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    softtail.log | 自転車でのポタリング日記と自転車話+α

    コロナ禍の景色


    いやぁ思った以上に厳しいことになっているよ新型コロナ。
    なんか専門家とメディアと政治と行政がお互いに反目して、色々と対応がギクシャクしてる。
    まぁそれでも行政はなんとかみんなからギャーギャー言われてもじっと堪えて、なんとか医療リソースを死者増やさない方に割振ってギリ持ちこたえてる感じか。本当に頭が下がる。

    相変わらず検査ー検査ーって騒ぐムキも多いけど(さすがに3月上旬を過ぎて少し落ち着いてきたが)、そもそも検査キャパは有限かつあんまり精度が期待できない。そんな限られた資源をどう有効に使うかって話なわけで、発症者とその周りを重点的に検査しまくらないと広がり止められないし、有効な治療法も見つからない。それがベストじゃないかもしれないけどもっともマシな手だと思う。
    それに全数検査必死にやった国は医療リソース使い切って死者を増やしてるじゃないか。

    日本だってまだ予断は許さないし、学校休校措置とか本当に有効だったのか分かんないけれど、今は重症感染者と死者を増やさない安全措置と、市民の無用な混乱を抑え込む安心施策のバランスが問われる局面なのでしょう。

    そう、安全と安心は全く別。安全はロジックだけど、安心は印象。
    安全を軽んじれば死人が増えるし、安心を軽んじればトイレットペーパーが市中から消える。
    どちらも満たせるほどのヒトモノカネをこの国はもう持ち合わせていなのだから、ギリギリのバランス取っていくしかない。
    どっちも完璧に満たせ?そんな有能なリーダーが我々の中から登場するわけないじゃないですか。鏡見ろ。

    希望者みんな検査せず、重症者にリソース割り振ってるのは今取りうる精一杯の安全措置。でも安心を確保するには別の取り組みが必要で、全校休校措置はむしろ派手にやった方が安心に繫がるだろうと踏んで政治判断したんだろう。でも安心には上手く繫がらなかったみたいね。
    個人的にも全国でやる必要はないだろうとも思ったけど、学校休校に引きずられて大人の往来も減るし、通勤時間帯も混雑減ってるし、間接的には安全措置にもなったんだろうなとは思う。
    でもこの評価は今後の結果次第だ。全てにおいて間違いない手を打つことは難しい。

    以上、現時点での振り返り、おしまい。


    まぁ屋外は低リスクでしょ。
    休みの日に買い出し行くくらいよかろう。
    それにしてもさ、相変わらずうちの界隈ではトイレットペーパーがひどく品薄。
    マスクなんてもう全くお目にかからない。

    マスクねぇ。
    今年はちょっと早めに花粉症の薬飲み始めたおかげで、本当に幸いなことにほとんど症状が出なかった。
    おかげでほとんどマスクのお世話にならなくて済んでいる。外で咳とかくしゃみとか止まらないと、さすがにマスク無いと迷惑だしな。


    飲食店とかも客が来なくて困っているらしい、なんて話を聞いたので普段行かない街中華とか行ってみた。
    いやまぁ、味も客足も普通だった。




    時差出勤とか、サテライトオフィスでの勤務とか、在宅勤務とか。
    働く時間も場所も結構フレキシブルにせざるを得ず、なんかあちらこちらへフラフラすることが増えた。となるとやっぱり昼は立ち食いそばである。
    何でもいいけどさ、この春菊天、円形じゃなくて麺に触れてる下面1/5くらい平らなのよ。ケチくせぇぞ、めとろ庵ww

    そうだ。
    悪いことばかりでもない。
    通勤電車が結構混雑緩和されて今までよりは過ごしやすくなったので、良い機会だしちょっと通勤時間を使って資格取得試験の勉強を頑張ってみた。なんかTwitterで他人への怒りや悪口読むことに自分の時間を捧げるの馬鹿らしくなったし。
    おかしいなぁ、自分で良かれと思って構築しているはずのタイムラインなのに。

    それはともかく、約1ヶ月で複数の技能系の能力認定試験にトライ。頑張った。合格して会社からの報奨金も貰えてちょっと心と懐も潤った。やはり豊かな人生には多少の諭吉が必要だ。諭吉は時間を裏切らない。時間も決して諭吉を裏切らない。
    でもなんつーかさ、試験って知識や技能の結果というより、問題文のパターンから適切な解答を導き出す「ゲーム」だよな正直。


    試験を受けに来た武蔵小杉駅の味奈登庵。神奈川ローカルの蕎麦チェーン店らしい。


    結構量もしっかりあって、蕎麦も美味しかった。
    武蔵小杉、なんか東急線の高架下にいい感じの飲み屋もあったり、おまけに溝の口を支配する「たまい」もあったりして、なかなか良い街じゃないか。



    まぁそんな感じで日々過ごしております。
    今は耐えながら備える日々だな。
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    Category : 日々の諸々
    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

    旅立つ踊り子に一目だけでも


    そんなこんなで185系を羨望の眼差しで眺めてから2週間ほど経ったとある平日、我々は東伊豆の熱川温泉に来ておりました。
    息子の振り替え休日と私の休暇取得タイミング、そして踊り子号に乗車できる沿線上でたまたまお手頃なホテルが見つかったという奇跡の三重奏。さらに踊り子号、そしてスーパービュー踊り子号も3月に後継車両が登場して引退するらしいじゃないですか。もうこれは何かの縁だと思ってアクセル踏むしかないよね・・・ということで急遽、家族三人の温泉旅行がスタートしたのでした。
    いやぁ我ながらこの瞬発力とプランニング力、仕事に活かせていたら今頃家中の自転車がデローザとブロンプトンになっていたんじゃないだろうか。


    とりあえず往路はスーパービュー踊り子。
    さすがにギリギリでの予約だったこともあり、海側の席(A,B列)はすべて満席。残念。でも窓が大きくて、とても快適でした。
    この車両も引退するのか。特に思い入れがある訳じゃないのですが、こんな機会でもなければ乗ることなかったんだよな、きっと。

    そしてたどりついた伊豆熱川駅。
    何せ思い付きでここまで来てしまった旅ゆえ観光スポットのリサーチもロクにできなかったのですが、とりあえず熱川と言えばここらしい。

    ワニ。
    植物園とワニとレッサーパンダとその他諸々で有名な「熱川バナナワニ園」へ。
    いやぁ本物のワニ、でかくて怖ぇ。




    なんか動物園的なところに来るのも久しぶりだ。
    これはこれでよいな。
    あと写真は無いのだけど、ドクターフィッシュの水槽があって手を突っ込んだら魚たちが群がってきて手の角質層をパクついてくれるという体験ができた。

    そんな感じで一応観光っぽいことをして、ホテルへ。


    今回のホテル、結構お手軽価格だったのであまり期待はしていなかったのだけれども、お値段を考えれば全然アリだ。
    運よく露天風呂付きの部屋が取れて、これがまぁ小さいけどとても景色が素晴らしい。
    遠くに伊豆大島を望むオーシャンビューで、部屋付きの風呂だから誰に気兼ねすることもない。
    まぁ普通のホテルの部屋のベランダに露天風呂がついている感じなので、女性はちょっと勇気がいるかもしれないけど・・・

    息子もコーラとタブレット端末を持ち込んで、お気に入りの動画を鑑賞しながら開放的な露天風呂を超満喫。
    楽しそうだなおい。
    ちなみに上の写真は早朝、朝風呂にて。
    普段朝風呂なんて入ること絶対に無いのに、よっぽど気に入ったんだな息子。


    夜の景色。
    上ってきた月が海面に一筋の道を照らし出す。
    あぁなんかさ、こういう圧倒的な光景が信仰というものを作り出したのかもしれないなぁなんて、露天風呂に浸かりながらぼんやり考えながら、なんでデジカメ持ってこなかったんだろう。
    無念。

    そして翌日。
    まっすぐもうちょっと観光的なことしようと、イチゴ狩りへ。

    気温は東京とそんなに変わらないのだけれど、なんか伊豆はもう春の雰囲気。
    そしておそらく半年分くらいのイチゴを食べたような気にもなったけど、冷静に考えたらイチゴなんて一度にそうたくさんは食べられない。あぁでも甘くて美味しかった。


    そして駅前の蕎麦屋さん、ますみ食堂で昼食。
    なんかね、ホテルのバイキングでもたらふく食ってるし昼食前にイチゴも食いまくってしまったので昼食はもうそんなに頑張らなくてよいかな、と駅前の食堂に入ったのだけれど、この蕎麦は歯応え喉ごし共に私の好みにぴったりで美味しかった。
    息子が注文したカツ丼も、タレ甘めの「正統派・蕎麦屋のカツ丼」で旨かった。
    でも、珍しく控えめにもりそばをチョイスした(誰よりもイチゴを食い過ぎたせいだ)2号氏はつゆが冷たすぎてこの季節に食すにはいまいちだった、と。

    味の好みはつくづく、ひとそれぞれなんだな。



    そのあと、指定席を取った踊り子号をホームで40分ほど待つ間に息子は通りすぎていく伊豆急行を満喫。
    つーかその時間を確保するためにちょっと遅めの列車を予約したのですが。


    そして息子待望の185系踊り子号に乗車。
    おそらく乗車するのは最後のチャンスだろうということでグリーン車を奮発。

    まぁあれだ。普通車よりちょっと足元が広いくらいなんですけどね。
    それにしても、内装はほんと懐かしい昭和テイスト。というか昭和の車両だからね。

    そういえば熱川温泉という観光地自体も、なんか寂れ具合がとても趣深かった。
    なんか伊豆っていう地名のブランドの印象からもっと栄えているのかと思っていけど、どうも町自体もそういう感じを追いかけている訳でもないようで、小さいけどディープな観光地というポジションを作りたいのかなと。


    そんなわけで、一足お先の春と去り行く昭和を堪能した2月の連休でした。

    それにしても、コロナウィルスのせいですかね。
    観光客、本当に少なかった。

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    辻堂の小さなタイムカプセル


    せめてトップ写真だけでも自転車っぽく(笑)。

    息子と辻堂にある、辻堂海浜公園にある交通公園&交通展示館へ。
    なんかね、東京近郊にある交通系の博物館はもうほとんど制覇している気がする。
    それにしても、さすがに辻堂は遠い・・・もう小旅行気分である。


    レールの上を走る、スカイサイクル。
    え?ここまで来ておきながら、眺めるだけで乗らないの?

    なぜなら、彼の本当の目的はこれ。

    小田急2600系、だそうだ。
    すごいな、この一両を観るためにここまで来るんだ。


    資料館の中。
    それほど大きな館ではないのだけれども、けっこう色々展示されている。
    中にはミニ四駆のレンタルサーキットもあったりして、なんか時代を感じさせる。


    どういう由来があるのかは分からないけれど、いわゆるダルマ自転車。
    まだ動力を「別の軸」に使える「リングで連結されたチェーン」が発明される遥か前のものなので、前輪を直接クランクとペダルで駆動しなくちゃならない。それで走行性能を上げようとするとどうしても駆動輪である前輪を大きくしなくちゃならない。
    まぁそうなると安定性も損なわれるし、ブレーキもろくに効かなかっただろう。つけられたアダ名が「未亡人製造機」ってのもやむなしか。

    未来の海の乗り物。
    なんかこの展示がここの持ち味を端的に表している気がするのです。
    かつての子供向け博物館や雑誌とかって、未来はこうなる的なイメージをよく示してたじゃないですか。そしてここは何十年か前に子供たちに向けて示した過去と未来がそのまま保存されているのです。

    残念ながら、いや残念なのかどうかはおいといて、人類の科学技術はかつて夢見たのとはちょっと違う方向に発達している。
    そして、なんか気のせいかもしれないけれど、我々は豊かになってきた一方で、科学技術は我々が夢見たスピードでは発達していないような気もする。
    だってさ、ドローンなんて我々が子供の頃のイメージだと21世紀にはもうすでに自動車にとって変わってもおかしくないくらい発達してる感じじゃなかったですか?
    でも実際にはマルチヘリの自律制御や画像認識を利用したターゲットのトラッキングなんて民生レベルで使えるようになってきたのはつい最近じゃないですか。これって、世の中が科学や技術にあんまり興味やお金を注がなくなったからなんじゃないかと・・・分野は違えど技術の世界で飯を食ってきた人間としては、そんなことをよく思い知らされることが多いのです。
    そんな中、まだ科学技術に夢があった時代の遺跡というかタイムカプセルみたいなこういう処にくるとね、なんとも趣深い。




    さ、気を取り直して。
    せっかく辻堂駅まできたのだから、駅そばである。
    なにか間違っているかもしれないが、新しい駅に訪れたらそこの蕎麦を食べるのだ。
    息子は蕎麦好きじゃないのでここでいつもせめぎ合いが起こるのだけれど、今回はなんとか押しきった。

    神奈川のJR駅そばは「濱そば」らしい。
    まぁいわゆるJR東日本配下の日本レストランフーズ系列の店なので、そうそう他の店とは変わらないだろう・・・と思っていたのですが、思ったほどそうでもなかった。

    別エントリでも書いたのですが、神奈川の駅そばは汁が甘めなのな。

    そして息子が食べた唐揚げうどん。
    から揚げがでかい。これなら息子も満腹である。


    帰りはちょっと贅沢してグリーン車。
    普通列車のグリーン車っていいじゃないですか。ちょっと旅行気分味わえて。


    東海道線であるからして、踊り子号をよく見かける。
    息子氏、スーパービュー踊り子号も好きだがそれよりもこちら、国鉄時代からの生き残りである185系が大のお気に入り。
    本当にこの車両が大好きで、おでかけしたときにこの車両が撮影できるともうご満悦。

    息子「そういえばさ、2月って学校の振り替え休日の関係で連休になるんだよね・・・どこ行く?」

    えぇっ?
    それ何の振りですか?

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    駅と蕎麦の日々


    出先や乗換駅に駅そばがあれば、極力食べてみる。
    案外であったと肩をすくめることも無くはない。無くはないのだけれども、まぁそれはそれで良いのです。
    美味い蕎麦を食べたいのなら、ちゃんとした蕎麦屋さん行けばよいのです。じゃあ駅そばの良し悪しってなんなんですかって話なのですが、そこがまだなんか捉えどころないんですよね。
    果たして、今日も駅そばへ。


    色々な駅で食べ比べ始めてみると、ちょっとずつだけど見えてくることもある。
    これはたしかJR南船橋駅のいろり庵きらく(多分)で一時期出していた、紅生姜のかき揚げ蕎麦。
    JR東日本の駅蕎麦は何種類かあるけれど、経営母体はほぼ一緒。券売機もメニューも似通っているので、味だってどこで食べても一緒だろうと思っていたけれど、意外とそうでもない・・・という小さな発見。
    ここは紅生姜入りのかき揚げがすごく美味しかったんだよな。


    これはJR海浜幕張駅の「そばいち」だったか。
    これまた発見なのだけれど、冷たい蕎麦が美味しい店が必ずしも温かい蕎麦も美味しい訳ではない。
    なんなんでしょうねこれ。駅そばという、限られたコストを麺と汁、どちらに配分するかってことなんだろうか。

    ということは要するに、ひとつの店でも冷・温両方試してみないといけないということだ。


    処変わって小田急沿線、成城学園前駅の箱根そば。
    ここはけっこう美味しかった。

    駅そばって、生麺だったり茹で置き麺だったり色々なんですが、正直両者の違いはよく分からない。
    巷には立ち食い蕎麦のガイドブックみたいなものも売っていて、そういうのを読むと生麺だとか茹で置き麺だとか事前情報としてはわかる。でもねーそれこそ嵯峨谷の十割蕎麦くらいならおぉすげー美味いってなるんですけど、まぁ自分の中では生麺かどうかはあんまり関係ない。
    でもそう考えると、押し出し製麺機を店に配置して十割の生蕎麦を立ち食い価格で提供する嵯峨谷ってやはりすごい。でも恐らくだけど、駅そばの店舗面積だと嵯峨谷スタイルではペイしないんだろうな。
    その辺りの投資案配が駅そばの妙なのかもしれない。

    あとね、店に蕎麦湯を置いてる店は恐らく生麺を茹でているんだろうけどさ、蕎麦湯があるからって必ずしも蕎麦が美味しいとも限らない。


    市川駅の改札をでて、駅ビルの中にある「鈴家」。
    とにかくげそ天がでかい。そして汁は薄口醤油の関西風。でもってでかいげそ天のおかげで食べ進めていくと、旨味が汁に染み出してくる。いやほんと美味いのよ。


    汁の変わり種と言えば、辻堂の濱そば。神奈川って蕎麦の汁が甘めなのが標準、とか。これはこれで悪くない。
    あとここの唐揚げそば(うどん)の唐揚げがでかいのな。唐揚げ大好きな息子が食いきれなかった位。


    そしてここまで駅そばを並べ立てて置きながら、大手のゆで太郎や富士そばが出てこないんです。
    ゆで太郎は意外と駅近に無いんですよね。ひょっとするとそれは嵯峨谷とかと同じ理由?そして富士そば。実はあんまり好きじゃなかったんですが、最近こいつにドはまりしてしまい、むしろ行く先々で富士そばを探してしまう程に。


    肉骨茶(バクテー)蕎麦
    胡椒とニンニクが効いたスープが堪らない。160円足すと肉増量出来て、これは必ず増量すべし。

    もうね、これが好きすぎて今までめちゃくちゃアウェイ感満載だった品川への出張が楽しみになったくらい(品川という街が悪いわけではないのだけど)。

    販売店舗が限られているので、常に外出前には
    https://fujisoba.co.jp/news/entry/entry001466.html
    をチェックしている。
    それくらい好き。

    まぁキワモノメニュー故いつまでメニューに載っているか分からないので、きっと飽きるまで富士そばではこいつを食べ続けるんだろうな。

    そんなわけで、昔ほどではないながらも流浪の日々、駅そばを探す日々は続きそうです。
    なんか、そういう性分なんですねきっと。
    デスクに座っていられないというか。






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    2019-2020帰省録 後編


    なんか間が空いてしまいました。新年早々、色々ありまして。
    ということで帰省話の後編。

    今となってはもうそこそこ雪も積もり始めたようですが、年末年始の札幌は本当に雪がなかった。
    帰省中に雪かきしなかったのは初めてじゃないだろうか。


    今回一番ショックだったこと。
    札幌での密かな楽しみのひとつ、極楽湯併設の食事処、ゆうゆう亭のそばがリニューアルされていた。
    かつては幌加内(ほろかない)産の蕎麦粉使用をうたい、ちょっと細めで蕎麦の香り高く、歯応えのよい麺が本当に美味しかった・・・なんか何度もこのブログで書いているような気もしますが、本当に美味しかったのです。

    それがいつのまにか、「信州そば」にリニューアルされてしまっていた。
    いや不味くはないのですが、この食事処に、いやあえて言おう、極楽湯弥生会館店に来る理由はあの蕎麦だったのです。
    それが失われてしまった。
    あの蕎麦がもう帰ってくることはない(たぶん)。

    思えば極楽湯に来はじめたきっかけは息子だった。
    まだ札幌勤務だった頃、息子が学校のイベント?でこの温泉に来て気に入り、後日我々を連れてきたのだった。
    そこでここの蕎麦に出会い、その美味さに魅了され、それからここに通うことになる。
    それまでは別のスパ銭ばかり行っていたのが、すっかり極楽湯党となってしまった。ポイントカードのポイントもずいぶん溜まり、何度も無料で入浴させていただいた。

    それから東京へ転勤したのに札幌に通う生活が始まり、それまで「ホーム」だった札幌が「アウェイ」になった。仕事の内容も随分変わり、これまで仲間だった人たちと利害がぶつかる状況も所々で発生したり、色々と慣れない状況に試行錯誤している中、札幌生活のしばし止まり木として本当によくここに通わせていただいた。

    まぁ何事も、時を経て変わっていくよね。



    札幌中心部の街並みも、ここ数年でけっこう変化しつつある。
    ビルの老朽化やら、北海道新幹線の札幌延伸やら、そしてひょっとすると2030冬季オリンピックを見据えたりもしているのでしょうか。



    そして東京に帰る日。
    かつて札幌に通いまくったお陰で入れるようになったプレミアラウンジも、そろそろお別れです。
    もうあんなペースで搭乗することもないし、ステータス会員のステータスも近いうちにランクダウンする。

    本当に今更ですが、昨年の転勤によって自分は新天地へ赴いたのだなぁ、と実感。
    家も東京で元々住んでいたところから変わらないし、表面上は通勤時間長くなったなーくらいの変化なのだけれども、やっぱり離れた場所がこうやって変わっていくのを目の当たりにすると、改めて思うこともある。



    今年の東京はオリンピック関連で、生活も仕事も色々なことがあるのだろうな。
    おまけにマラソンが札幌開催になっちゃったもんだから、今年の夏の帰省は時期を選ばないと面倒なことになりそうです。

    特に抱負や目標はないのだけれども、改めて、今この場が新天地なのだと気を引き締めようと思います。

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    Posted by ゆげ1号 on  | 0 comments  0 trackback

    どこまでも どこまでも


    はーしれ はしれ~ いすゞのトラック~
    ということで湘南台の「いすゞプラザ」へ。
    この日(土曜日)は体調が悪かったのだけれど、この館は日曜休館で平日は予約オンリーという難易度設定のため、どうしても土曜日にいくしかない。
    マスクをして、コンビニで栄養ドリンク一気飲みして、うっかり息子の策略にはまって横浜市営地下鉄で向かったら路線の端から端(あざみ野から湘南台)まで乗るはめになり、湘南台駅からは1時間に2本出ている無料送迎バスが出ているのでそいつに乗っていざ館へ。




    来てみると、すごくきれいな館内。
    いすゞの歴史だけじゃなく、クルマができるまでの行程をデザインスケッチ段階から製造、部品調達、検査までけっこうわかりやすく展示していたり、色々と見所が満載。



    エントランスで出迎えてくれるのは大正13年に作られた、ウーズレーCP型トラック。
    いすゞ自動車の前身、東京石川島造船所がウーズレー社と提携して関東大震災の翌年に初めて国産で作ったトラック、らしい。





    自衛隊の車両。運転席の中まで観たのは初めて。


    自動車ができるまで、の展示でいいなぁと思ったのがこれ。
    そうそう、QCD大事なんですよ。いいものを安く、だけじゃなくて安定供給できるか?まで評価して初めてモノ作りなんですよ。あぁここに連れてきて1時間ぐらいこのパネル復唱させたい奴が何人か頭に浮かぶ・・・

    話を戻そう。
    もうひとつ、感心した細かいとこ。

    他社の博物館のパンフレットもちゃんと置いてあるのよ。
    こういうところ来る人なんだから、クルマ好きなんでしょ?他社さんの博物館も楽しんでね、そしてクルマそのもののファンになってねというメッセージなのかな、と。
    いやまぁ主な客層が法人だから一般客相手にそんなにガツガツしなくてもいいのかもしれないけどさ、そういう夢のないこと言わないの。
    ねぇ。
    ちなみにもひとつ余談ですが、館内スタッフの方々が非常に上品な雰囲気でした。


    歴代の名車たち。息子はやっぱりこの初代エルフが好きらしい。
    ほんと、昭和な子である。



    いやー、やっぱりかっこいいわ。
    来てよかった。


    シボレーブランドも作ってたんだな。
    日野がルノー作ってたり、やっぱりそういう時代があったのだな。

    いやなんか、月並みだけどすごくよかったわ。
    ひとつだけ欲を言えば、パリで超バブリーなロケを敢行したCMでお馴染みのジェミニが観たかった。初代はあったけど、観たかったのはCMに出てきたあれなんだよなー


    そして帰りも送迎バスに乗り(さすがいすゞ)、帰路はおとなしく乗り換え案内に従って小田急経由で帰ったのでした。

    小田急の車内にて息子
    「ほう、トヨタ博物館・・・愛知か」

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    少年は失われたYS-11に何を見るのか


    所沢航空記念公園までやってきました。
    西武線を乗り継ぎ、はるばると。まぁ息子にしてみれば、乗換回数が多いのはすなわち乗ったり見たりできる電車の種類が増えるのでそれほど苦にならないのだろうけど。

    とにかく、YS-11が展示されている所ならどこにでも行く所存、らしい。
    それにしても、YS-11のどこにそんなに惹かれるのだろう。


    C-46A輸送機、だそうだ。
    この公園、元々は1911年に日本に初めてできた飛行場、所沢飛行場の跡地に作られているだけあって、当然なんだけどとにかく飛行機推しである。
    ちなみに屋外の公園スペースには模型飛行機を飛ばせると明記されている場所があって、あぁ流石航空記念公園だなと。
    今度来ることがあったら、子供の頃作りまくった二宮康明氏デザインの紙飛行機持参してゴムカタパルトで飛ばしたい。


    屋内の記念館。
    これまた展示がすごい。


    日本で初めて動力飛行を行った、アンリ・フェルマン機の実機らしい。航空自衛隊から貸与されて展示中とのことでした。


    展示機をこの近さで鑑賞できるのはいいな。
    非常に見どころ満載でした。


    併設されているレストランはちょっとオサレ風味。
    地産地消を標榜し、埼玉の野菜と所沢牛が売りでした。いや確かにおいしかった。
    ただ注文カウンターが小さくて、注文するまでに結構時間かかるのでさくっと食べたいならお弁当持参するか、駅前のコンビニで調達した方がよいかと。
    でも料理は美味しいし、テラス席で頂けるのでこのレストランもこれはこれで良いと思います。



    これは第二次世界大戦時の戦闘機のエンジン。
    飛行機だけじゃなく、歴史的な観点の展示や航空工学の切り口での展示も結構あって、なかなか奥が深かった。

    IMG_20191216_201141.jpg
    そして、息子のミュージアムショップでの戦利品。
    最近、なかなか財布の紐を締め気味だった息子が1000円オーバーの値段もものとせず、珍しく即決で購入。
    見たことないミニチュアだなぁと思ったら、Plastic Miniatures In Toobs-In The Skyというアメリカの玩具らしい。
    息子的には、YS-11と同じくらい彼の心を鷲掴みにしている「スペースシャトル・オービター」と「コンコルド」が入っているのもポイント高かった模様。

    そして帰りも航空公園駅から、そして所沢駅で乗り換えて息子お気に入りのFライナーにも乗車して、帰宅。
    途中で西武の新しい特急、ラビューも観れたしニューレッドアローも観れたし、まぁ良かったのではないかと。


    それにしても、なぜ小学生の息子がYS-11にこんなに入れ込むのか・・・
    たしかに、基本的に古いものを好む傾向にはある。家庭用ゲーム機もSwitchには目もくれず(我が家では結局だれも使おうとしない)、いまだにGameCubeとX-Box360、それにファミコンミニとスーパーファミコンミニが現役。

    自動車の博物館もトヨタメガウェブのヒストリーカーコレクションみたいな、ピカピカのクラシックカーではなく日野オートプラザの方が食いついた。

    最近は船も好きなのだけれども、興味あるのはタイタニック号。実は氷山に衝突する前に出港前から火災で船が傷んでいたのが沈没の原因だとか、同型船が3つあり、オリンピック号はドイツのUボートに体当たりして沈没させたとか蘊蓄も豊富。

    果たして彼は、いにしえの20世紀や昭和の残り香に、何を見出しているのだろう。
    それは彼にしかわからず、そして彼は今日も多くを語らない。


    鉄道も好きなのはJRじゃなく国鉄、東京メトロよりは営団。
    東急は地方民鉄に譲渡されている車両ラブ。

    そして山手線は彼の中ではE電。

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    鉄は国家なり (鉄オタが国を支えているという意味ではない)

    とある週末、横浜のみなとみらいへ。

    我ら親子にはいかにも場違いなオサレタウンではあるものの、別に我々はオサレでハイソな休日を過ごしに来たわけではない。
    我らの目的地は

    三菱みなとみらい技術館

    そう、技術立国ニッポンのエンジンとして重工業でその成長を支え、陸・海・空そして宇宙へはばたく日本産業の雄である、三菱重工が運営する科学博物館。

    最近MRJ、いや今は三菱スペースジェットの納期が何度も延びたり、サプライヤから東レが撤退したり、あと長崎の香焼造船所を売却したり、いまいち元気のない同社ではあるものの、やはり日本で重工といえば三菱重工じゃないですか。そんな三菱重工が歩んできた様々な軌跡が紹介されております。



    まずは海。
    おぉ、しんかい6500。もっとコンパクトなのかと思ったらかなりでかいのな。


    模型でもかなりの迫力。
    やっぱりね、人がこんなでかいもの作り上げるって、本当にすごいと思うわ。
    なんか技術者っぽくない感想であれだけど。


    お次は陸。
    エネルギー・プラント事業。
    とにかく重工だけあって作るものがいちいちでかい。

    そして空。
    展示全体としては当然三菱スペースジェット推しなのだけれども、息子はここんところずっとYS-11推しでして、とにかくYSに目がない。


    全体的に、非常に見せ方が洗練されている。
    まぁ工業の歴史イコール重工の歴史だよね、って感じで決して三菱色をギラギラさせない余裕を感じさせる展示。



    人が空に抱く夢を飛行機やロケットに託し、それにまつわる色々な仕事を映し出しながらいろんな人々が(三菱重工が)夢に向かって色々なところで人々の夢を支えているんだという感じのコンセプトアニメーションを映している超大画面スクリーン。



    とにかくね、いちいちなんでもでかいんですよ。さすが三菱重工。
    でもこの作品もね、まぁとても胸熱な作りになっててさ、ともすれば日々の営みの先にあるはずの夢の実像がだんだん霞かかってくるおじさんにはじわっと来るものがあるわけですよ。

    そして珍しく息子もじーっと、熱心に映像を眺めている。
    彼にも何か、感じるものがあったのだろうか。

    「ほら、一瞬YS-11映るんだよ。ほら!ここで飛んでくる旅客機!」


    あぁ、そっちですか。
    ぶれない男だ・・・

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