨む写真を載せておきながら、なんでラーメンの話に花を咲かせるのだ。


    そんなこんなで、張碓を越えて札幌に戻り、それぞれの自宅に近づいたところで適宜解散。
    そしていつもならここで「本日の走行記録」を載せるところなのだけれども、最後の最後でサイコンEdge705の記録開始ボタンを押し忘れていたことに気づいたので記録が無い。

    まぁこれまで走ったルートとほとんど変わらないのでよしとしよう。
    ちなみに去年の走行記はこんな感じでした。
    南沢の坂は通らなかったけど。

    ということで、今季初、そして久々の小径車でのロングライド。
    基本、一人で走る人なんですが、他の人たちと走るのもいいですな。

    いやー楽しかった。



    本当はこの後にP20-RACのインプレ的な話を今更ながら書こうと思ったのですが、なんか話がとっ散らかってしまいそうなので別途書きます。

    ではまた。

    Tag : P20-RAC
    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

    空知へ 終章

    その1 その2 その3 

    今回の一連のサイクリングで感じたこと。
    ちなみに二日目のイベントで走った実走記録(GPSで採ったデータ)はこんな感じ。


    あくまでサイクリングイベントなので、速さや順位を競う訳じゃない。先頭を走るガイドライダーが集団の最高速度を決め、彼の後について走る。そして彼も隊列があんまりばらばらになりすぎないように、およそ10キロ位走ると集団を停止させ、遅れているメンバーを待つ。
    で、だいたい時速20キロ~25キロくらいのスピードで走るのだけれど、これでも向かい風だったりすると結構遅れる人は遅れる。
    まぁ要所要所で待っててくれるし、自分のペースで走ればいい訳です。最後尾にもスタッフライダーが着いているので、遅れすぎて困ることもない。

    正直、前半はちょっと戸惑ってたのです。
    追い風で体力も余っていて、一人で走るときみたいに勝手なペースで走れないし、むやみに止まって写真撮ったりもできない。さりとて職場の人達と走りに行くときみたいに(そのなかでは若手の新参モノなので)先頭で風避けになったり全体のペースに気を配ったりする必要もない。
    なんつーか、とにかく全てが楽チンな一方で自由度がない。
    おまけに大半の時間で目に入るのは見知らぬ人の背中。
    正直、走ることに余裕があるからこその退屈さ、みたいなものを感じてました。
    集団で走ることと一人で走ることって、なんか結構違うなーと。

    それが後半、ガラッと印象が変わった。

    上記のルートマップ上、妹背牛から深川に向かう、西北西に進む。
    風向きは若干向かい風で風速はそれなりにあったけど、まぁもろに風を受けるほどではない。で、その区間に地図を動かしてもらえばわかるのですが、ここでは時速30キロ位で巡航してる。
    この区間だけ、ガイドライダーが突如「鬼曳き」しはじめて、先頭集団は結構なペースで走りだした。

    一緒に行った職場のメンバー共々、この集団に乗って見ようと後を追いかけたのですが、残念ながら先頭集団に乗れたのは私一人。だいたい7人くらいの集団が形成された。
    いや、この集団走がね、すごく楽しかったのです。そこそこの高速で集団のなかにいるとあんまり向かい風の抵抗を受けずに走れるのだけど、ちょっとでも遅れるととたんに風を受けて追いかけるのがしんどくなる。そして、別にレースしている訳じゃないのだけれども、なんとなくその集団のそれぞれの人の思惑や性格みたいなものが走りに滲んでくる。

    とにかく前に出たい人。
    黙々とポジション・ペースを守る人。
    仲間と一緒に楽しくおしゃべりしながら、遅れたり戻ってきたりふらふらする人、がーっと前にでて、疲れると下がりを繰り返す人。
    などなど。

    そういう人たちの細かい色々な挙動を感じながら、その集団のどんなポジションで走るのか、ちょっとした駆け引きみたいなものが生まれる。
    感覚神経を総動員して周囲の流れを感じとりながら、運動神経に次の指令を出し続ける。自分の全てが、その集団の中に在り続けるために注がれる。

    あぁ、これは楽しい。
    自分が無に成っていく。
    そして、これは今まで経験したことなかった面白さだ。

    今回、この経験が一番心に残った。
    別にこれからレースやろうとかは考えてないし、それに耐えられる闘争心も肉体ももはや持ち合わせてないのだけど、この楽しさはしっかり覚えておこう。

     1609241458.jpg 
    自分の過去に向かって走っていった1日目のツーリング。そして一時、刻が止まったかのような2日目のイベントランの集団走。

    1609251200.jpg 

    自転車ってほんとに奥が深い。
    使い古された言葉だけど、さながらタイムマシーンだな、と。

    果たして、自分は何処にいくのだ。
    色んな意味で。


    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

    空知へ その3

    その1はこちら
    その2はこちら
    1日目はなんとなく里帰りみたいなノリになってしまいましたが、気を取り直して(?)2日目へ。

    この日は職場の人たちと一緒に「北海道スイーツライドIn北&中そらち」という自転車イベントに参加。
    いや別に職場の甘味部全員集合!ってわけじゃなくて、自転車好きな人有志がこの日取りで参加できそうなイベントを探したらこれが該当した、という次第。
    しかし、イベントの公式サイトか何かにリンクを貼ろうと思ったら、公式っぽいのはFacebookしか無いのな。
    まぁそれが合理的だよね、と頭では判っているものの、そこはかとない疎外感。
    あーやっぱりFBやったほうがいいのかなぁ。

    思えば、北海道に帰って来ても地元の旧友とか同級生とか、全然会うことも無い。そういう人たちとのつながりがFBのアカウント登録ページの向こう側にあるのかも・・・やっぱりいいか、今は。


    自転車の話をしよう。
    参加者はショート、ミドル、ロングコース合わせて130名ほど、そして我々が参加したロングコースは70名弱、くらい。
    ざっと見渡すと、まぁやはりロードバイクが多いけど、性別、年齢層も結構ばらばらな感じ。
    でもってなんとなくTREKが多いような気が・・・これは地域性?
    皆さんの注目を浴びてたのは、FATバイクで参加されていた女性。走っているときもロードバイクに混ざってブロックタイヤの轟音ロードノイズを鳴り響かせ、それはそれは男前なライドでした。

    そういえば、私のようなスチールロードに乗ってる人、あんまり見かけなかったなぁ。イベントって出たことないからわからないのですが、世の中的にはもっと流行っているもんだと思っていた。
    そもそも雑誌とかでもてはやされていただけなのか?それともこれも地域性なのか?

    まぁいいんだけど、ちょっと意外でした。

    1609250950.jpg

    1609251004.jpg 
    こんな感じの広大な空知の空の下、約100キロのコースを楽しみます。
    程よい間隔でエイドポイントが配置されていて、地元のお菓子とかアイスとか果物とかがふるまわれる。
    1609251024.jpg

    1609251354.jpg
    当日はtwitterでもどんどんツイートしていたけど、ほんとね、これ、100キロ走ってもまったく痩せないやつ。
    またどれもこれも美味しいんだ。

    一緒に行った職場の人たちも、あーこんなに食べきれないよーなんて言いながらも出されたものは全ていただいてました。
    1609251215.jpg
    エイドポイントのひとつ、石狩沼田駅。
    この駅も風情があった。

    そして、大体この辺くらいまでは風向きが追い風だったんですが、ここから先、はほぼ向かい風。
    まーほとんど風を遮るもののない空知平野、独りで走っていればかなり難儀しただろうなぁと思うのですが、何せ今回は参加者が多い。
    走力がけっこうばらついているのでだんだん隊列はバラけていくのですが、それでもだいたい数名の小集団が出来上がってトレーン組む感じになり、そうするとお互いに風避けになれるので、実際はかなり楽でした。

    そうなんだよ、いつも独りで走っているから、隊列組んで走ったらこんなに楽なのかと、かなり驚いた。
    たしかにイベントランだと自分の好きな所で止まって写真とったり、行ってみたいところにふらふらと迷いこんだりは出来ないので、そういう不自由さは、ある。それに大半の時間を名前も知らないどなたかの背中見て過ごすことになるので、なんか走ってて自分なにやってるんだろうなんて思う瞬間もある・・・身も蓋もないが。

    あ、これ、大会の運営とかについて文句があるわけじゃないんです。運営は(ほかのイベントのこと知らないけど)すごくよく考えられていて、適切に行われていたと思います。先導者の走り方とか、パンクした人や遅れてきた人へのフォローとか、本当に丁寧だなって思いました。各エイドステーションも、どれもこれも十分な物量あったし、しっかり休めたし。

    そう、今回はじめてサイクリングイベントに参加して、色んな個人的気付きがあった。
    ちょっとその話は別エントリでまとめます。
    1609251654.jpg 
    でその話はちょっと脇において、向かい風も集団の力でなんとかやり過ごし、午後4時くらいにめでたくゴール。
    我ら職場の仲間も、全員DNFすることなく完走し、全員完走証をもらいました。
    ここだけは、「完走証」じゃなく「完走・完食証」の方が良かったんじゃないか?

    その後、職場の人が乗ってきた車に同乗させていただき、帰宅。
    あー車って楽だー(笑)

    そんなわけでこのイベント、天気もよく、コースも景色もよく、運営も食べ物も良かった。
    前日のソロライドは内省的な趣に溢れ、2日目は開放的で楽しめた。
    いやー、充実。
    行って良かった。


    次回、蛇足な振り返り。


    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

    空知へ その2

    その1はこちら
    とりあえず順調に国道12号線を北上し、上砂川方面へ向かう道道114号線に突入します。

    1609241305.jpg

    最初は緩やかに、ピーク付近で斜度10%くらいの坂道となりますが、感触的には盤渓の小林峠よりもう少し楽な感じ。
    当然ながらこちらの方が山深く、人の気配もほとんど無いので、そういう趣はたっぷり。
    今回唯一の坂道区間、しっかり味わいました。

    まぁ上ってるときはひーひー言ってるんですけどね。

    そして、ピーク付近のトンネルを抜け、普通ならあーここから下りだねって油断したところにもう一段上りをかまされるというMっ気をお見舞いされた後、上砂川市街地に向かっての下り道。

     1609241303.jpg 
    炭鉱の設備の一部だったんだろうな。
    来る度に、跡地が自然に飲み込まれていく。
    確かこのあたりに、ウチの親が通っていた小学校があったはず。
    とっくに廃校になっているけど、今はどうなっているんだろう。
    そこまでは確認できなかった。


    1609241302.jpg

    鶉駅跡。
    上砂川線がまだ残っていた頃、何度か利用した。
    いつの間にか、砂川からここに来る道のりも上砂川線から路線バスに変わり(安いし)、それほど利用した経験は無いのだけど。

    あぁ、ついに、ここに自転車で来たんだなぁ。
    とんでもなく遠いわけでもないし、車で2時間もかからないとこなんだけど、どうしてもこの街には、自転車のスピードでじわじわと近づき、記憶がよみがえるスピードで走ってみたかったんだ。

    それにしても、いろんなモノが無くなっていく。
    上砂川線の駅舎だってここと上砂川駅くらいしか残ってなさそうだし、文殊峠の麓にあった雑貨屋はとっくに無くなってるし、じいちゃんと来たボーリング場もない。
    砂川市に入るとそれなりに町並みは栄えているけれども、もうバスターミナルはない。
    あのバスターミナルの2階にあった、今考えてもおそらく日本一不味いカレーを出す食堂も、もうない。

    そうだよね。
    自分だって歳とったんだ。


    その後、国道12号線に復帰して滝川へ。
    JR滝川駅近くのホテルを予約していたのだが、思ったよりかなり早く到着してしまったので、ちょっと足を伸ばして「滝川ふれ愛の里」という温泉へ。
    なんか温泉に入るほど頑張って走ったか?っていうよく判らない罪悪感みたいなものがちょっとだけ頭をよぎったけど(宿泊もホテルだし)、いやいいの、今回は旅行だからと言い聞かせ、温泉へ。
    つくづく、性根が貧乏性だ。
    あーでも、どんな人にも等しく温泉は安楽を与えてくれる。極楽極楽。
    明日も100キロ位走るし、まぁいいじゃないですか。

    その後、ホテルに戻って夕食。
    本当は滝川に来たんだから「味軒」に行きたかったんだけど、あいにく本日は定休日・・・
    他の店も探したんだけど、なんか焼肉屋ばっかりでなー、なんかいまいち気が乗らない。

    1609241814.jpg 

    で、ホテルのレストランであんかけ焼きそばと地ビール。
    美味しかった。

    さて、明日に備えてゆっくり休もう。
    久しぶりのおひとりさま、だ。酒飲みながら、だらだらとテレビのバラエティ見たり、スマホいじったり。
    ちなみに、スマホの音声アシスタント(iPhoneで言うところのSiriみたいなやつ)に「滝川で一番の美人はだれ?」と訊いたら

    「ネットで調べたところ、滝川クリステルです」

    と答えやがってこりゃ一本取られたわいと大笑いする程度にのんびりした夜でした。

    まだ続きます。

    ちなみに、一日目の行程はこんな感じでした。

    Posted by ゆげ1号 on  | 2 comments  0 trackback

    空知へ その1

    久々に、自転車小旅行に行ってきました。
    目的地は、滝川。
    できれば、上砂川方面に寄り道をしていきたい。

    前日の天気予報では、一日目は夕方に一雨来そうな雲行き。日中もにわか雨の可能性ありということで、まぁ行程は天気しだいか。
    ただ二日目は滝川で開催される自転車イベントがあるので、とにかく滝川入りはしなきゃならない。

    ま、雨の中進むか、輪行するか、臨機応変にいこう。


    一日目、朝の札幌は前日の予報がウソのような好天。
    とりあえず豊平川CRを東雁来まで。

    そこから国道275号線、12号線とつなぎ、あとはひたすら国道12号線を北上、北上。
    12号線って、面白みは無いんだろうなー、日本一の直線道路とかも別にどーでもいいしなーなんて思いながら走り始めたのですが、これが個人的には思いのほか趣深かった。

    いやね、完全に個人的な話なんですけどね。
    昔、子供の頃、母方の実家がある上砂川まで何度かJR(当時は国鉄)に乗っていったんです。札幌から砂川までは函館本線か。砂川からは上砂川線に乗って。
    もちろん、特急などには乗らず、各駅停車の普通列車で。

    その後、色々事情があって少々頻繁に通うようになってからは運賃の安い高速バスを使うようになり、その後成人してからは車で行くようになった。ちょうどそのタイミングで親父も仕事の都合上ペーパードライバーを卒業してマイカーを所有するようになったので、ますますJRを使うことは無くなった。子供心ながら鉄道の旅情に愛着があったので、それは少々残念なことではあったのだけど、まぁ仕方ないこと。
    あと一度、たまたま往路で大きな地震に見舞われて結構長い時間、車内で足止めを食ってしまったのも親にとってはあまり選択肢として選びたくない経験になってしまったのかもしれない。

    そんな失われてしまった愛着からか、特に岩見沢以降の駅名、峰延、光珠内、美唄、茶志内、奈井江、豊沼、そして砂川に至るこれらの名前を見ると、楽しかった里帰り、いや自分の里じゃないんだけど、おじいちゃんの田舎へ向かうわくわく感みたいなものが少しよみがえる。

    国道12号線を車じゃなく自分の力で走り、併走している函館本線の駅名となっている地名が次々に現れると、そんな郷愁が胸に迫ってくる・・・

    みたいなちょっとイイ話はちょっと置いといて。
    美唄に差し掛かるとですね、まぁ不思議な地名、不思議なバス停が登場するのです。




    おもわずツイートしてしまった。
    その後、リプライいただいた方から「癸巳町」とかいて「きしちょう」と読むこと、よくわからんけど癸巳って干支だから入植した年とかにかんけいあるじゃねーの?みたいな話を聞き、後で調べてみたら本当にこのあたりは明治26年=癸巳の年に開発が始まったらしい。
    なるほど。勉強になりました。

    で、不思議なのはこれだけじゃない。
    バス停に24年兵、25年兵というやつが出てくるんですよ。

    なんだこれ。
    ひょっとして屯田兵の入植した年を示してるのか?でも地名ではなくてバス停にだけ使われているっぽいし・・・なんて思ってたら、次に登場したバス停が、

    6年兵

    はぁ?
    いくらなんでも明治6年入植は無いよなぁ・・・ということで、この謎は帰宅後ググってもグーってもヤフっても判らずじまい。
    謎だ・・・


    何の話だ。
    地名探検じゃなくて、自転車小旅行の話だろう、今回は。

    いやいやさにあらず、今回はあくまで「旅行」なのですよ。だから旅先で見つけたものなんかにフォーカスするのは至極当然。
    別に何キロ走ったとか獲得標高なんぼとか、そういう話の方がメインなんです。
    文句あっか。

    まぁそんな感じで今回のブログをまとめていこうかなぁと考えながら、追い風にも助けられ、昼食休憩の地と予定していた奈井江の道の駅にも結構早めに到着。

    1609241234.jpg 

    ここはおにぎりが目玉商品らしい。鮭と筋子が入った「おやこ」300円也と米粉ザンギをいただく。
    一人で長距離走るときって、あんまりがっつりご飯食べたい気持ちにならないんだよな、いつも(その代わり携帯食をちょっとずつ摂取するけど)。
    結構美味しかった。

    1609241258.jpg 

    明らかにサドルバッグ、荷物積みすぎだな。
    ここは次回に向けて工夫の余地ありだ。

    さてここまで来てみて、天気はどうやら問題なさそうだ。
    天気やばそうなら、このまま真っ直ぐに滝川へ向かおうと思ったのだけれども、どうやらここからちょっと寄り道できそうだ。

    ということで「日本一の直線道路」がまだ続く国道12号線を一度離れ、奈井江から上砂川方面に向かう道道114号線へ。

    1609241248.jpg 

    ここから300mくらいの上り。
    この道、今まで車でしか通ったこと無いんだよなー。


    つづく

    Posted by ゆげ1号 on  | 2 comments  0 trackback
    このカテゴリーに該当する記事はありません。