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    softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    2019-2020帰省録 後編


    なんか間が空いてしまいました。新年早々、色々ありまして。
    ということで帰省話の後編。

    今となってはもうそこそこ雪も積もり始めたようですが、年末年始の札幌は本当に雪がなかった。
    帰省中に雪かきしなかったのは初めてじゃないだろうか。


    今回一番ショックだったこと。
    札幌での密かな楽しみのひとつ、極楽湯併設の食事処、ゆうゆう亭のそばがリニューアルされていた。
    かつては幌加内(ほろかない)産の蕎麦粉使用をうたい、ちょっと細めで蕎麦の香り高く、歯応えのよい麺が本当に美味しかった・・・なんか何度もこのブログで書いているような気もしますが、本当に美味しかったのです。

    それがいつのまにか、「信州そば」にリニューアルされてしまっていた。
    いや不味くはないのですが、この食事処に、いやあえて言おう、極楽湯弥生会館店に来る理由はあの蕎麦だったのです。
    それが失われてしまった。
    あの蕎麦がもう帰ってくることはない(たぶん)。

    思えば極楽湯に来はじめたきっかけは息子だった。
    まだ札幌勤務だった頃、息子が学校のイベント?でこの温泉に来て気に入り、後日我々を連れてきたのだった。
    そこでここの蕎麦に出会い、その美味さに魅了され、それからここに通うことになる。
    それまでは別のスパ銭ばかり行っていたのが、すっかり極楽湯党となってしまった。ポイントカードのポイントもずいぶん溜まり、何度も無料で入浴させていただいた。

    それから東京へ転勤したのに札幌に通う生活が始まり、それまで「ホーム」だった札幌が「アウェイ」になった。仕事の内容も随分変わり、これまで仲間だった人たちと利害がぶつかる状況も所々で発生したり、色々と慣れない状況に試行錯誤している中、札幌生活のしばし止まり木として本当によくここに通わせていただいた。

    まぁ何事も、時を経て変わっていくよね。



    札幌中心部の街並みも、ここ数年でけっこう変化しつつある。
    ビルの老朽化やら、北海道新幹線の札幌延伸やら、そしてひょっとすると2030冬季オリンピックを見据えたりもしているのでしょうか。



    そして東京に帰る日。
    かつて札幌に通いまくったお陰で入れるようになったプレミアラウンジも、そろそろお別れです。
    もうあんなペースで搭乗することもないし、ステータス会員のステータスも近いうちにランクダウンする。

    本当に今更ですが、昨年の転勤によって自分は新天地へ赴いたのだなぁ、と実感。
    家も東京で元々住んでいたところから変わらないし、表面上は通勤時間長くなったなーくらいの変化なのだけれども、やっぱり離れた場所がこうやって変わっていくのを目の当たりにすると、改めて思うこともある。



    今年の東京はオリンピック関連で、生活も仕事も色々なことがあるのだろうな。
    おまけにマラソンが札幌開催になっちゃったもんだから、今年の夏の帰省は時期を選ばないと面倒なことになりそうです。

    特に抱負や目標はないのだけれども、改めて、今この場が新天地なのだと気を引き締めようと思います。

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    Category : 日々の諸々
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    どこまでも どこまでも


    はーしれ はしれ~ いすゞのトラック~
    ということで湘南台の「いすゞプラザ」へ。
    この日(土曜日)は体調が悪かったのだけれど、この館は日曜休館で平日は予約オンリーという難易度設定のため、どうしても土曜日にいくしかない。
    マスクをして、コンビニで栄養ドリンク一気飲みして、うっかり息子の策略にはまって横浜市営地下鉄で向かったら路線の端から端(あざみ野から湘南台)まで乗るはめになり、湘南台駅からは1時間に2本出ている無料送迎バスが出ているのでそいつに乗っていざ館へ。




    来てみると、すごくきれいな館内。
    いすゞの歴史だけじゃなく、クルマができるまでの行程をデザインスケッチ段階から製造、部品調達、検査までけっこうわかりやすく展示していたり、色々と見所が満載。



    エントランスで出迎えてくれるのは大正13年に作られた、ウーズレーCP型トラック。
    いすゞ自動車の前身、東京石川島造船所がウーズレー社と提携して関東大震災の翌年に初めて国産で作ったトラック、らしい。





    自衛隊の車両。運転席の中まで観たのは初めて。


    自動車ができるまで、の展示でいいなぁと思ったのがこれ。
    そうそう、QCD大事なんですよ。いいものを安く、だけじゃなくて安定供給できるか?まで評価して初めてモノ作りなんですよ。あぁここに連れてきて1時間ぐらいこのパネル復唱させたい奴が何人か頭に浮かぶ・・・

    話を戻そう。
    もうひとつ、感心した細かいとこ。

    他社の博物館のパンフレットもちゃんと置いてあるのよ。
    こういうところ来る人なんだから、クルマ好きなんでしょ?他社さんの博物館も楽しんでね、そしてクルマそのもののファンになってねというメッセージなのかな、と。
    いやまぁ主な客層が法人だから一般客相手にそんなにガツガツしなくてもいいのかもしれないけどさ、そういう夢のないこと言わないの。
    ねぇ。
    ちなみにもひとつ余談ですが、館内スタッフの方々が非常に上品な雰囲気でした。


    歴代の名車たち。息子はやっぱりこの初代エルフが好きらしい。
    ほんと、昭和な子である。



    いやー、やっぱりかっこいいわ。
    来てよかった。


    シボレーブランドも作ってたんだな。
    日野がルノー作ってたり、やっぱりそういう時代があったのだな。

    いやなんか、月並みだけどすごくよかったわ。
    ひとつだけ欲を言えば、パリで超バブリーなロケを敢行したCMでお馴染みのジェミニが観たかった。初代はあったけど、観たかったのはCMに出てきたあれなんだよなー


    そして帰りも送迎バスに乗り(さすがいすゞ)、帰路はおとなしく乗り換え案内に従って小田急経由で帰ったのでした。

    小田急の車内にて息子
    「ほう、トヨタ博物館・・・愛知か」

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    少年は失われたYS-11に何を見るのか


    所沢航空記念公園までやってきました。
    西武線を乗り継ぎ、はるばると。まぁ息子にしてみれば、乗換回数が多いのはすなわち乗ったり見たりできる電車の種類が増えるのでそれほど苦にならないのだろうけど。

    とにかく、YS-11が展示されている所ならどこにでも行く所存、らしい。
    それにしても、YS-11のどこにそんなに惹かれるのだろう。


    C-46A輸送機、だそうだ。
    この公園、元々は1911年に日本に初めてできた飛行場、所沢飛行場の跡地に作られているだけあって、当然なんだけどとにかく飛行機推しである。
    ちなみに屋外の公園スペースには模型飛行機を飛ばせると明記されている場所があって、あぁ流石航空記念公園だなと。
    今度来ることがあったら、子供の頃作りまくった二宮康明氏デザインの紙飛行機持参してゴムカタパルトで飛ばしたい。


    屋内の記念館。
    これまた展示がすごい。


    日本で初めて動力飛行を行った、アンリ・フェルマン機の実機らしい。航空自衛隊から貸与されて展示中とのことでした。


    展示機をこの近さで鑑賞できるのはいいな。
    非常に見どころ満載でした。


    併設されているレストランはちょっとオサレ風味。
    地産地消を標榜し、埼玉の野菜と所沢牛が売りでした。いや確かにおいしかった。
    ただ注文カウンターが小さくて、注文するまでに結構時間かかるのでさくっと食べたいならお弁当持参するか、駅前のコンビニで調達した方がよいかと。
    でも料理は美味しいし、テラス席で頂けるのでこのレストランもこれはこれで良いと思います。



    これは第二次世界大戦時の戦闘機のエンジン。
    飛行機だけじゃなく、歴史的な観点の展示や航空工学の切り口での展示も結構あって、なかなか奥が深かった。

    IMG_20191216_201141.jpg
    そして、息子のミュージアムショップでの戦利品。
    最近、なかなか財布の紐を締め気味だった息子が1000円オーバーの値段もものとせず、珍しく即決で購入。
    見たことないミニチュアだなぁと思ったら、Plastic Miniatures In Toobs-In The Skyというアメリカの玩具らしい。
    息子的には、YS-11と同じくらい彼の心を鷲掴みにしている「スペースシャトル・オービター」と「コンコルド」が入っているのもポイント高かった模様。

    そして帰りも航空公園駅から、そして所沢駅で乗り換えて息子お気に入りのFライナーにも乗車して、帰宅。
    途中で西武の新しい特急、ラビューも観れたしニューレッドアローも観れたし、まぁ良かったのではないかと。


    それにしても、なぜ小学生の息子がYS-11にこんなに入れ込むのか・・・
    たしかに、基本的に古いものを好む傾向にはある。家庭用ゲーム機もSwitchには目もくれず(我が家では結局だれも使おうとしない)、いまだにGameCubeとX-Box360、それにファミコンミニとスーパーファミコンミニが現役。

    自動車の博物館もトヨタメガウェブのヒストリーカーコレクションみたいな、ピカピカのクラシックカーではなく日野オートプラザの方が食いついた。

    最近は船も好きなのだけれども、興味あるのはタイタニック号。実は氷山に衝突する前に出港前から火災で船が傷んでいたのが沈没の原因だとか、同型船が3つあり、オリンピック号はドイツのUボートに体当たりして沈没させたとか蘊蓄も豊富。

    果たして彼は、いにしえの20世紀や昭和の残り香に、何を見出しているのだろう。
    それは彼にしかわからず、そして彼は今日も多くを語らない。


    鉄道も好きなのはJRじゃなく国鉄、東京メトロよりは営団。
    東急は地方民鉄に譲渡されている車両ラブ。

    そして山手線は彼の中ではE電。

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    鉄は国家なり (鉄オタが国を支えているという意味ではない)

    とある週末、横浜のみなとみらいへ。

    我ら親子にはいかにも場違いなオサレタウンではあるものの、別に我々はオサレでハイソな休日を過ごしに来たわけではない。
    我らの目的地は

    三菱みなとみらい技術館

    そう、技術立国ニッポンのエンジンとして重工業でその成長を支え、陸・海・空そして宇宙へはばたく日本産業の雄である、三菱重工が運営する科学博物館。

    最近MRJ、いや今は三菱スペースジェットの納期が何度も延びたり、サプライヤから東レが撤退したり、あと長崎の香焼造船所を売却したり、いまいち元気のない同社ではあるものの、やはり日本で重工といえば三菱重工じゃないですか。そんな三菱重工が歩んできた様々な軌跡が紹介されております。



    まずは海。
    おぉ、しんかい6500。もっとコンパクトなのかと思ったらかなりでかいのな。


    模型でもかなりの迫力。
    やっぱりね、人がこんなでかいもの作り上げるって、本当にすごいと思うわ。
    なんか技術者っぽくない感想であれだけど。


    お次は陸。
    エネルギー・プラント事業。
    とにかく重工だけあって作るものがいちいちでかい。

    そして空。
    展示全体としては当然三菱スペースジェット推しなのだけれども、息子はここんところずっとYS-11推しでして、とにかくYSに目がない。


    全体的に、非常に見せ方が洗練されている。
    まぁ工業の歴史イコール重工の歴史だよね、って感じで決して三菱色をギラギラさせない余裕を感じさせる展示。



    人が空に抱く夢を飛行機やロケットに託し、それにまつわる色々な仕事を映し出しながらいろんな人々が(三菱重工が)夢に向かって色々なところで人々の夢を支えているんだという感じのコンセプトアニメーションを映している超大画面スクリーン。



    とにかくね、いちいちなんでもでかいんですよ。さすが三菱重工。
    でもこの作品もね、まぁとても胸熱な作りになっててさ、ともすれば日々の営みの先にあるはずの夢の実像がだんだん霞かかってくるおじさんにはじわっと来るものがあるわけですよ。

    そして珍しく息子もじーっと、熱心に映像を眺めている。
    彼にも何か、感じるものがあったのだろうか。

    「ほら、一瞬YS-11映るんだよ。ほら!ここで飛んでくる旅客機!」


    あぁ、そっちですか。
    ぶれない男だ・・・

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    通常運転に向かって

    台風19号が来る1週間前、さすがに市井の我々が翌週の大災害を予想することなどできなかった。



    週末の夕暮れ、やっと過ごしやすくなってきたなーなんて思いながら買い出しへ自転車を転がしてました。


    その夜、区内の神社ではお祭りが。
    こちらの神社、民家の狭間を縫うようにやけに長い参道が続いていて、そこに出店が並ぶ。


    狭い参道に、射的や綿菓子、焼き鳥やら何やらの屋台が賑わいを見せ、焼き鳥屋の傍らでは娘さんと思しき子供が二人で淡々とつくねを串に刺していた。


    10月って実りを祝う季節なんだよな、元々。

    さてその1週間後。


    東京は10/11、金曜の夕方あたりから雨が本降りとなり、土曜日の未明にはすでに激しい雨となっていました。
    流石に数日前からとんでもない大きさの台風だ、千葉を襲った15号よりでかいんだ、なんて警戒情報ががんがん流れまくったおかげで我々庶民もペットボトルの水を大量に買い、風呂に水を張り、停電に備えて非常食料を買い求め、スーパーやコンビニの棚から水とパンと乾電池が消えうせるというまさに戒厳令。

    我が家もまぁそれなりに準備を整え、雨音で目覚めた朝。
    なんか目に違和感が・・・

    鏡を見ると、片方の目が真っ赤。
    充血?いや違う。白目が赤く染まってるのよ。

    目は見えている。
    痛み、って程のものはない。違和感はあるけど。
    でもこれはほっといたらまずいのではないだろうか・・・と、急遽土曜の朝から診療している眼科を急いで探すのですが、これがまぁ軒並み臨時休診の嵐。
    そうだよね、鉄道や公共交通機関も土曜日の昼頃までを目途に軒並み計画運休を決めていたし、一般店舗も従業員を出社させられないって軒並み休業。病院もだった例外ではない。特に眼科とか、差し当たって命に別状なさそうな診療科は特に。

    いやこっちはそれどころではない。
    鏡の前には片目が白目、もう片目が真っ赤というおめでたいカラーリングで顔をひきつらせたおっさんが一人。

    なんとかあちこち電話かけまくり、やっと1件だけ臨時休診しそこなった医院を見つけ、カッパ着て駆け込んだ。

    結果、「結膜下出血」ということで、放っておいて大丈夫。
    安心してください。くも膜下出血じゃなくて結膜下出血です。

    いやそんなことはいってない。一応眼底も見たけど、大丈夫ですよ。
    でもね、この眼底写真見て。あなた、高血圧かコレステロール高くないですか?眼底走ってるこの血管の感じからすると、ちょっとそのあたりの数値が気になるんですけど・・・まぁ今回の結膜下出血とは関係ないけどね。

    とのこと。

    いや先生、大当たりです。
    血圧は現在治療中で、LDLコレステロールはちょっと引っ掛かり気味です。
    そういえばこんな台風の来るような日にも休まないんですね、大変だと尋ねると、いやぁ休診の届け出(?)しそこなっちゃってさぁ・・・ホームページに休むって載せたって、近所のご老人達はネットなんて観ないからねぇ。
    まぁ来るかどうかわかんないけど、昼まではやるよ、とのこと。
    ほんと、お疲れさまです。

    まぁそんなこんなで大雨の中、なんとか心配事は解消されたのでした。

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    帰り道、大半の店がシャッターを下ろしている中、店を開けておにぎり売ってたお店。
    いや大変ですね、こんな日にも店開けるなんてと尋ねると、いやこんな日でもお客さん来ますしね、うちは米屋だからおにぎり作りますよ、と。

    そうか、こんな日でもいろんな事情で休めない人がいて、そんな人たちを支えようとする人たちがいるのだな。
    そういえばこの店の近くには東京電力も東京瓦斯もある。
    そういうことなのかな。

    ちなみにおにぎりは当然のように、とても美味しかった。


    さて、翌日。
    氾濫した多摩川を小田急で渡る。
    息子がどうしても「京王れーるランドに行きたい、でも動物園線は運休しているから多摩センターまで小田急で行って、そこから多摩モノレールで行く」と。

    これでも随分水は引いた状態らしいが、それでもそこはいつもの多摩川ではなく、濁流のうねる暴れ川でした。


    そして電車を乗り継ぎ、たどり着いた京王れーるランドは「臨時休館」。
    それならそれで、今日は鉄道を楽しもうと少し遠回りして復路へ。

    そしたらさ、経由した新宿駅の百貨店で「大北海道展」をやっていて、コロッケとザンギを調達して帰宅。



    すかっと晴れわたった台風一過の翌日も夕方にさしかかり、もう10月ですもの、すっかり日が落ちるのも早くなりました。
    夕方になって不通区間を除いてなんとか通常運転まで持っていった小田急の通過電車を何本かぼーっと見ながら、今年はなんか本当に色々なことが起こるなぁと。
    仕事も一時的にちょっと大変なことになっているし、台風は2発も来るし、そして東京オリンピックはマラソンと競歩が札幌開催になるかもなんて話になっている。

    いったいなにがどうなってるんだって気にもなるけど、まぁ別に真っ黒い誰かがどうしようなんて考えて世の中が動いている訳でもなく、それでもどうしたって諸悪の根元や闇の支配者を心の底で求めてしまうのだけれども、そもそもオリンピックの競技をどこでやろうが私には関係なかった。すまん。

    多分ね、巨悪がいないと生きていけない人って自分のお父さんとの関係を乗り越えられてないんだと思うよ。
    暴言かもだけど(自信ない)。


    ニール・パート師匠が言う通り、Why does it happen? Because it happens , Roll the bones,Row the boat なんだ。
    目の前の倒木を一つずつなんとかしながら、やるべきことは通常運転を取り戻すことだ。

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    案外な夏だった


    JR錦糸町駅ホームの大江戸そば。


    JR品川駅ホームの常盤軒。
    この他にも西船橋駅の菜の花そば、下総中山駅のいろり庵きらく。
    どれもこれも、案外なのである。

    きらくに至っては昼食で立ち寄ったものの、別に不味くは無いけれども午前中をなんとか乗り切ったささやかな、本当にささやかな満足にはほど遠い案外さを受け入れる事が出来なくて、午後に訪れた海浜幕張駅にあった駅そば、そばいちに吸い込まれてしまった。

    一時間前に眺めた自動券売機と全く同じ機械。
    同じ器。
    そして同じ案外さ。それでもかき揚げのサクサクさにだけは辛うじて幸せが宿っていた。

    そりゃそうだよね、同じJR東日本の駅にあるそば屋さんだもの。名前違っても中味はそんな変わらないよね…

    どの駅だって改札を出て窮屈に畳んでいた体を伸ばして少し辺りを徘徊すれば、蕎麦屋などいくらでもあるはずなのにね。なんか駅構内の蕎麦屋を見ると入らずにいられないのです。

    そして今のところ、首都圏のJR東日本駅界隈では未だお気に入りに出会えないでいる。
    あぁそういえば五反田駅の道中そばも案外だった。

    なんなんだろう。何が違うのだろう。
    不味い訳ではないし、せいぜいワンコイン前後の駅そば、立ち食い蕎麦に心躍る美味しさを求めているわけでもない。それでも何かちょっと、いやなんか違うんだよな的な期待感と味覚が上手く調和しないモヤモヤが残って、その心持ちにぴたっとはまる言葉が伊藤礼氏の著作に出てくる表現「案外であったのだ」なのです。

    それにしても、案外かどうかの違いが自分の中でいまいち見いだせていない。

    例えばJR北海道 新札幌駅にある両国。
    美味い!って舌鼓を打つかというとそうでもないのだけど、ここはお気に入りなのです。また行きたくなる何かがある。
    あと札幌駅のホームにある立ち食い蕎麦。冬に氷点下の中で食べる熱い蕎麦が美味しくない訳がない。まぁこれは反則か。今では仕事も変わり、中々北海道へ行く機会はないのだけれども。


    東京メトロ有楽町線、新木場駅のめとろ庵。
    ここはお気に入り。ワンカップ置いてくれれば最高なのだけれど…
    結局、案外かどうかを決めるセンターピンは未だに見つからない。

    そんなわけで、夏から新しい環境で仕事を始め、災害級の台風に襲われたりしながらあちこち這いずり回り、そんな合間に行く先々で蕎麦屋に飛び込むのがちょっとした愉しみなのです。
    その割には案外な思いをすることも多いのだけれども、それもまぁ出会いの一つかと。

    しかし我ながら珍しく、今回は案外なものばかり印象に残っている。いつもはそういうの、書かないようにしてるんだけどな。




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    とにかく暑かった夏休み


    子の夏休みが終わり、2学期がやって来ました。
    あちこち連れていったり、宿題やら自由研究やらの面倒を見ていた2号は本当にお疲れさまである。
    そして本人も、まぁ色々と挑戦できたので有意義だったのではないだろうか。

    そしてこちらはいつも通りの平常運転。週末の遊び相手は私。


    京急平和島駅の近くにある、平和の森公園。
    フィールドアスレチックは有料施設だけど、更衣室もあるし規模もでかいので納得。
    息子はフィッシャーズとかいうユーチューバーの動画でアスレチックに興味を持ったらしい。

    それにしても暑かった。



    今年はそろそろ卒業か?と思っていたらさにあらず、やはりどうしてもトミカ博には行きたい、と。
    開催期間の後半、それも平日を狙って行ったのが項を奏し、横浜会場(パシフィコ横浜)でもそんなに酷い混雑には巻き込まれなかった。
    当人は子供向けのアトラクションとかにはほとんど興味も示さず、「組み立て工場」で手に入るオリジナルのトミカ(今回はGTRを選択)、イベント限定モデルの購入がお目当て。そういう意味では息子もだんだん「大きなお友だち」の範疇になりつつあるのかと。

    いやしかし、この日も暑かった。
    帰りに崎陽軒のシュウマイを買って帰る。ちょうどこのころ某国会議員になっちゃった気持ち悪いおっさんが某タレントと出演しているテレビ局とスポンサーを糾弾&不買運動まで呼びかけていたので、ついつい買ってしまった。
    噂によると、このおかげで崎陽軒は一時的にバカ売れしすぎて大変だったとか。


    2号がおでかけの新機軸を模索している中で開拓した、九段下・北の丸公園にある「科学技術館」。
    ここが思いの外お気に召したようで、後日お父さんとまたいこう、と。


    ブロンプトンとかで使われている内装ギアの仕組み、遊星歯車機構の仕組みがやっとなんとなく理解できた。
    工学出身なのに情けない・・・

    この科学技術館、科学というより技術の側面が強くて、自動車・電力・通信・機械・製鉄・製薬etcといった業界が出展協力をしている模様。なかなか展示も面白く、ここはよかった。

    地下の食堂は綺麗だけどオムライス(数種)とカレーとソフトドリンクのみ。美味しかったけど、なんかこういう施設では必ずしも美味しくなくても良くないですか?なんか美味しさよりもっと大事なものが・・・例えば、札幌市中央図書館の地下レストランみたいな。安くて、なんかこう洗練さなどどこにもなくて、でもそれぞれが自分の知的好奇心としっかり向き合った疲労感みたいなものが伝わってくる感じの。知の野戦病院みたいな、エネルギー補給の場みたいな。

    わかります?わからないですよね。すみません。
    4階の喫茶コーナーはちょっと懐かしい、好みの雰囲気。こっちで食べればよかった。

    この日も暑かった。



    色々興味の幅は広がれど、やはり趣味のホームグラウンドは鉄道。
    いいよ。好きなだけ撮りなさい。

    もうホームに40分くらい居るけど(笑
    それにさ、暑くないの?


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    2019帰省録 おまけ

    早めの夏休みを終えてお盆は仕事に復帰していたのですが、通勤は楽だし会社にも人が少ないからいろいろ巻き込まれることもないしで最高のお盆時期でした。来年も許されるならこの時期に休もう。

    さて帰省した時の話、おまけ。
    帰省すると、息子がとにかくリサイクルショップ巡りをしたがる。
    いままではお目当てはミニカーだったりプラレールだったりしたのだけれども、ここんところは専らこいつ目当てである。

    そう、平成ライダーグッズ。
    それも数年前に放映された「仮面ライダードライブ」が一番のお気に入り。

    ちなみにこれが放送されていた時には彼は烈車戦隊トッキュウジャーに夢中で、仮面ライダーには見向きもしなかった。ドライブに至っては「ライダーなのにバイクじゃないね」の一言とともに全く興味を示さなかった。
    まぁ戦隊シリーズと仮面ライダーの両方にハマってしまうと親としては大変なことになってしまうのでそれはそれでよかったのだけれども、それにしてもそこから数年経って何故に・・・

    変身ベルトに取り付けるアタッチメント(仮面ライダードライブでは「シフトカー」というらしい)、これがまぁ何種類も登場してくるわけで、これをリサイクルショップやフリマを巡ってコツコツと集めているわけです。


    その他の玩具も、流石に5年近く前に放映されたものなのでそこそこ安く手に入れられる。
    とはいえ大きなものは2,000~3,000円以上するものもあるので、彼は小遣いを無駄遣いすることが本当に減った。
    ガチャガチャとかやらなくなったもんな。



    その一方で、誕生日には祖父・祖母あたりにおねだりして最新作(8月で終わったのでもう前作だけど)の変身ベルトも新品でゲットしたものの、なぜかこいつのグッズにはあんまり興味を示さない。
    中古市場に商品が流れてくるのを待っているのか、それとも思ったほど出来が良くなかったのか。

    それにしても、小学校高学年に差し掛かっていきなりライダーか・・・と最初は当惑してしまったけれど、いざ一緒にリサイクルショップとか行くと、仮面ライダーシリーズのファン層って意外と幅広いのな。
    流石に子供向けのライダーベルトはおそらく身長150cmくらいが装着できる限界だろうけど(息子はサイズギリギリだったので外遊びしまくってダイエットし、なんとか装着できるようになったww)、ちゃんと大人向けのライダーベルトとかも売ってるのな。
    ちなみに息子もこれらのおもちゃでライダーごっことか変身ごっこをするわけでもなく、純粋にギミックや造形を楽しんでいるらしい。

    鉄道や車への興味が無くなったわけではなく、相変わらずゴジラも好んではいるものの、子供の興味の幅の広がり方って不思議だわ、ほんとに。
    とりあえず、息子がハマったのが仮面ライダーの中でもバイクに乗らない「ドライブ」でよかった。
    もしこれがバイクに乗っているヒーローだったら、自分の自転車をライダーのバイクにする!とか言い出しかねない。

    ねぇ。それは勘弁。

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    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback
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