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    softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    2019-2020帰省録 前編

    遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
    今年も、なにとぞ。何人ご覧いただいているか存じませんが、なにとぞ。


    今年の年末年始も、地元の北海道に帰省しておりました。
    一昨年までは一応居住していて、去年だって1年を通して毎週通っていたのだけれど、なんか北海道の寒さにがっつりやられてしまいました。もうほんとすげー寒いの。
    でも振り返って思えば、12月から年末年始にかけて体調すごく悪かったんだよな。そのせいもあったのかもしれない。

    世の中の流れなのか、年末年始、とくに年末って色々な施設が以前よりお休みに入るのが早くなった気がする。
    こっちも仕事が休みに入って帰ってきているんだから文句を言う筋合いはないのだけれど、果たして来道観光客はどこへ行くのか・・・と思ったら、小樽行きの快速エアポートは普段より混雑が激しく、札幌~小樽間も全然座れないくらい。
    あぁ観光客は札幌じゃなく小樽を目指すのね、と。

    で、我々親子はなぜ小樽へ?
    それは当然、これが目当てで。


    息子曰く、とにかく気動車(ディーゼルカー)を写真に納めたい、と。
    しかし気動車を見るには非電化区間、要するに札幌から見て小樽より先とか、室蘭とか、札沼線の北海道医療大学以北とかに行かなくてはならない、と。いや札幌駅でもディーゼル特急観れるじゃないか、スーパー北斗とかオホーツクとかなんとかかんとか。

    それはそうだけれど、在来線の気動車、キハ40とか150とかを撮りたいのだ私は、と息子。
    そしてその素材を使ってscratch(という子供向け(といいつつかなりよく出来ている)プログラミング教材)でちょっとした映像作品を作るのだ、と。
    分かった。せめて今回は札幌から一番近い(そして鉄道以外に多少なりとも観光気分が味わえる)小樽にしよう、と。

    そしてめでたくラッピング仕様のキハ40形にご対面。
    いやちゃんと時刻表とにらめっこして計画練ったのよ。小樽に12:20くらいに着けば12:30発の倶知安行きを観れる。そのあと飯食ったり街をぶらついたりして時間つぶせば13:50発の車両も拝める、という作戦を立てたのがとりあえず的中。現在JR北海道はそろそろ引退が囁かれるキハ40形にこのようなラッピングを施し「山紫水明シリーズ」として運用していた。
    車両に近づいてみると、運用開始から40年以上経っている(多分)車両は結構表面もボコボコで紛れもない歴戦の勇士である。でもこういう綺麗なラッピングされると雰囲気はずいぶん変わりますな。これは結構よい企画なのではないか。

    ちなみにこの車両は倶知安行き。キハ150形と連結され2両編成だったけれど、座席は満席。スキー客ばかりかと思いきやそういう雰囲気でもない。でも乗客の半分くらいは外国人だったと思います。

    そして息子はこの綺麗にラッピングされたキハ40形にも喜びつつ、連結されているふつーの塗装のキハ150形に釘付け。
    そっち・・・?


    その後、駅の隣にある三角市場を冷やかし、海鮮丼でも食べていこうかと思ったけどどの店も1~2時間待ちだって。
    なんかね、札幌の観光客向け市場と同じ香りがするのだけれど(以下略)

    そのあと、市内をちょっとぶらぶらしたあと、駅前のドン・キホーテで探していた「ナンジャモンジャ」というカードゲームを見つけて購入したりしてたらいつの間にか次の倶知安行きの発車時間が迫ってきた。
    昼食は駅にあるバーガーキングにしようと思っていたけど、めちゃくちゃ混んでて並んでたら間に合わない。
    泣く泣く、コンビニでおにぎりを買って済ます。小樽まで行って何やってるんだ・・・

    あ、でも駅のコンビニで金滴(きんてき)と国稀(くにまれ)のワンカップ酒を見つけて購入。国稀のワンカップはなかなか見つけられなかったので満足。
    ちなみに金滴は新十津川町(しんとつかわちょう)のお酒で、国稀は増毛(ましけ)のお酒。
    酒の名前も作っている町の名前も難読ですな。

    そしてまたとある日。
    今度は札幌市電の冬季限定ラッピング、雪ミク電車。

    普段は雪ミク電車の運行予定って公開されているのですが、年末年始は特別ダイヤになっていてかつ雪ミクの運航スケジュールも非公開。えーまじかよー1時間も駅で待たされるの嫌だなーと一計を案じ、今回は実家の車を借りて市電の路線区間を車で徘徊し、雪ミク電車を無事キャッチ。

    正直、助かった。

    で、やっぱりディーゼル特急も写真に納めたい、と。
    そうだよね。なんとなくわかるよ。つーかだんだん父もつられて鉄分濃くなってきちゃったよ、最近。

    ということで、前半は息子の鉄旅(?)編。
    後半はそれ以外の話へ。

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    Category : 子鉄日記
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    都営フェスタ2019 in 浅草線

    いやもうなんかこのブログ、小鉄おでかけ日記と化してるわ・・・

    それはともかく、東京都交通局が開催する都営フェスタ2019 in 浅草線というイベントに行ってきた。


    都営地下鉄といえば浅草線。新宿線も三田線も大江戸線もあるのに、やはり一番のお気に入りは浅草線、らしい。
    何故かはよくわからない。
    しかし父(私)はこのカラーリング、京急の品川駅で羽田に向かうエアポート急行に乗ろうとするとかなりの確率で都営線のこのカラーリングにお目にかかるので、こいつを見ると毎週の札幌出張&慣れない仕事に苦しんでいたあの頃を思い出して、ちょっとだけ甘酸っぱい、いや胃酸だから甘くはないものがこみ上げてくるのですよ。

    今は今で結構忙しくてそれはそれで苦しいのだけれども、まぁあの頃の孤独感や先の見えない辛さに比べたら身体はしんどいけれど心はそうでもない。

    まぁそれはともかく。

    都営地下鉄の車両がずらりと並び、相互乗り入れしている京成と京急の車両も友情出演。
    写真撮影コーナーはこのずらっと並んだ車両の前後で「ファミリー向け」と「お好きな人向け」に分けていた。
    これはうまいやり方だと思う。小田急のイベントの時とか、本当に危なかったもんなぁ。


    あ、ちなみに今回は見事にデジカメとスマホを忘れて外出してしまったので、写真はすべて息子提供。
    それにしてもやっぱり大江戸線って小さいよな。


    今回の会場は馬込車両基地。なので整備系の展示も多い。
    そういえば浅草線の台車だけじゃなく、大江戸線のリニアモーターも展示されてた。
    そうなんだよな。大江戸線って地味にリニアモーターなんだよな。別に磁力でふわっと浮いて超高速で走るわけじゃないけど。




    実は都営フェスタ、これまで何度も他の予定に阻まれて来ることができなかった。
    そんなこともあって息子はどうしても今回は来たい、と。でもって今年も実は色々と行く手を阻む諸々の課題があったのだけれども、まぁそれを乗り越えて(どう乗り越えたのか、本当に乗り越えたのかは内緒)やっと念願かなった次第。

    でもさぁ、メジャーでフォトジェニックな私鉄各社とかJRとかに比べて、東京都交通局ってなんか地味じゃないですか。
    そんなに人集まるのかな?なんて思っていたらとんでもなくて、これがかなりの混雑。
    いやーこんなに混むものなのかとびっくりでした。

    物販ブースもそんなに多くないし、キッチンカーとかもいないので飲食もなし。
    それでも大変な混雑だったし、敷地が結構広くて色々見ごたえはあった。






    こう見てみると、息子の写真撮影技術が結構上がってきてるのだな、と。
    タブレットのカメラで撮っているのだけれど、結構工夫があって成長を感じるのでした。

    え?
    ふだん1号が撮っている写真と違いが判らない?




    よろしい、ならば戦争だ。
     (自尊心をかなり傷つけられている)






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    東急電車まつり


    なんだ、この巨大な「のるるん」は。

    それはともかく、東急の長津田工場で開催される4000名様ご招待の「東急電車まつりin長津田」に当選したので、家族で行ってきたのです。

    車両工場での開催らしく、工務系の車両や展示がメイン。
    まぁそれはそれで悪くない。工場なのだからやっぱりそっちが見たいじゃないですか。

    そう、会場が車両工場ゆえ、会場へ行くための最寄り駅が「東急こどもの国線 恩田駅」なのです。普段はこの路線、長津田からこどもの国へ行く人が利用者の太宗なんだろうなって感じで可愛らしい二両編成で20分間隔での運行なのだけど、こどもの国に行く客プラス車両工場へ行く4000人を捌くために、4両編成で10分間隔での運行をしていた。
    それに加え、当選者にも入場時間を指定して、客が分散するようにしていたのはさすがラッシュに苦しむ鉄道会社ならでは、なのか?(笑)

    で、いきなり本日一つ目の山場。
    我々は開場すぐに入るグループだったのだけれど、それが幸いしたのか、運良くはしご車のバケットに乗車出来る事に。確か12組×2回位しかチャンスが無かったはず。
    おーこれは激しくラッキーである。

    親子3人、大人はスカイフック、こどもは命綱を結ばれ、晴れ渡る大空をはしご車は梯子を伸ばす。
    何メートルくらい伸ばすのですかと尋ねると、今日は20メートルくらい、本気出せば35メートル伸びるんだけどそこまで伸ばすともうぐわんぐわんとたわんで滅茶苦茶怖いらしい。
    いや20メートルでも結構怖かった…でも良い経験をした。



    工場のなかは整備中の車両や台車や色々。
    鉄道会社の工場ってやっぱり良いな。


    そして本日二つ目の山場。
    レールや架線の点検を行う検測車の内覧。


    あーこれ、他事業者だけどタモリ倶楽部で観たやつ!
    この席に座って架線を目視確認するんだよな。
    良いもの観れた。

    昼食はキッチンカーが幾つも店を出していて、イスとテーブルを並べた休憩所もそこそこ用意されているのでそこでケバブとか富士宮焼きそばとか。
    まぁ、普通だ(笑)
    でもイベントだからね、ハレの場にはこういう屋台が相応しい。



    どんだけの倍率なのかは知らないけれど抽選に当たり、最近休みも駆り出される仕事も運良くこの日は避けられ、当日もいろんなラッキーに出会えて展示もなかなか見応えもあり、なかなか盛りだくさんであった。
    よかったね、なぁ息子?

    「うん、こどもの国線の4両編成はすごく珍しい。観れて本当によかった」


    え?
    そこ?

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    新機軸を模索し、どんどん難易度も上がってくる


    とある週末、今度は航空科学博物館へ。
    いや遠かった・・・成田はさすがに遠いわ。


    成田空港第2ターミナルから、1時間に1~2本しか走ってない路線バスに15分くらい揺られて、博物館まで。
    ちなみに博物館へ向かう路線バスには、博物館まで行ってくれるやつと「航空科学博物館入口」駅という幹線道路沿いの駅に止まるだけの2種類あり、後者の駅から博物館まではたぶん10分以上歩きそうなので注意。
    あ、あともうひとつ注意だ。
    成田交通のバスはスイカ・パスモ未対応。

    そう、息子が「おでかけ先の新機軸だ!」とのことで、これまで行ってなかった(主に交通系の)博物館を開拓し始めているのだけれども、まぁ新機軸という位だから我が家の近くでさくっと行けるような場所にあるわけもなく。
    どこにいくにも、特に公共交通機関で訪れるのはなかなかハードルが高い。
    まぁ小旅行みたいなものだと思って行きますか。


    さすが飛行機はでかい。でかいので実機の展示は屋外が中心。
    展示されているYS-11は試作1号機だったもの、らしい。


    ローターが上下2組という面白い作りのカモフ26。なんと(?)ソ連製で、日本には3機輸入、おまけにここに飾られているやつは個人が購入したものだそうで。
    当時ソ連からヘリ購入できる個人って、どんなツテ持ってたんだ・・・ほんと、この前行った東松戸の「昭和の杜博物館」でも思ったけど、突き詰めるマニアってすごい。


    さて屋外展示はもっとたくさんあるのですが、書いていくときりがないので屋内展示へ。
    先に書いてしまいますが、屋内の展示も結構ボリュームがあり、かつ館内解説ツアーみたいなやつに参加しないと観れないコンテンツも結構あるので、できれば時間に余裕をもって来て計画的に案内ツアーや有料のイベントに参加した方がより楽しめると思います。
    まぁ我々はのんびりと、自分達のペースでゆっくり。


    ジェット旅客機、本物の輪切り。
    いやでかい、月並みだけどでかい。
    飛行機には普通の人より乗っている方だと思うのだけれど、見る角度違うと印象も全く違う。



    館内展示は、飛行機関連の展示だけじゃなく成田周辺のジオラマやら昔使っていた管制用機器も。
    結構幅広い。


    建物の上の方にある展望スペース。
    5分に1本くらいのペースで飛行機が飛んでいく。これだけでもかなり見ごたえある。まぁ飛んでいく飛行機見たいだけなら博物館まで来る必要はないのだけれども。


    4階にある食堂。
    そんなにキャパは大きくないので昼時は結構待つかもしれない。
    我々は少し時間ずらして行ったけれど、それでも2組くらい待たされた。
    味は・・・まぁ普通だ。
    でも、ここも屋内だけど展望が素晴らしいし、他に食事をとる場所もないのでまぁ良いかと。



    帰りのバスの時間まで資料室で時間を潰し、時間が来てバス停に向かいながらふと見上げると、やはりひっきりなしに飛行機が飛んでいる。
    国際線に加え国内線も飛んでいるとはいえ、人はこんなにもたくさんの飛行機を飛ばしているんだな。


    往路は普通料金でのれるアクセス特急で行ったのだけれど、帰りはうまく時間が合わなかったので少し奮発して京成スカイライナー。本当はJRの成田エクスプレスの方が我が家の近くまで行けるのだけれど、ここは息子のリクエストに応えて京成で。
    なんで?成田エクスプレスかっこいいじゃん。いやでもJRの特急より京成の方が興味あるんだよね・・・

    わかったわかった。
    たしかに成田エクスプレスの方は予約のためのカウンターもずらっと行列できてたし、スカイライナーで上野まで行っちゃおう。家までの所要時間も30分も違わないし。

    そして、やはり特急のスカイライナーは座席も上等で揺れも少なく、快適であった。


    そして上野駅。息子によると、なんでもこの車両はあと1年くらいで現役引退らしい。
    息子も普段の生活圏ではなかなか利用する機会のない京成線をたくさん吸収できたようで、よかったよかった。


    さて、首都圏の乗り物系博物館はかなり制覇しつつある。
    残っている場所はやはり後回しにしているだけあって、どこもアクセスしづらい場所ばかり。

    次はどこへいくのやら。

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    八王子にてトラックの歴史を学ぶ



    電車を乗り継ぎ1時間以上、八王子の「日野オートプラザ」へ。
    あれだ。とんとんとんとん日野の2トンでお馴染みの。
    どーこーまーでも、どこーまーでもーはーしれはしれー・・・は他社か。

    まぁそれはともかく、日本の陸送を支え続ける日野自動車の博物館的な施設にやって来たわけです。
    ここ、交通の便があんまりよくないし、開館日も限られているので結構来るのが大変。
    それにしても、よくこんな施設の情報つかんだな、息子。


    ダカールラリーの排気量10リットル未満クラスで優勝したトラック。
    ラリーにトラックのクラスがあること自体、初めて知った。

    こういうボンネット型のトラック、いいよなぁ。


    館内は結構広くて、2階はミニチュアや模型を中心とした展示で日野自動車の歴史が追える。
    ちなみにレストランも営業しているのだが、駅までの通り道で見かけたサイゼリヤにどうしても行きたい息子のリクエストで今回は見送り。

    もともとは東京瓦斯電気工業というガス器具の会社からスタートして、そこからエンジン作るようになり、エンジンがトラックになり、飛行機になり・・・みたいな系譜のなかで現在に至る、みたいな感じらしい。


    なので、戦後にトヨタ傘下入りするまでは乗用車も作っていたらしい。
    なかでもルノーと提携して、日野ルノーの名前で生産していたんだな。


    この乗用車たちが、またかっこいいんだ。


    日野ルノーの4CV。
    完全国産製造できるようになった頃の車で、こんなかっこいい車が主にタクシーなどに使われていたらしい。
    つくづく、運輸業が軸足なんだな。


    宇宙クラスタにもお馴染みの中島飛行機に納めていたらしい、航空機のエンジン。


    見せ方も良いし、ボリュームもある。
    ここはねぇ、訪れる価値あると思いますよ。
    入場無料だし。
    ただ公共交通機関で来るのがちょっと難易度高いかもなぁ。
    公式HPではJR横浜線の八王子みなみの駅からバス&徒歩と案内されていますが、我々はgoogle mapの導きに従って京王線のめじろ台駅からバス&徒歩で行きました。
    往路のバスはちょうどよい時間に来てくれたのでよかったのですが、帰りはめじろ台へいくバスは少ないのでちょっと注意が必要かと。まぁ八王子駅に向かうバスはそれなりにあるのでなんとかなるでしょうが。

    あとこういう企業博物館に来ると、やっぱりその企業の史観が如実に表れるのが面白いんだよな。サントリーとニッカではウィスキー黎明期のキーパーソンが違ったりするように、「日野史観」では本来本家と分家くらい距離の近い某社(ヒントは本ブログ冒頭)のことがほとんど出てこなかったり。
    なるほど。

    …ほんと、意地悪い楽しみ方だ。

    めじろ台駅、まっすぐ延びる線路を走る京王線が印象的だった。
    息子よ、よい撮り鉄スポット見つけたね…さぁ帰ろうかと京王線で帰路についた数十分後、今度は芦花公園駅で途中下車して暫し撮影タイム。
    彼の中で、幾つかお気に入りの撮り鉄スポット駅があるらしくて、何が気に入ったのか分からないけど芦花公園駅もその一つだったらしい。

    油断した…




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    昭和への旅 後編(昭和の杜博物館)

    柴又で昭和を満喫するに飽きたらず、翌週息子が見つけてきたのが東松戸にある「昭和の杜博物館」。
    ほんと、どこでどうやって見つけてくるんだ。

    こちらは色々な解説を漁るだに、地元の会社経営者が長年かけて集めた乗り物を中心に昭和時代のあれやこれやを展示している私設博物館らしい。



    とりあえず、屋外ガレージに展示されている車のコレクションが中々迫力あり。

    その一方でどうも、必ずしもノスタルジーが動機にはなっていないようなラインナップでもある。
    この館、中々一筋縄ではいかない。

    館内にも昭和なヴィンテージカーが並び、まぁここだけ切り取ると旧車マニアが昭和という軸で構築したコレクションという雰囲気なのですが、どうもそんなに話は簡単ではない。

    プラモデルのボックスアートや少年雑誌の挿絵など、緻密でドラマチックな描画が神がかっている作家、小松崎茂の膨大な展示。

    これだけでもじっくり観始めたら何時間もかかりそうな物量。


    かと思えば昭和なスチールロードレーサー、それもスタンド付いてるわ鍵も普通のシティサイクルに付いてるような前輪ロックするやつだわ、絶対これ普段使いしてたやつだ(笑)

    これ以外にも軍艦や戦闘機の模型が大量に展示されていたり(めちゃくちゃでかい空母の模型もあった)、基本的には乗り物にまつわるあれこれ、という軸はあるのだろうけれど、なんかそれとは違う横軸があるような気がするんだよな・・・
    だって、これなんかどうでしょう。

    自動車部品の廃材で作ったオブジェ。
    こんなのまで収集するのか・・・


    なんか、この館の主の深淵が計り知れないくらい深いんじゃないかって気になってきた。

    気を取り直して(?)。
    屋外には、退役した列車もいくつか引き取られています。

    懐かしい、流鉄流山線の「なの花号」。


    なんだっけこれ。すごく古い「車掌車」。

    この他に銚子電鉄で使われていたデハ1001とかもあり、こういう鉄道車両って本体の払い下げ費用は100万もしないらしいけど輸送費で500万くらいかかるらしい。やっぱり尋常な収集コストをかける執念がないと、こういうものは集まらない。

    いやぁ、お腹いっぱいである。いいもの見せていただいた。

    ちなみにこの博物館、もよりの駅から歩いて20分以上かかるので、そこだけちょいと注意。
    我々も往路は頑張って歩き、復路はちょっと疲れたのでタクシーでも乗ろうかと日和ったところ、タクシーなんて全然来やしない(涙)。
    こんなこともあろうかとスマホにタクシー配車アプリ仕込んでおいたのに、それでも全然捕まらない・・・

    駅に向かって歩きながらやっとタクシー捕まったと思ったら、「もう目と鼻の先だよ?」
    いや、いいんです。乗せてください。

    タクシーの運転手さんいわく「あそこの博物館、車のコレクションもすごいけど、車検取ってる車が何台もあるんだって?すごいよねぇ・・・」とのこと。

    確かに、ナンバーついてる車、何台もあったわ。
    コレクターの情熱、改めて恐るべし。

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    海老名へ

    最初は珍しく、息子もあまり乗り気じゃなかったのです。
    前日運動会あるし、先週は京急の車両基地公開行ったし。
    そうだよね。無理することもないよね。まぁゆっくり過ごそうか。

    ところが、小田急ファミリー鉄道展2019の告知を見た息子の目の色が変わる。
    お父さん、やっぱり行こう。小田急3000形SE車が展示されるんだ。
    SEは国鉄と小田急が高速運転車両の共同研究の結果生まれた車両なんだ。そこから小田急ではロマンスカーが生まれ、国鉄は新幹線を開発したんだよ。要するに3000形はロマンスカーと新幹線のご先祖様なんだよ。
    3000形の実物を見る機会なんて滅多にないのだから、これはどうしても行きたい、と。

    なるほど。わかったわかった。



    ということで、京急を見に行った翌週、運動会の翌日。
    これまた5月とは思えない暑さの中、小田急に揺られて海老名へ。



    結構凄い人出。
    やっぱり3000形SEが見れるってのはインパクト大きいのか。


    そのせいか、最新型のロマンスカーGSEに集まる人影は若干控えめ。


    GSEの影に隠れたようなSEに、とにかく人が群がるわけです。
    すごいな。昔の万博ってこんな感じだったんだろうか・・・いや規模ぜんぜん違うか。でも、なんか珍しいものを一目見ようという雰囲気の熱気ってこういうもんなんだな。


    一番人だかりができていたのが、この新旧ロマンスカーの顔が並ぶとこ。
    もうね、何重にも人の輪ができていて、最前列まで到達した人たちが心行くまで写真を撮り、気がすんだら輪を抜けていくのだけれども、この入れ換えをする動線がぜんぜんできておらず、結構あぶねぇなぁって瞬間が何度もあった。
    息子もちゃっかり最前列まで進んでいたけど、逆になかなか小学生の圧力では人混みを掻き分けて戻ってくるのが難しく難儀した。
    係員もひっきりなしに注意していたけどね・・・

    さて象徴的なショットも納めたし、もう良いだろうと思ったら

    「ドアの形が面白い」
    「連接台車」 (注:台車が車両と車両を繋ぐように配置されている。普通?は車両ごとに台車がついている)

    そんなニッチなところを・・・と思っていたら隣で他の人も撮り始め、そうかそれはそれで楽しむべきポイントの一つなんだ、この世界は裾野が広いなぁと。
    かく言う息子も、おそらくはyoutubeなどで鉄道関係の動画を閲覧している中で、「戸袋部分の窓」が時代とともに各社の車両から失われていったことや小田急のワイドドア車(通勤乗客の乗り降りがしやすいようにドアをデカくしたもののあんまりメリットなかったので結局ドアの開口部を普通の車両並みに狭めた結果、「ドアが開き切らない」残念な車両となってしまったやつ)の不遇なんて情報を先達から学び、自分の趣向を形作っていったのだろう。

    あと、連接台車は走行時のガタゴト音が普通の車両と違うんだって。
    この知識は先日、取引先の人と飲んだ時に先方がかなりの鉄道ファンだったのですが、その人と話を合わせるネタとして大いに役立ちました。息子のおかげで一躍「違いの分かるおっさん」の座を獲得してしまった。
    人生、無駄なことなんてそうそう無いんだね。



    息子はとにかくSEが観れて満足だったようで、その後は物販ブースもさくっと流し(でも西武ブースで「Laviewってソーセージに似てますね」なんて話しかけ、いやー社内では魚肉ソーセージって呼ばれてたんだよなんて話はしていた)、食事を取ろうにも海老名駅周辺ではなかなか昼時に入れる店もなく、いや店はたくさんあるんだけど普通の買い物客も多い上にイベント来場者もいるので完全にランチ難民。

    仕方なくコンビニでサンドイッチを買って、帰りの小田急車内で食べながら帰ってきた。


    それにしてもやはり、歴史に名を残す車両の存在感は素晴らしかった。
    なんか本当に、万博にいってきた気分。

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    久里浜へ


    こういうタイトルつけるなら、本当は自転車で行きたいところなのですが・・・まぁまだ難しい。

    去年は情報収集不足で行くことが出来なかった、「京急ファミリー鉄道フェスタ」へ行ってきました。
    京急は博物館もないし、退役車両の嫁ぎ先も高松琴平電気鉄道などごく限られるので、旧式の車両を見学できるまたとない機会・・・なんだそうだ。息子いわく。
    まぁ「琴電見たいから香川まで行きたい」って言われるよりはましか。
    (ちなみに武蔵野線205系はジャカルタに譲渡されるらしく、インドネシア行きたいとか言い始めないかこちらも心配である)


    我が家から片道1時間40分。
    香川まで行くことを考えたら近いものだ・・・と自分に言い聞かせては見たものの、久里浜行きの快特がシートの上等な2100系だったので思いのほか快適な旅を味わえた。
    ビール買って乗れば良かった。午前中から車内で飲んでる人いないけどね。

    久里浜駅からは会場(車両基地)までシャトルバスで向かう。
    入り口付近ですれ違う人たちのなかには電車のシートとか行先表示器とかでっかい鉄道用品を抱えた人たちもいて、こんな暑い中、それでもあんなにニコニコしているのだから趣味とはすごいなぁ、と。


    大正時代の車両、デ51形の復元車両。


    昭和初期の車両、デ1形。のちのデハ230形である。
    (以前息子がゲットしたBトレインショーティーにそうかいてあった)





    車両の展示だけでなく、あちらこちらに車両基地らしい景色。
    いいな。


    旧1000形。


    2018年3月に引退した(息子情報)2000形。

    最近の息子、とにかく引退した車両や引退間近の車両へのこだわりが半端ない。
    その一方で、運転台体験とか車掌体験みたいなものはほとんど興味を示さなくなり、ここ何年もおでかけの大半は相も変わらず鉄道関係ばかりなれど、そんななかでも人は変わっていくのだな。


    そして鉄道フェスお馴染みの物販ブース。
    出展されている方々には少々迷惑かもしれないが、息子、いろんな鉄道会社の人とお話しするのが大好き。
    今回もとあるブースにて、その会社の車両についてミニカーの商品化を熱くリクエストしていた。
    お忙しいところすみません。それでも昔に比べたら相手が忙しそうかどうか一応空気を読むようになってきたので成長はしているんだよな。

    ちなみに飲食ブースもそこそこの規模で出店されているので、軽く食事をとることは可能。
    ただ東武鉄道の公開日みたいなご当地グルメ勢揃いみたいなノリではない。
    我々はおにぎりとたこ焼き(どんな組み合わせだ)で軽く済ませた。



    往路は久里浜駅からのシャトルバスと事前申し込み制の特別列車(久里浜の車両基地まで乗り入れる)、もしくは徒歩でのアプローチなのに対し、お帰りは予約不要の特別列車が車両基地から久里浜駅まで走っていた。

    当然乗車。
    普段は乗れない引き込み線区間に乗れるのはお得感あるな。短い距離だけど。


    この日は5月とは思えない程の暑さ。
    季節の変わり目にこう気温が上下するのはなかなかしんどいけれど、久里浜くらいの距離だとほどよい「おでかけ感」もあって良かったわ。
    そして翌週は、小田急の車両基地公開が控えている。
    2週連続で行くのか?そんな鉄道三昧で良いのか?・・・なんて次回に引きずるのもいやらしいよね。

    まぁ行くんですよ、翌週も。

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