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    softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    通常運転に向かって

    台風19号が来る1週間前、さすがに市井の我々が翌週の大災害を予想することなどできなかった。



    週末の夕暮れ、やっと過ごしやすくなってきたなーなんて思いながら買い出しへ自転車を転がしてました。


    その夜、区内の神社ではお祭りが。
    こちらの神社、民家の狭間を縫うようにやけに長い参道が続いていて、そこに出店が並ぶ。


    狭い参道に、射的や綿菓子、焼き鳥やら何やらの屋台が賑わいを見せ、焼き鳥屋の傍らでは娘さんと思しき子供が二人で淡々とつくねを串に刺していた。


    10月って実りを祝う季節なんだよな、元々。

    さてその1週間後。


    東京は10/11、金曜の夕方あたりから雨が本降りとなり、土曜日の未明にはすでに激しい雨となっていました。
    流石に数日前からとんでもない大きさの台風だ、千葉を襲った15号よりでかいんだ、なんて警戒情報ががんがん流れまくったおかげで我々庶民もペットボトルの水を大量に買い、風呂に水を張り、停電に備えて非常食料を買い求め、スーパーやコンビニの棚から水とパンと乾電池が消えうせるというまさに戒厳令。

    我が家もまぁそれなりに準備を整え、雨音で目覚めた朝。
    なんか目に違和感が・・・

    鏡を見ると、片方の目が真っ赤。
    充血?いや違う。白目が赤く染まってるのよ。

    目は見えている。
    痛み、って程のものはない。違和感はあるけど。
    でもこれはほっといたらまずいのではないだろうか・・・と、急遽土曜の朝から診療している眼科を急いで探すのですが、これがまぁ軒並み臨時休診の嵐。
    そうだよね、鉄道や公共交通機関も土曜日の昼頃までを目途に軒並み計画運休を決めていたし、一般店舗も従業員を出社させられないって軒並み休業。病院もだった例外ではない。特に眼科とか、差し当たって命に別状なさそうな診療科は特に。

    いやこっちはそれどころではない。
    鏡の前には片目が白目、もう片目が真っ赤というおめでたいカラーリングで顔をひきつらせたおっさんが一人。

    なんとかあちこち電話かけまくり、やっと1件だけ臨時休診しそこなった医院を見つけ、カッパ着て駆け込んだ。

    結果、「結膜下出血」ということで、放っておいて大丈夫。
    安心してください。くも膜下出血じゃなくて結膜下出血です。

    いやそんなことはいってない。一応眼底も見たけど、大丈夫ですよ。
    でもね、この眼底写真見て。あなた、高血圧かコレステロール高くないですか?眼底走ってるこの血管の感じからすると、ちょっとそのあたりの数値が気になるんですけど・・・まぁ今回の結膜下出血とは関係ないけどね。

    とのこと。

    いや先生、大当たりです。
    血圧は現在治療中で、LDLコレステロールはちょっと引っ掛かり気味です。
    そういえばこんな台風の来るような日にも休まないんですね、大変だと尋ねると、いやぁ休診の届け出(?)しそこなっちゃってさぁ・・・ホームページに休むって載せたって、近所のご老人達はネットなんて観ないからねぇ。
    まぁ来るかどうかわかんないけど、昼まではやるよ、とのこと。
    ほんと、お疲れさまです。

    まぁそんなこんなで大雨の中、なんとか心配事は解消されたのでした。

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    帰り道、大半の店がシャッターを下ろしている中、店を開けておにぎり売ってたお店。
    いや大変ですね、こんな日にも店開けるなんてと尋ねると、いやこんな日でもお客さん来ますしね、うちは米屋だからおにぎり作りますよ、と。

    そうか、こんな日でもいろんな事情で休めない人がいて、そんな人たちを支えようとする人たちがいるのだな。
    そういえばこの店の近くには東京電力も東京瓦斯もある。
    そういうことなのかな。

    ちなみにおにぎりは当然のように、とても美味しかった。


    さて、翌日。
    氾濫した多摩川を小田急で渡る。
    息子がどうしても「京王れーるランドに行きたい、でも動物園線は運休しているから多摩センターまで小田急で行って、そこから多摩モノレールで行く」と。

    これでも随分水は引いた状態らしいが、それでもそこはいつもの多摩川ではなく、濁流のうねる暴れ川でした。


    そして電車を乗り継ぎ、たどり着いた京王れーるランドは「臨時休館」。
    それならそれで、今日は鉄道を楽しもうと少し遠回りして復路へ。

    そしたらさ、経由した新宿駅の百貨店で「大北海道展」をやっていて、コロッケとザンギを調達して帰宅。



    すかっと晴れわたった台風一過の翌日も夕方にさしかかり、もう10月ですもの、すっかり日が落ちるのも早くなりました。
    夕方になって不通区間を除いてなんとか通常運転まで持っていった小田急の通過電車を何本かぼーっと見ながら、今年はなんか本当に色々なことが起こるなぁと。
    仕事も一時的にちょっと大変なことになっているし、台風は2発も来るし、そして東京オリンピックはマラソンと競歩が札幌開催になるかもなんて話になっている。

    いったいなにがどうなってるんだって気にもなるけど、まぁ別に真っ黒い誰かがどうしようなんて考えて世の中が動いている訳でもなく、それでもどうしたって諸悪の根元や闇の支配者を心の底で求めてしまうのだけれども、そもそもオリンピックの競技をどこでやろうが私には関係なかった。すまん。

    多分ね、巨悪がいないと生きていけない人って自分のお父さんとの関係を乗り越えられてないんだと思うよ。
    暴言かもだけど(自信ない)。


    ニール・パート師匠が言う通り、Why does it happen? Because it happens , Roll the bones,Row the boat なんだ。
    目の前の倒木を一つずつなんとかしながら、やるべきことは通常運転を取り戻すことだ。

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    案外な夏だった


    JR錦糸町駅ホームの大江戸そば。


    JR品川駅ホームの常盤軒。
    この他にも西船橋駅の菜の花そば、下総中山駅のいろり庵きらく。
    どれもこれも、案外なのである。

    きらくに至っては昼食で立ち寄ったものの、別に不味くは無いけれども午前中をなんとか乗り切ったささやかな、本当にささやかな満足にはほど遠い案外さを受け入れる事が出来なくて、午後に訪れた海浜幕張駅にあった駅そば、そばいちに吸い込まれてしまった。

    一時間前に眺めた自動券売機と全く同じ機械。
    同じ器。
    そして同じ案外さ。それでもかき揚げのサクサクさにだけは辛うじて幸せが宿っていた。

    そりゃそうだよね、同じJR東日本の駅にあるそば屋さんだもの。名前違っても中味はそんな変わらないよね…

    どの駅だって改札を出て窮屈に畳んでいた体を伸ばして少し辺りを徘徊すれば、蕎麦屋などいくらでもあるはずなのにね。なんか駅構内の蕎麦屋を見ると入らずにいられないのです。

    そして今のところ、首都圏のJR東日本駅界隈では未だお気に入りに出会えないでいる。
    あぁそういえば五反田駅の道中そばも案外だった。

    なんなんだろう。何が違うのだろう。
    不味い訳ではないし、せいぜいワンコイン前後の駅そば、立ち食い蕎麦に心躍る美味しさを求めているわけでもない。それでも何かちょっと、いやなんか違うんだよな的な期待感と味覚が上手く調和しないモヤモヤが残って、その心持ちにぴたっとはまる言葉が伊藤礼氏の著作に出てくる表現「案外であったのだ」なのです。

    それにしても、案外かどうかの違いが自分の中でいまいち見いだせていない。

    例えばJR北海道 新札幌駅にある両国。
    美味い!って舌鼓を打つかというとそうでもないのだけど、ここはお気に入りなのです。また行きたくなる何かがある。
    あと札幌駅のホームにある立ち食い蕎麦。冬に氷点下の中で食べる熱い蕎麦が美味しくない訳がない。まぁこれは反則か。今では仕事も変わり、中々北海道へ行く機会はないのだけれども。


    東京メトロ有楽町線、新木場駅のめとろ庵。
    ここはお気に入り。ワンカップ置いてくれれば最高なのだけれど…
    結局、案外かどうかを決めるセンターピンは未だに見つからない。

    そんなわけで、夏から新しい環境で仕事を始め、災害級の台風に襲われたりしながらあちこち這いずり回り、そんな合間に行く先々で蕎麦屋に飛び込むのがちょっとした愉しみなのです。
    その割には案外な思いをすることも多いのだけれども、それもまぁ出会いの一つかと。

    しかし我ながら珍しく、今回は案外なものばかり印象に残っている。いつもはそういうの、書かないようにしてるんだけどな。




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    とにかく暑かった夏休み


    子の夏休みが終わり、2学期がやって来ました。
    あちこち連れていったり、宿題やら自由研究やらの面倒を見ていた2号は本当にお疲れさまである。
    そして本人も、まぁ色々と挑戦できたので有意義だったのではないだろうか。

    そしてこちらはいつも通りの平常運転。週末の遊び相手は私。


    京急平和島駅の近くにある、平和の森公園。
    フィールドアスレチックは有料施設だけど、更衣室もあるし規模もでかいので納得。
    息子はフィッシャーズとかいうユーチューバーの動画でアスレチックに興味を持ったらしい。

    それにしても暑かった。



    今年はそろそろ卒業か?と思っていたらさにあらず、やはりどうしてもトミカ博には行きたい、と。
    開催期間の後半、それも平日を狙って行ったのが項を奏し、横浜会場(パシフィコ横浜)でもそんなに酷い混雑には巻き込まれなかった。
    当人は子供向けのアトラクションとかにはほとんど興味も示さず、「組み立て工場」で手に入るオリジナルのトミカ(今回はGTRを選択)、イベント限定モデルの購入がお目当て。そういう意味では息子もだんだん「大きなお友だち」の範疇になりつつあるのかと。

    いやしかし、この日も暑かった。
    帰りに崎陽軒のシュウマイを買って帰る。ちょうどこのころ某国会議員になっちゃった気持ち悪いおっさんが某タレントと出演しているテレビ局とスポンサーを糾弾&不買運動まで呼びかけていたので、ついつい買ってしまった。
    噂によると、このおかげで崎陽軒は一時的にバカ売れしすぎて大変だったとか。


    2号がおでかけの新機軸を模索している中で開拓した、九段下・北の丸公園にある「科学技術館」。
    ここが思いの外お気に召したようで、後日お父さんとまたいこう、と。


    ブロンプトンとかで使われている内装ギアの仕組み、遊星歯車機構の仕組みがやっとなんとなく理解できた。
    工学出身なのに情けない・・・

    この科学技術館、科学というより技術の側面が強くて、自動車・電力・通信・機械・製鉄・製薬etcといった業界が出展協力をしている模様。なかなか展示も面白く、ここはよかった。

    地下の食堂は綺麗だけどオムライス(数種)とカレーとソフトドリンクのみ。美味しかったけど、なんかこういう施設では必ずしも美味しくなくても良くないですか?なんか美味しさよりもっと大事なものが・・・例えば、札幌市中央図書館の地下レストランみたいな。安くて、なんかこう洗練さなどどこにもなくて、でもそれぞれが自分の知的好奇心としっかり向き合った疲労感みたいなものが伝わってくる感じの。知の野戦病院みたいな、エネルギー補給の場みたいな。

    わかります?わからないですよね。すみません。
    4階の喫茶コーナーはちょっと懐かしい、好みの雰囲気。こっちで食べればよかった。

    この日も暑かった。



    色々興味の幅は広がれど、やはり趣味のホームグラウンドは鉄道。
    いいよ。好きなだけ撮りなさい。

    もうホームに40分くらい居るけど(笑
    それにさ、暑くないの?


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    2019帰省録 おまけ

    早めの夏休みを終えてお盆は仕事に復帰していたのですが、通勤は楽だし会社にも人が少ないからいろいろ巻き込まれることもないしで最高のお盆時期でした。来年も許されるならこの時期に休もう。

    さて帰省した時の話、おまけ。
    帰省すると、息子がとにかくリサイクルショップ巡りをしたがる。
    いままではお目当てはミニカーだったりプラレールだったりしたのだけれども、ここんところは専らこいつ目当てである。

    そう、平成ライダーグッズ。
    それも数年前に放映された「仮面ライダードライブ」が一番のお気に入り。

    ちなみにこれが放送されていた時には彼は烈車戦隊トッキュウジャーに夢中で、仮面ライダーには見向きもしなかった。ドライブに至っては「ライダーなのにバイクじゃないね」の一言とともに全く興味を示さなかった。
    まぁ戦隊シリーズと仮面ライダーの両方にハマってしまうと親としては大変なことになってしまうのでそれはそれでよかったのだけれども、それにしてもそこから数年経って何故に・・・

    変身ベルトに取り付けるアタッチメント(仮面ライダードライブでは「シフトカー」というらしい)、これがまぁ何種類も登場してくるわけで、これをリサイクルショップやフリマを巡ってコツコツと集めているわけです。


    その他の玩具も、流石に5年近く前に放映されたものなのでそこそこ安く手に入れられる。
    とはいえ大きなものは2,000~3,000円以上するものもあるので、彼は小遣いを無駄遣いすることが本当に減った。
    ガチャガチャとかやらなくなったもんな。



    その一方で、誕生日には祖父・祖母あたりにおねだりして最新作(8月で終わったのでもう前作だけど)の変身ベルトも新品でゲットしたものの、なぜかこいつのグッズにはあんまり興味を示さない。
    中古市場に商品が流れてくるのを待っているのか、それとも思ったほど出来が良くなかったのか。

    それにしても、小学校高学年に差し掛かっていきなりライダーか・・・と最初は当惑してしまったけれど、いざ一緒にリサイクルショップとか行くと、仮面ライダーシリーズのファン層って意外と幅広いのな。
    流石に子供向けのライダーベルトはおそらく身長150cmくらいが装着できる限界だろうけど(息子はサイズギリギリだったので外遊びしまくってダイエットし、なんとか装着できるようになったww)、ちゃんと大人向けのライダーベルトとかも売ってるのな。
    ちなみに息子もこれらのおもちゃでライダーごっことか変身ごっこをするわけでもなく、純粋にギミックや造形を楽しんでいるらしい。

    鉄道や車への興味が無くなったわけではなく、相変わらずゴジラも好んではいるものの、子供の興味の幅の広がり方って不思議だわ、ほんとに。
    とりあえず、息子がハマったのが仮面ライダーの中でもバイクに乗らない「ドライブ」でよかった。
    もしこれがバイクに乗っているヒーローだったら、自分の自転車をライダーのバイクにする!とか言い出しかねない。

    ねぇ。それは勘弁。

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    2019帰省録 後編


    羆でござる。

    登別といえば、クマ牧場。
    ここ数年、一時期観光絡みの仕事をしていたこともあり、帰省した時にも結構意識的に北海道を「観光」していました。
    すでにその任を離れてはいるのだけれど、まぁ仕事抜きでも観光って悪くないな、と。

    そんなわけで、帰省の後半戦は登別への旅行でした。
    往路はホテルが走らせている一人500円(安っ!)の送迎バス「わくわく号」に乗って。
    復路は息子のたっての希望で、登別駅から特急スーパー北斗を利用。

    往復わくわく号使うととんでもなく交通費が安く上がるのですが、まぁそれだと札幌ー登別温泉間を移動するだけになっちゃうし、そういうもんでもないだろう旅行ってのは・・・ということで上記の移動手段を取ったわけですが、計画立ててみて初めて気づいたのが

    「JR登別駅と登別温泉は8キロくらい離れている」

    のな。

    まぁ登別温泉から登別駅までの路線バスも1時間に何本か出ているので問題ないのですが、問題はその、登別温泉ターミナル駅から登別駅に行くバス(実は3系統ある)の時刻表の情報があんまりないのです。
    乗換案内とか使えば出ては来るのだけれど、そもそも事前にこのルートの情報が知りたい人は当然のことながらバスが3系統あるなんて情報は知らないわけで、そんな中でしっかりと計画を立てるのは結構難しい。
    結局、我々は帰りのJRの出発時刻から逆算して乗換案内を使ってバスの出発時刻を押さえることができた。

    あれ、結局なんとかなってるじゃないか。


    まぁ、ここは基本的に車か、団体客向けのバスで来るのがメインルートなのかな。
    確かに往路のわくわく号も半分以上中国人だったし(やっぱり韓国人はほとんど見なかった)、復路の路線バスも温泉街の賑わいに比べたら閑散としていたし。
    あ、でも、欧米系や香港系のFIT(個人旅行客)は何組か乗ってた。そして路線バスの車内アナウンスもしっかり多言語対応していて流石だなぁ、と。





    地獄谷。
    ひたすら熱い。そして暑い。




    息子は硫黄の臭いと暑さに辟易していた。
    ま、私が子供の頃に来た時も似たような印象だったよな。
    そんなもんだ。

    我ら夫婦、実家も近く小学校も同じ市内だったにもかかわらず、どうやら小学校の修学旅行の記憶が食い違うのです。
    私は修学旅行でここに来ているはずなんだけど、妻氏は全く身に覚えがないと。
    じゃあどこに行ったのだろう。



    スーパー北斗で札幌へ。

    あ、全然触れなかったけど泊まった宿、バイキングで供された和食のメニューがとても美味しかった。
    温泉もいろんな泉質の湯があって、広くて良かった。


    しかし、今年の北海道は本当に暑かった。
    そんな中、登別から帰ってきた後は実家の庭でバーベキューやったり、ガトーキングダムというスパ&プール&ホテル(レストラン)施設に遊びに行ったり。









    ガトーキングダムのランチバイキング。
    ほんと、食べてばっかり・・・この他に帰宅前日には回転寿司まで行ってるからね。
    でも自慢じゃないが、いや思いっきり自慢だが、今回の帰省でこんなに飲み食いばかりしていたにもかかわらず、体重は大して増えなかったし、帰ってきて二日で元に戻したのだ。

    ま、それはともかく。
    全力で遊び倒した帰省でした。
    何せ今回、これまでの仕事でたまったマイルで往復してるし、実家に泊まるので宿泊費も(登別以外は)かからないので、帰省予算を現地での遊びに全振りできたわけです。
    これが大きかった。まぁなかなか何度もできないけどなー。


    帰りに千歳空港で買ってきたラーメン。
    この店、札幌で住んでいたあたり、それもかなり近くにあったのだけれど、開店時間が短いのとそんなに有名じゃないというのもあって、存在を知ってからも一度も行く機会がなかった。

    なんとなく、懐かしさを感じて思わず購入。
    思いのほか、美味しかった。

    住んでいるうちに、行っておけばよかった。




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    2019帰省録 前編


    さて今回の帰省も、やはり大通11丁目のドイツ村から。


    普段の飲酒生活においてビールは乾杯の席以外ではあんまり飲まないし、ましてやドイツビールなど全然飲まないのですが、札幌の夏といえばやっぱり大通公園のビアガーデンの一番端で少し喧騒から逃れられるドイツ村でのビールが良いのです。


    フード系は・・・正直そんなに特筆すべきものはないのですが、ムール貝の白ワイン蒸しは毎回美味しい。あとジャーマンポテトにカレー粉かけたやつが美味しかった。あとアイスバインはまぁドイツビール飲んでるのだからそりゃ食べますよね。
    とりあえずメニューはこんな感じです。ドイツ村であるからして、食べ物はソーセージとジャガイモと、あと何にでも付け合わせでついてくるザワークラウトが手を変え品を変え・・・って感じです。

    でもね、やっぱり札幌の気候の下でビール飲むってのが一番美味しい要素なんだと思います。
    この日も札幌人にとっては死ぬほど暑い日だったようですが、それでもカラッとした空気は関東とは全く違う。
    この爽やかな風を体に受けながら飲むとなると、そりゃビールしかないよなって思います。




    石狩浜にやってきた、テオ・ヤンセン氏のストランドビースト(砂浜の生命体)。
    帰省する直前にこのイベントの情報を知って、嫌がる息子を半ば強引に説き伏せ、親子3人で行ってきた(2号はこういうの大好きなのでうまく2対1の多数決に持ち込めた)。
    でもね、行ったら行ったで海水浴なんてもう何年も行ってなかったし、ちゃんと息子の海水パンツも持って行ったのでしっかり息子も海をご満悦。
    ビーストは風が弱くてちょっとしか自走できなかったのですが、いやでも自然に還されたビーストを観ることができたので大満足。
    このイベント、市民団体が企画して実現したんだね。




    風がなかったのでスタッフに曳かれての歩行でしたが、元々砂浜の生命体として作られ、オランダの砂浜で生命を吹き込まれたビーストが一度役割を終えて解体され、そして今度は遠く離れた北海道の浜辺で再び生命を吹き込まれる(これをテオ氏はリ・アニメーションと呼んでいるらしい)現場を目撃できたのは本当に良かった。
    人間にはこういう、意義や便益はないけど意味のあるフィクションがとても大切なんだな。

    ちなみになんかちょっとかっこいい事書きすぎた気がするのでバランスを取るために興ざめなこと書くと、上の動画、元は息子にスマホで撮ってもらったブレブレのもの(息子には罪がなくて、足場が悪かった)だったのだけど、googleフォトってすごいね。動画の手振れ補正もできちゃうんだ。そのせいで動画がちょっと不自然に動くところもあるのだけど、無料のサービスでこれはすごいなー。


    そんなわけで、今回の帰省はスタートからかなりテンション高く始まったのでした。

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    昭和への旅 前編(ハイカラ横丁&おもちゃ博物館)

    なんかいつの間にか、息子が昭和にはまっているのです。

    元々の乗り物好きが高じて最初は古い列車やクルマの動画を随分と観ていたのですが、それがいつしかフリマで古いミニカーをバイヤーのように物色するようになり、小田急ファミリー鉄道展でいにしえの名車、SE3000形に大興奮し、Youtubeでは「迷列車で行こう」という過去の迷列車・珍列車の解説動画に釘付け。
    鉄散歩も最新の新幹線やロマンスカーよりも昔の車両が生き残っている地方路線や武蔵野線に行きたがる始末。
    乗り物以外にもゴジラはやっぱり1964年のモスラ対ゴジラが好きとか、妖星ゴラスの予告編が大好きとか、お前一体何歳だ。
    そして今回、どこで情報を仕入れたのやら。
    どうしてもここに行きたい、と。

    京成線を乗り継ぎ、柴又のハイカラ横丁。 
    ちなみに2階はおもちゃ博物館。
    土地柄ですかね。
    お台場の三丁目商店街みたいなあざとさ(失礼)はあんまりなくて、なかなか良い雰囲気。


    駄菓子とレトロゲームで溢れた、昭和な空間。
    10円玉投入してそいつをはじいて遊ぶゲーム、懐かしいのぉ。
    2階にあるおもちゃ博物館の入場券は、1階のハイカラ横丁で購入。
    二階はまたこれがディープな・・・


     
    けっこうでかいスロットカーのコース。
    5分100円で遊べる。
    これ、金持ちの友達の家にしかなかったし、こんなにでかいコース持ってる子はいなかった。
    改めて遊んでみると、意外と難しい。コースアウトさせずに走らせるにはちゃんとスピードコントロールしないといけない。
    なかなか、奥が深い。


    おー、セミドロップのジュニアスポーツ車。
    これまた懐かしい。つーかこれこそ当時も結構いい値段で、乗ることはできなかった。
    その代わり、親父がお手製で作ってくれたなぁ・・・それも懐かしい思い出。


    トップチューブに設えられた変速レバーと、後輪に組み込まれたスピードメーター。
    今みたいに磁石式じゃなくて、確か後輪の回転をピニオンギアでメーターに繋いでた(うろ覚え)はずで、スピード測るためにペダルの漕ぎ具合が重くなるという本末転倒的な装備。フロントライトもスーパーカーブームにのっかってカウンタックみたいにライトがパカッと立ち上がるやつもあったりして、まぁ今考えたら随分重たかったよねぇ。
    他にも、こじんまりとしていながらなかなか趣深い博物館でした。
    これはよかった。別に昭和大好きイエスタディワンスモアな嗜好でバックトゥあの頃みたいな価値観は持っていないのですが、なかなか楽しい博物館でした。


    そのあと、一応柴又帝釈天へお参りして、参道を煎餅食べながら歩いて。
    天気があまりよろしくない日だったせいかそれほど賑わってなかったけれど、浅草にも負けない良さがあると思いました。
    何が違うんだろうね。
    そんな柴又駅前も、再開発されていくのですね。
    そして、昭和への小さな旅はまた別の週末にも出発するのです。
    その話は後編で。

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    終わらない旅は無い

    そう、終わらなかったらそれは旅じゃなくて失踪だよって、昔みうらじゅん氏がおっしゃっていた。
    いかにも。



    勤務3年、東京からの通い2年。
    足掛け5年の札幌での仕事から、この度離脱。



    札幌に家族と共に転勤してきた最初の3年はともかく、後半2年間はほんとに自分の所属や寄る辺もはっきりしないまま、それこそ日高晤郎かってくらい毎週札幌に通っていた。
    そしたらさ、その間に、その日高氏が亡くなってしまわれたのさ。

    ちょうど通い生活が始まって一年近く経ち、札幌に残した家族も東京へ引き上げる引越しの日。
    その日が日高晤郎ショーに同士が出演した最後の日になったんだった。

    バタバタしていたのでその日の放送はほとんど聴けなかったのだけれど、その日の夜に親から「もう晤郎さんぼろぼろだったよ。最後の歌もほとんど歌えなかったし」って話をしてて、その数日後に亡くなられたのをよく覚えている。

    別にファンって訳じゃないのだけれど、なんか彼は私の中でよいところも悪いところもひっくるめた「北海道そのもの」だった。
    道民にはアンチも多かったでしょうが、多分近親憎悪だよそれ(暴言)。


    いや晤郎さんの話はいいんだわ、別に。
    正直、後半戦の2年は仕事上の自分の所属やミッション、目標があやふやな状態が続き、おまけにこんな行ったり来たり生活なのでどこにも自分の「席」がないってのがしんどかった。この状況そのものは携わっていた仕事の都合・特性上どうしようもなくて、別に誰のせいでもなければ誰を恨む訳でもないのだけれども。
    そんな中、改めて家族や仲間(あんまりいないけど)にはずいぶん助けられました、本当に。
    ほんと、感謝しかない。



    話を変えよう。
    実は札幌生活の後半、蕎麦にはまりまして、ほんとうにあちこち食べて回った。
    落ち着いたら他に回った店の記録もブログに残しておこう。

    最後の日は、はぐいという手打ちの田舎そばの店で締めました。
    「札幌に住んでた」頃にはこんな店を探して食べに来ることもなかった。
    人間、生活のどこかに目標設定をしないと生きていけないのかもね。





    長いようで短かった流浪の生活もこれで一段落。
    ふわふわと飛び回っていたこのJet Setterもここで一度着陸です。
    ふたたび、札幌は「すみか」から「ふるさと」になり、7月からまた新しい生活が始まります。
    まぁ今回は引っ越しとか伴わないけれど、いろいろと変わるのです。いろいろと。

    どうなるんですかね。
    まぁどうにかなるんでしょう。

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